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【パーソナルトレーナー向け】効果的な筋肉の起始停止の覚え方

パーソナルトレーナーの方で筋肉の起始停止や支配神経を実はあんまり覚えてない、なんて人も多いのではないでしょうか?

気持ちはわかります。
大変ですから....

解剖アプリを入れたり、色々解剖学書を買ったりしても、結局覚えられずじまいになっている...。よくありがちなことです。

ただ、プロのトレーナーとして誤魔化さず絶対に知っておかないといけないですよね。筋肉の起始停止を覚えるのにおすすめの方法は次の3つです。闇雲に覚えようとするより、理解しやすく長期記憶として残ります。

骨模型を使う

筋肉や骨、神経を学ぶには骨模型があった方が絶対にいいです。骨模型は何も最初から高いのを買わなくもいいですし、場所の問題とかもあるのであれば1/2もしくは1/4スケールでも構いません。

自分の身体で指差し確認する

最も簡単なのが自分の身体です。生身の教材が身近にあるわけです。筋肉の起始を指差しして、そこから筋肉をなぞっていき停止部分を指差しする。今度は停止からたどっていきながら関節を動かしてみます。これを繰り返していけば自然と覚えられるものです。

例えば上腕二頭筋だとしたら起始の上結節と烏口突起を指差しし、そこから指でなぞっていき、停止の橈骨粗面、上腕二頭筋腱膜を指差し確認する。

この場合上結節から始まる長頭と烏口突起から始まる短頭では筋の走行が最初ちょっと違いますよね? 指差しをしていくと自然と起始停止だけでなく、走行も覚えていけるようになります。

この勉強法の弱点は背中とか指が届かないところはできないことです....(苦笑)

図を描く

最初は骨格のイラストに筋肉を書き入れてみてください。慣れてきたら、骨格(骨)も起始部の骨自分で書いて、そこに筋肉を書き入れてみましょう。筋肉を描くことで起始から停止までの走行や形状が覚えやすくなります。

こんな感じです。下手くそですが(笑)

上が上腕二頭筋、下が上腕三頭筋。ピンク部分がO(起始)、I(停止)です。オレンジで筋肉を描いています。ただ闇雲に覚えるよりはるかに身につきますよ!

これには描いていませんが、できれば一緒に支配神経も覚えましょう。

なかなか筋肉の起始停止を覚えられない人はぜひこの3つを実践してみてください。

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