振り返り、行い、自由になる　　　　　～火雷噬嗑～

おはようございます
あなた自身の対話を導くセラピスト
竹内恵美子です
森の中を一緒に散歩するように
お話したいです

週の頭に
易の卦（け）から得られる
問いかけをあげています

この文章をご覧になるのも何かのご縁

一週間あなたが自分自身や周囲と調和する　
ヒントにしていただきたいと思います

今週は『火雷噬嗑（からいぜいごう）』です

火☲の下に雷☳がある形です

上端と下端
中に陽が位置しています
上端下端の陽は
上顎と下顎
中の陽は
かみ砕かれる問題を表しています

この卦には

『校（かせ）を履いて
趾（あし）を滅（やぶ）る
咎（とが）めなし』

という言葉があります

「校（かせ）をはめることで
足に少し傷がつくが
軽い罪のうちに罰を受けることで以後
悪行を行わず罰も受けることはない」

という意味です

ここでは
問題を罪という言葉で表しています
そして
一見罪に見えないことも
罰のような苦しみを生みます

たとえば
本当は
やったほうが良いと思える
些細な行いを
立場
人の目
損得
こだわり
などから
行えないことがありませんか

それは
自然の流れをせき止める
小さな罪かもしれません

小さな罪を
大きく積もらせ
狭い牢屋にいるような
窮屈な気持ちを育てる罰を
自分に与えていないでしょうか

本当は
やったほうが良いと思える
些細な行いを
更に小さくでよいので
素朴に行いましょう

小さくとも
その経験は
少しずつ自由を生み

小さな罪の代わりに
自由を積み重ねたあなたは
気が付くと
日が昇るように
広く晴れ晴れしく
上昇していけるでしょう

何を小さく行えば小さな自由が持てますか

いつも読んでくださり
ありがとうございます

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