見られて、見て、清く行う　 　　　～風地観～

おはようございます
あなた自身の対話を導くセラピスト
竹内恵美子です
森の中を一緒に散歩するように
お話したいです

週の頭に
易の卦（け）から得られる
問いかけをあげています

この文章をご覧になるのも何かのご縁

一週間あなたが自分自身や周囲と調和する　
ヒントにしていただきたいと思います

今週は『風地観（ふうちかん）』です

地☷の上に風☴があります　
地の上を風が吹くことで
姿が露わになる様子を表しています

この卦には

『その生を観る
君子なるときは
咎めなし』

という言葉があります

「下々のものに言動は見られている
内省ができ
君子らしくいられるならば
責められることはない」

という意味です

時々
ずるをしたり
自分に嘘をついたり
見ないふりをしたり

ちょっと待って
という自分の声に
蓋をしてしまうことはありませんか

とても疲れていたり
忙しい時は
まず作業を終わらせたくて
自分の声に蓋をしてしまいがちです

でももし
その自分の言動を
人に見られていたなら
責められるような
言動はとるでしょうか

そして
誰も見ていない時も
自分の言動を自分自身は見ています
さらにふとした時に
自分を自分自身で責めるのです

自分の立場や状況が変わり
浮かび上がる問題を考えると
上から下に
崩れていくような気持ちになっていますか

問題をよく見ると
解決する糸口と
意外な可能性があるものです

問題に対するとき
悔しさや
落胆する気持ちがあるかもしれませんが
誰に見られても
自分が見ても
清いと思える態度で
取り組んでいきましょう

その姿は
多くの人も
自分自身も見ています
公明正大な姿は
人にも
自分にも
力を与えます

そして
自分に与えた力と
多くの人に与えた力が
あなたに惹かれ
集まり
発展の道を広げる力になっていきます

どんな自分自身が
自分に力を与えますか

いつも読んでくださり
ありがとうございます

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