ニンジャスレイヤーTRPG：FL導入シナリオ『フリーランサー・キックスタート』＆FLルール提案

フリーランサー導入シナリオ『フリーランサー・キックスタート』＆フリーランサールール提案　西犯
ver1.0.1

はじめに
このシナリオおよびルール提案は組織に属さないフリーランサーニンジャ向けです。
西犯はプラス購読していないためプラグインとの差異がある可能性があります。

フリーランサー導入シナリオ
『フリーランサー・キックスタート』

Googleスプレッドシート
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1CvoQrau76mZNQ4gkPro5hcF-NAAOxOZjb7XCGxf8bbo/edit?usp=sharing

開示するべき内容
推奨プレイ人数1～2
（2人の場合はセリフや地の文が君ではなく君達になります）
取得DKK目安 0
取得万札目安8～（一人ならほぼローン返済可能）
Wasshoi!危険性 皆無
原作に登場しないニンジャ及び組織が存在
組織に属したくないニンジャ向け導入シナリオです
作りたてのニンジャ推奨

前回までのあらすじ
ニンジャとなった君はなんとかニンジャ組織のスカウトを撒くことに成功した。
しかし、君の前に奇妙な頭を持つ胡乱なニンジャが現れた！

（持ち物やサイバネ未所持のディセンション直後を想定しています。必要があれば適当に読み替えてください。）

導入

場所は路地裏、大砲と分厚い本を組み合わせたような奇妙な頭を持つニンジャは君にアイサツした。
ヘッドカノン「ドーモ、（名前）＝サン。私はヘッドカノンです。」
アイサツを返そう。
ヘッドカノン「アー、ご心配なく。私はソウカイヤともザイバツとも違う。勿論アマクダリでもない。安心してくれたまえ。」

ヘッドカノンはPCに対して組織に所属せずに独立することを提案します。

「本題に移ろう。君は特定の強力なニンジャ組織に所属することを望んでいない訳だね？」
「そりゃ当然だろう。あんな所では実際しがらみが多い。だからこそキミはこのシナリオを行う卓にいるわけだ。」
「そ、こ、で、だ。君は独立してみてはどうかね？所謂フリーランサーだ。傭兵でもヨージンボーでも探偵でもいい。ニンジャの力を活かして大きな組織の歯車ではなくもっと自由な活動ができる。」
「とりあえずは組織から勧誘されないように私が取り計らってあげよう。」

ヘッドカノンは自分が「チャブトーク・レンゴウ」のメンバーだと言います。
独立の手助けはするが、問題を起こした場合、あまり助けてはくれないようだ。

「私はチャブトーク・レンゴウのメンバーだ。時間や並行世界に跨り、独立するニンジャの手助けをする。あくまで手助けだ。」
「基本的には仕事の斡旋。最初の頃はサイバネ手術の紹介、アジトなんかも準備してあげよう。」
「我々は君がどのような行動をしようが咎めることはしない。尻ぬぐいもしない。当然だ。独立とはそういうことだ。」
「誰かの恨みを買ったとしてもインガオホー。我々が助ける義理はない。わかるね？自力で何とかするんだ。」
「支援をする前に最初に一つだけ仕事を受けてもらう。いわゆる試験だ。ニンジャならなんてことないヤツさ。」
「ここまで理解できたかい？この話に乗るかい？」
「それなら今から必要なものを揃えよう。ア、サイバネ代とかはローンを組むことになるからね。」

ヘッドカノンは君に装束やメンポ、初期アイテム、望むならサイバネ(ローン有)を与えてくれた。

・ヘッドカノンは攻撃を全て透過します。反撃はしません。
・事前に説明しているならばまず起こらないとは思いますが、拒んだ場合はなんらかの組織に加入します。他のシナリオに移行。

ダンゴウパート

君はヘッドカノンと共に道を歩く。彼の姿は周囲の人間には奇妙に見えないようだ。（軽度のゲン・ジツ）

「さて、それでは初仕事といこうか。これをこなせば君は我々チャブトーク・レンゴウから支援を受けることができる。」
「ローンの返済も忘れてくれるなよ？アイツらはコワイぞ～？」（サイバネ等でローンがある場合）

