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脱炭素・資源循環最新ニュース(2023.10.12)

こんにちは。
今週は脱炭素・資源循環の最新取組み事例を紹介します!


1. 日経BP「第4回ESGブランド調査」

<MaaR事務局より>
①企業はESG活動に一生懸命取り組む一方で、周りからはどんなイメージを持たれているか気になりますよね。今年も日経BP様が企業のESG(環境・社会・ガバナンス)活動に対するイメージの調査結果を発表しました。4年連続でトップ10入りしている企業はもちろん凄いですが、地道に順位を上げてきている業界(エネルギーや鉄鋼)もあるのでそこに注目していきたいです。ESG活動に対する消費者の理解が徐々に深まっている可能性が高いですね。

2.EU、国境炭素税を導入。製品排出量の報告義務化=世界初

<MaaR事務局より>
②ついにEUで国境炭素税(CBAM/シーバム)の運用が始まりました。温室効果ガスを排出するとお金がかかる、という認識が世界的により一層強まりそうですね。
※国境炭素税とは、気候変動対策をしている国が、気候変動対策が不十分な国からの輸入品に対して、炭素課金を行う制度のことです。反対に、自国からの輸出に対して炭素コスト分の還付を行う場合もあります。これにより、気候変動対策の程度が異なる国同士の製品でも、コスト競争の条件を合わせることができます※

3.サステナブルになりたいレゴが、その成功を支えた「プラスチック」の環境負荷に悩まされている

<MaaR事務局より>
③非上場ながら世界でも有数の超高収益企業として知られているレゴ社(デンマーク)が、脱プラスチックの取り組みに苦戦しています。環境配慮素材を新しく開発し、既存の樹脂から切り替えるという方針でしたが、それを断念したという内容が公開されました。しかし、これまで2度の経営危機を乗り越えて大きく成長している会社ですので、この難題をどう乗り切るのか、今後の動きに注目ですね。この記事を読んで、成功事例だけでなく苦戦しているという事実も正直に開示することは、企業を応援したくなる要素の1つだなと思いました。

4.東京大学、2つの社会連携講座を開設。産学連携でサーキュラーエコノミー移行を目指す

<MaaR事務局より>
④この記事で良いなと思ったのは、単に新しい講座が増えたというわけではなく、企業も巻き込んだ産学連携の講座という点です。学生は学びを経済活動に結びつけることができますし、企業も自社にない外部資源(優秀な人材、研究設備等)を活用できるというメリットがあります。世界と比べると日本は環境について体系的に学べる機会が少ないので、こういったコンテンツが増えていくと良いですね。

5.Play fashion! ファッションがあなたも社会も輝かせる|アダストリアのサステナビリティ経営とは

<MaaR事務局より>
⑤SDGsの話になると、その廃棄量の多さや労働環境等で何かと話題にあがるアパレル業界。そんな中で、業界売上TOP10に入るアダストリア様のサステナビリティ経営が注目されています。環境に対する考え方や施策の多さについて学ぶ点がたくさんありましたが、一番印象的だったのは「ワクワク」という定性的なワードです。色々な取り組みを推進するにあたり、理論と感情の両輪が大切だなと改めて感じました。

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