うたよみん、お前消えるのか……?(Part.1)
こんにちは、まーくんです。変な名前ですね?そうですよね???
タイトルの通りなんですが、「うたよみん」という、主に短歌を投稿するためのSNSのようなサービスがあります。
が、このサービスは2023年3月末日をもって終了することが決定しました。
自分はたま~に短歌(のようなもの)を詠みたくなる瞬間があるので、このサービスにはちょくちょくお世話になっていたんですが、諸々の事情からサービス継続が難しくなったそうです。悲しい……。
ということで、こちらに今まで詠んだものたちをいくつかまとめていこうと思います。幸いなことに.txtファイルで一括ダウンロードはできました。流石うたよみん。
うたよみんの独自機能である縦長の画像を全部ダウンロードするのはちょっと手間ですが、できる範囲でそれもまとめたいと思います。
全77件をパート分けして10個ずつ紹介する予定です、行くぞ~~~
身を寄せるケーキの上のブルーベリー 僕の若さと純さの墓標
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一発目がこれでした。Twitterに本当に最初の頃上げていた歌の一つです。
「若さと純さの墓標」という表現を褒めてくれた人がいたので、個人的にとても印象深く、うたよみんにも真っ先に上げました。
バス停であなたのようなものを待つ 5分遅れで現実が来る
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多分バスを待っているときに思いついたんじゃないでしょうか。「あなたのようなもの」は、特定の「あなた」がいるわけでもないという意味も込めています。
朝露で濡れたサドルを拭きながら 「寒くなるね」と出ていく支度
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上の歌の投稿から、実に3分後の投稿でした。寒い中でバスを待ってて思うところがあったんでしょうか。上の句の綺麗な情景があって、本当はずっとそこにいたいのに、「出ていく支度」をしているんですよね。
君の背を 追えなくなって 回れ右 悲しいのだろ 泣きなどせぬが
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珍しくハッシュタグを付けていますね。確か、うたよみんのハッシュタグ機能を初めて知った時に、ちょうど「終」が特集されている時期だったので、過去の自分の歌から一つ上げたんだと思います。別れ際には相手が見えなくなるまでその方向を向いてしまう癖があります。未練がましい。
言い過ぎた余計なことを歯で潰す もう味のないガムと一緒に
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何かを言い過ぎたんでしょうね。自分はガムが好きなので、時々歌にもガムが顔を出します。「余計なこと」はもう言ってしまった後なので、「噛み殺す」などではなく乱暴に「歯で潰す」という表現を使っています。
上野すらそのスピードで通過して 思い出すため忘れる旅へ
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新幹線に乗ってたんでしょうね。行動が分かりやすいなこいつ。
旅先は感情が昂ぶりがちで、こういう歌が増えます。この旅行ではコロナ禍が始まって以来久々の「友達の家にお泊まり」イベントがあったため、特に歌を詠んでいたんでしょう。わしゃ平安貴族か。
君がいま窓を挟んでもたれてる 冬の夜を裂きやまびこ走る
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旅行の帰りですね。本当に分かりやすいなこいつ。
「窓を挟んで冬の夜にもたれかかる」という表現を思いついて詠みたかったんだと思います。電車の名前から特定されるかな?とか一瞬考えましたが、多分字数の収まりがいいからという理由でやまびこを選んでいます。
翡翠色黒に染まってまち焦がれ この数分は恋に似ている
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綺麗な夕焼けを見たときに思いついた歌でしょうね。
Twitterでも一回語った気がしますが、街が暗闇に染まって焦げているかのような様子と、待ち焦がれる気持ちをかけてみたかった歌です。恋は知らない。
オレンジの ガムが好きだと 君が言う 手を伸ばすたび 少し躊躇う
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実話を基にしています。ガムの中でもオレンジ味が好きだと話していた友人に「はいこれ」ってオレンジ味渡したら「なんで覚えてるのこわっ」って言われました。理不尽。
夢なんて何もないけど戦うよ でなきゃぼくらに居場所はないし
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夢に向かって頑張れとかいう言葉は世間に沢山転がっていますが、逆に言えば夢を持っていなければ生きる価値が無いのかよ!という思いで作ったやつですね。人生にはしたくもない戦いばかりが溢れかえっています。
Part.1は以上!!!
殆ど自分のためのアーカイブだけど、感想くれたら嬉しいです。前向きなものだと特に。
ではまた。
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