仕事の内容は「ジャンボバイオザリガニの討伐」です。ロブスター＝サンは出ません。ごあんしんください。

「ヨロシサンの末端小規模研究施設の事故で水槽から脱走したんだそうだ。研究員は3名全員喰い殺されてしまったそうだ。」
「全部で3匹(PCが二人の場合4匹)。1匹あたり万札2枚。格安だが今回の作戦は後始末。中にあるものは持って行ってOK。めぼしい物は買い取るそうだ。」
(討伐報酬の処理はシナリオの最後に行います)
「ついでに研究施設も丸ごとくれるんだと。だから仕事が終わったらアジトとして君にあげよう。ニオイは大丈夫。掃除専門のニンジャを派遣するさ。」
「バイオザリガニの強さは大したことない。モータル…一般人よりは強いし飛び道具も持つがサイバネモータル戦闘員よりは若干弱い程度だ。」
「それじゃ、イッテラッシャイ！」

シナリオパート

ヨロシサンの末端小規模研究施設
ネオサイタマ/デンチ・ストリート又はキョート/アンダーガイオン第七階層
(何処でもいいです)
見た目はコンクリート製のゴマトーフめいた一軒家だ

戦闘時以外は脚力を無視する
黄色いマスが初期配置マスです

玄関を開けると腐臭とドブめいた臭いが鼻腔を蹂躙する。
さっさと終わらせてしまおう。

1:仮眠室
二段ベッドが二つ置かれている仮眠室だ。
二つと二つで四つだ。何かめぼしい物があるかもしれない。

ベッドを全て調べるとベッドの下から万札1d3-1(0～2)入手

2:電算室
ザゼンドリンクやUNIX機器が置かれている。何らかの価値がある実験データが存在するかもしれない。

ハッキング(難易度Hard)を試みてよい。成功した場合全ての部屋のロックが解除され、以下のアイテムを得る。失敗した場合UNIX機器がばくはつする（ダメージ無し）。
『ヨロシサン研究データ(重要度1)』万札1d3に換金

また、ハッキングをしない場合、カラテまたはワザマエ(難易度Normal)で破壊しても良い。
その場合、内部ディスクを取り出し『ヨロシサン研究データ(重要度1)』を得る。

判定無しで『ザゼンドリンク』を入手可能。
『ザゼンドリンク』ハッキング時ダイスを＋1（使い捨て）

3:ドージョー
小さいながらもタタミが敷かれたドージョーだ。ロックされた強化ロッカーがある。
ニューロン判定(難易度Normal)で成功した場合、タタミの下から万札2を回収する。

カラテまたはワザマエ（難易度Hard）で強化ロッカーを破壊できる。
破壊した場合、バイオバンブーを特殊加工した『バイオバンブーブレード』を入手できる。
『バイオバンブーブレード』カタナとして使用可能。売却価格は万札2d6。

4:トイレ
何の変哲もないボットン・トイレだ。

5:倉庫
厳重な電子ロックがかかっている倉庫だ。

電算室でのハッキングに成功していればロックは開いている。
再度この場でハッキング(難易度Hard)を試みてもよい。成功で開錠。
また、この場でハッキングに挑戦しない場合カラテまたはワザマエ(難易度Ultra-Hard)で破壊可能。

内部ではフロッピーを発見できる。
『ヨロシサン研究データ(重要度2)』万札1d6に換金

6:ラボ
電子ロックは無効化されている。
内部には大きめの割れた水槽、冷蔵庫、クローンヤクザ入りの水槽、そしてバイオサリガニが1匹蠢いてる。

PC部屋の扉を開けた場合、適当な位置にザリガニを配置し、戦闘開始です。
冷蔵庫…オーガニック・スシが入っている。持ち出し不可。
クローンヤクザ水槽…赤いランプが点灯している。開いたり、破壊(判定不要)した場合クローンヤクザは死ぬ。（水槽内でもサングラス）

7:メインルーム
研究机、本棚、破壊されたUNIX設備等の研究機器が散乱しており、その中にはソファやコーヒーメーカーなどの家具もある。
研究部屋かつ生活空間でもあったのだろう。
部屋の中央には赤く染まった白衣を着た研究員の死体を貪るバイオザリガニが2(3)匹。
ザリガニは君に気付き襲い掛かってきた！

部屋の中に適当にコマを配置し戦闘開始です。

戦闘終了後、部屋の入口に『ページの縁が赤い辞書めいた小説』を持ったヘッドカノンが現れます。
「どうやら終わったみたいだね。私が読みかけのエピソードを読み終わったら外に行こう。それまでこの部屋を探索していてくれたまえ。」

戦闘後はこの部屋のみ探索可能です。
死体の白衣(マップには示さない)を調べることでトレジャーを+3得ることができます。
この部屋のトレジャーは全てコモンランダムです。

コモンランダム・トレジャーの決定表
1～3:万札1
4～5:万札2
6:トロ粉末(その場で万札3に変更してもよい)

