背負い、覚悟し、支えていく　　　　～沢風大過～

おはようございます
あなた自身の対話を導くセラピスト
竹内恵美子です
森の中を一緒に散歩するように
お話したいです

週の頭に
易の卦（け）から得られる
問いかけをあげています

この文章をご覧になるのも何かのご縁

一週間あなたが自分自身や周囲と調和する　
ヒントにしていただきたいと思います

今週は『沢風大過（たくふうたいか）』です

沢☱の下に風☴がある形です
最上と最下に陰があり
中間の４つはすべて陽です

上下の陰が
中間の陽を支えようとしてます

卦の形を
一本の材木としてみると
下端と上端が弱く
たわみやすくなっています

この卦には

『棟（むなぎ）隆（たか）きこと吉なるは
下（しも）に撓（たわ）まざればなり』

という言葉があります

「棟木が高々とそびえたち
たわむことがないと
家は傾かず吉である」

という言う意味です

棟木とは
屋根の一番高い位置にある部材です
棟木がたわまず丈夫であることで
安全な家が建ちます

棟木を
人の存在に置き換えると

不安な時
丈夫な棟木のような
頼れる存在が
近くに感じられると
嵐の中
安全な家に入ったときのように
安心することができます

あなたは何かを育てるため
自分自身も育てるために
重い責任を背負っていますか

緊張や集中が求められ
逃げ出したり
誰かに助けてもらいたくなりますが
責任をとれるのは
自分だけだということ
そして
本当は自分にはできるということも
気づいているのではないでしょうか

大変な思いを
誰も代わってはくれず
つらいときもありますが
余計なことは考えず
ただ覚悟をしましょう

覚悟をする自分自身が
あなたに力を与え
支えます
困難も
水が形を変えて流れいくように
乗り越えていけます

そして
あなたの支える力は大きくなり
丈夫な家のように
人々に安心を与え
多くのものが集まり
あなたも周囲にも
豊かさを生み出していきます

何を覚悟して自分を支えますか

いつも読んでくださり
ありがとうございます

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