らしくない日の話

始めての面接を終えて、踏み出せ1歩という事で2回目の面接を受けた10月

次に受けたのは、時計の販売店でした。

「土日祝の休みでこだわると、範囲は狭くなるから何かこだわりを捨てなさい」
ハローワークの人に言われ、ハローワークの人がこれはどう?と出してくれた求人が時計の販売店でした。

「販売、受付は前職の仕事を活かせると思うけど、その前にさ時計は好き?」
もう考えられない私が、受けてみると選んだけど
正直興味がない…

「好きか嫌いかで言うと好き。興味があるかないかで言われると興味がありません」

いつも時計を右手首につけていたけど、それは前に働いていた病院の奥さんにもらったプレゼントで
こんな私の為に選んでくれた

これをつけて色んな事頑張りたいっていうお守りみたいなものだったから好きでつけているんだと全く考えた事なかった。

とりあえず踏み出せ1歩で
書類を出してみて
そしたらすぐに面接が決まって
ありがたい事なんだけど、まだ前の振られた整骨院の事を考えてる自分がいて

もう恋なんてしないなんて言わないよ、絶対〜
こんなに長引くなんて、なんか私らしくない。

面接日に面接場所に1時間早くついちゃって
興味ないのに、緊張で待てない私。私らしくない。

そのまま面接スタート
『えらい早くきたね〜なんで?緊張して待てなかった?』
「はい〜緊張しちゃって時間つぶそうと思ったのですがつぶせなくて。すみません」

『いいよ、いいよ!そしたら面接始めようか!うちを選んだ志望動機は?』

「前職ではこういう事をしたおり、こんな事に力を入れてきてこんな事を大切にしておりました。貴社の何年の歴史があり、機能性だけではなく、どんなシチュエーションでも使えるバリエーション豊かな商品に魅力を感じました。そんな所でこんな販売員になりたいと思いました。」

言っただけで心臓バクバク。エネルギーゼロ
そんな私を見てか

『固いよ固いよ固いよ〜まずは深呼吸して。こういうお客さんと接する仕事はさ1人1人違うんだからさいちいち緊張していたら体も持たないし緊張がお客さんに伝わっちゃうからリラックスして話して』

その言葉を聞いて、深呼吸したらなぜかものすごく楽になって
面接だけど、リラックスして話していいんだと思い気づいたらペラペラ話して面接が終わってました（笑）

面接だけど、面接らしくない
固かった私がリラックスして話してる私らしくない
まるで会話しているような面接でした。

これが接客する所の面接方法なのかな?
そしたら、私次からリラックスして受けたらいいんだ!
そう学ばせて頂いた日になりました。