探索終了後、施設の外に出ると、そこには白い清潔感溢れる爽やかなニンジャが待機していた。
「ドーモ、ホワイトモップです。俺ァフリーの掃除屋。殺しじゃねえ方のな。」
「これからお前さんが血生臭ェ仕事を片付けることがあれば、後処理でまた会うかもな。ヨロシク！」
「ヘッドカノン＝サンからはここに残ったものは俺が持って行っていいと言われている。だからお前さんからの報酬は要らねェ。」

「キレイニスルゾー！」「「「ヨロコンデー！」」」
ホワイトモップらは仕事に取り掛かる。彼は大量の泡を発生させるバブル・ジツを活用！
彼は部下である十数名の従業員と共に驚くべき速さで清掃を進める！
15分と経たずに清掃を完了！もう不快な臭いもしない！
「アバヨ！」彼らはトラックの荷台の上に大量の本や家具、ジャンクパーツを乗せて去っていった。

ヘッドカノンが君に話しかける。
「今日からここが君のアジト？事務所？という訳だ。センベイフートンや棚、連絡用UNIXデッキなどの最低限の家具は彼に運び入れてもらった。」
「君のニンジャとしての第二の人生がここから始まるのだ！ハッピーバースデイ！幸運あれ！」

君は自分のアジトを手に入れた。
クローンヤクザ水槽を開封・破壊しなかった場合、今回のみ万札2(チャカ・ガンと服代)でクローンヤクザを入手できます。
ザリガニにトドメを刺した回数x万札2だけ報酬が支払われシナリオ終了です。
余暇日数は3日または4日です。

NPCデータ集

◆ジャンボバイオザリガニ（種別：アニマル/バイオ生物/ロブスター）
カラテ 2 体力3
ニューロン1 精神力2
ワザマエ 2 脚力1
ジツ ー 万札0
回避1

◇装備や特記事項
トゲ射出：遠隔武器、ダメージ１

スキル：
『エビジャンプ』
回避に成功した場合1マス後退できる。使わなくても良い。

ヨロシサン製薬の末端で品種改良されていた戦闘用バイオザリガニ。
トゲ射出能力を得た代わりに殻がやや薄く銃弾が貫通する。改良の余地あり。

◆ヘッドカノン（種別：ニンジャ）
カラテ 12 体力 12
ニューロン8 精神力8
ワザマエ 10 脚力 6
ジツ 6 万札50

◇装備や特記事項
装備無し
スキル:『連続攻撃２』『連射２』『カラテミサイル』『シンキロウ・ジツ』『ゲン・ジツ』
（後ろ二つは彼の物ではなく他のニンジャからかけてもらっている）

『カラテミサイル』大砲めいた頭からカラテミサイルを連射する。

『シンキロウ・ジツ』
自身が攻撃していない限り全ての攻撃が透過する。(実体化していない)
再発動不可。(非実体化には他のニンジャがジツをかけなおす必要がある)

『ゲン・ジツ』
カラテミサイルを発動しない限り敵ニンジャやNPCには普通の頭に見える。
再発動不可。(他のニンジャがジツをかけなおす必要がある)

体力0でワープめいてヤラレタ脱出します。(他のニンジャのジツです。万札等は残ります。)

戦闘時の行動パターン
基本的に戦闘を行いません。
しかし、フリーランスのニンジャがいる場で、著しく迷惑な行動（例：何度もフレンドリーファイアをする。それをプレイメンバーが快く思っていない。注意をしても反省しない。等）をするプレイヤーのニンジャに対しては（ニンジャスレイヤーのエントリーが不自然な場合）突然現れて攻撃をさせても構いません。
「オマエの振る舞いは不快だ。オモシロクナイ。」

◆忍◆ ニンジャ名鑑#XXXX 【ヘッドカノン】 ◆殺◆
謎のニンジャ組織「チャブトーク・レンゴウ」の上位メンバー。
大砲と分厚い本を組み合わせたような奇妙な頭を持つ。
ザ・ヴァーティゴめいた不可思議な言動をする場合もある。
(メタ発言とか時系列や並行世界のなんかに言及する)

◆ホワイトモップ（種別：ニンジャ）
カラテ 3 体力 3
ニューロン5 精神力5
ワザマエ 6 脚力 3
ジツ 1 万札10

◇装備や特記事項
麻酔吹き矢:遠隔武器、ダメージ0、非ニンジャに命中した場合その場で行動不能となる。

スキル:『バブル・ジツ』『メモリークリーンアップ』

『バブル・ジツ』
カラテミサイルと同じ判定。ただしダメージ0。
命中した敵を命中した数にかかわらず直線2マス（ナナメも可）任意に移動させる。
壁や障害物に当たった場合1ダメージ(サツバツ1の激突ダメージと同等)。
（描写:泡の塊を飛ばし敵を吹き飛ばす）

『メモリークリーンアップ』
行動不能状態の敵に使用。直近1時間の記憶を消去する。
（描写:泡を口に流し込む。バブル・ジツの応用。）

戦闘時の行動パターン
モータル（一般人、カルマ悪を含む。クローンヤクザ等は除く）を絶対に殺さない。
モータルには麻酔吹き矢の後、必要に応じてクリーンアップ。
危険な場合は撤退する。善良なニンジャムーブをさせよう。

◆忍◆ ニンジャ名鑑#XXXX 【ホワイトモップ】 ◆殺◆
掃除を請け負う「ホワイトモップ・ソウジ・サービス」の店長。
ゴミ拾いから殺人現場の後始末まで様々な仕事を請け負う。
モータルを殺すことはない善良で清潔な好青年だ。

組織紹介

チャブトーク・レンゴウ（卓袱会話連合）

フリーランスとして活動するニンジャを支援する組織。
あくまで支援であり、支配や金儲けなどは目的ではない。
ニンジャに対し初期投資を行ったり、仕事を斡旋する。
ソウカイヤやザイバツ等の組織にも存在は知られていない。
偽装フロント企業がいくつか存在する（表向きはここから派遣）。
時間軸や並行世界に跨って存在している。

その目的は「より面白いストーリーを見ること」
理念は「ニンジャでセカイをオモシロク」

・上位ニンジャ一覧
シックスゲイツに相当。彼らが案件を持ってくる。
追加したり、見た目や能力を創作・変更してよい。

ヘッドカノン
頭が大砲＆本の奇妙なニンジャ。
カラテミサイルを使う。

ヨバンメウォール
大柄なニンジャ。

ドリームエンド
紫の羊めいたニンジャ。

トゥルーマン
明るいニンジャ。

・中位ニンジャ一覧
マスター～アデプトだが実力による区別ではない。
PCに深く関わってくる可能性がある。
追加したり、見た目や能力を創作・変更してよい。

アビスビルダー
青＆黒装束の紫髪幼女リアルニンジャ。
カイデンネームは「ソサク・ニンジャ」

要するに「TRPG用のご都合主義の組織」
名前の由来は「テーブルトーク」
便利な組織として利用しましょう。
組織ニンジャに合流させる際も傭兵設定なら導入がしやすいでしょう。
サイバネなどの伝手としても利用可能。
設定や構成ニンジャはどんどん改変・追加していってください。多様性！

改変、動画化やリプレイ公開、NPCニンジャの流用は可能です。
お知らせしていただいたら見に行きます。
「ダイハードテイルズ」以外の無断での商用利用や転載は不可とします

フリーランサールール提案

・改変可能
・どこまで採用するかはNMの判断に任せます。
・カバーできていない部分はNMの判断に任せます。
・公式でプラグインが発表される可能性があります。引継ぎは各自の判断で行ってください。

「所属：フリーランサー」

所属を【FL：任意の団体名】とする。
（個人で後述の採用をしない場合、団体名は決めなくても良い）

団体名は原作に存在する組織の名前以外にする。
偶然後から被った場合は問題ない。

団体の仕事内容、行動指針をメモしておく。
ロールプレイや後述の採用に関わってくるだろう。
仕事内容はスシ屋等よりもニンジャらしいものにすると良いだろう。
例：探偵、傭兵、万事屋、殺し屋、ジャーナリスト、カラテドージョー等
行動指針は所属ニンジャに対する強制力の弱いルールのようなものだ。
団体において方向性を決めることは必要不可欠だ。
これを決めておかないとメンバーが殺し合うバンドめいてケオスになってしまうだろう。
例：『カルマ:善のモータル不殺重点』『ニンジャスレイヤー相手には撤退』『全員抹殺』等

記入例

ニンジャネーム:サンプルランサー

プロフィールやメモ：
所属:【FL：サンプル探偵事務所】

自由メモ（ルールなど）：
サンプル探偵事務所の所長
仕事内容：探偵
行動指針：『カルマ:善のモータル不殺重点』

「フリーランサーコネクション」
前述の「チャブトーク・レンゴウ」から仕事の依頼が来る。
導入をスムーズにするためにレンゴウとは関係を持っていることにすることを推奨。

「フリーランサー報酬」
組織から支払われるフリーランサーへの報酬はNMの裁量で減らしても構わない。
外様への報酬が低いのはなんらおかしい事ではないだろう。
後述の【名声:フリーランス】が高ければペナルティは少なくなる。

「フリーランサー名声」

ミッションに成功する度に、ミッションの結果にかかわらず【名声:フリーランス】が1与えられる。
キャラシートの名声欄に追加すると良い。

評価タイムで組織への名声ポイントが組織所属PCと同じように手に入る。
評価タイムがない場合もミッション成功時に協力した組織のポイントを1得る。
これらの名声はキャラシートの自由メモ欄に記入すると良い。
ただし、名声によるアイテム支給は行われない。
NMが適切だと思うのならNPCの組織や個人の名声ポイントを与えても良いだろう。
（ニチョーム、サヴァイヴァー・ドージョー等）

また、組織の名声がマイナスになる可能性がある。

例1
『シーフ・イン・ザ・ナイト（後篇）』(黒鷺あぐも＝サン作)においてソウカイヤに協力（評価B）
【名声:フリーランス】＋1
【名声:ソウカイヤ】＋1
【名声:ザイバツ】－1

例2
ソウカイヤをヌケニンし、フリーランサーニンジャとなる。
【名声:ソウカイヤ】適切な負の値とする。-10程度か。

例3
後述の襲撃シナリオでソウカイヤのニンジャを行動不能に追い込み、スカウトし、成功する。
【名声:ソウカイヤ】-5

地位に応じて組織のニンジャを乱入させても良い。
（マイナス値の組織のニンジャやプラス値の組織の敵対ニンジャなど）
ただし、名声がマイナスでも組織と共同作戦をする場合は理由がない限り敵対・乱入は無し。
（著しくテンポが悪くなる可能性があるため）
偽のミッションによるPVPも面白いかもしれないが、その場合はプレイヤーが事前にそうだと分かるようにすること。
TRPGは参加者全員で楽しむ遊びだ。

名声ポイント活用として説得により問題を解決させてもよい。
ロールプレイやダイス判定を組み合わせることを推奨する。

例
【名声:サヴァイヴァー・ドージョー】が十分に高いFLニンジャ、サンプルランサー。
ソウカイヤとのミッション中にサヴァイヴァー・ドージョーと遭遇。
アイサツを交わし一触即発のアトモスフィアだ。
通常であれば戦闘に突入する。しかし…
「この場は俺に任せてくれ。」
サンプルランサーがサワタリに語りかける。
「待て、サワタリ＝サン。お前たちはバイオインゴットが目的だろう？」
「そうだとも。負傷した兵士のために必要なのだ！そこを退け！」
「我々の隊は別の目的で作戦行動中だ。諸君らの隊と争う必要は無い！」

NMはサンプルランサーの名声とナムの狂気を踏まえた説得を評価しKids判定とした。
1D6…4
「分かった。サンプルランサー＝サン！諸君らの健闘を祈る！」
サワタリ達は去っていった。

NMは6が出ていたらサワタリ達を今回の作戦に同行させることも考えていた。

「その通りだ！そして我々の同胞であるサンプルランサー＝サンの任務に我々が協力するのは当然だ！」
困惑するソウカイニンジャとバイオニンジャ。しかしサワタリは続ける。
「今回に限り我々はお前たちに協力する！ただしバイオインゴットを見つけた場合それは我々のものだ！」
かくしてPC達は強力な戦力を得たのだった。
（このような場合、NPCは破壊挑戦時・戦闘時等にのみ行動させるべきだろう。処理が面倒くさい。）

「採用」

組織に属していないニンジャをフリーランサーチーム（【FL:任意の団体名】）に採用しても良い。
例えば他のプレイヤーのニンジャや同じプレイヤーの別のニンジャ等である。
当然他のプレイヤーのニンジャはそのプレイヤーの合意が必要だ。
所属ニンジャのプレイヤー同士でDiscordチャンネルなどを作ることを推奨する（連絡のため）。
同じチームのニンジャ同士でアジトを共有してもよい。
共有するならば改装をする場合は合意を取ったり、更新の連絡をするべきだろう。

「襲撃シナリオ」
フリーランサーのアジトはその性質上ニンジャに狙われやすい。
組織所属のニンジャによる襲撃PVP・PVEを行っても面白いかもしれない。
敵を戦闘不能に追い込んだらスカウトしてもいいかもしれない。

ルールの改変、ルールを採用した動画化やリプレイ公開は可能です。
お知らせしていただいたら見に行きます。
「ダイハードテイルズ」以外の無断での商用利用や転載は不可とします。

感想はOsushiを利用していただければ
タマゴスシを返信します
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