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Photo by lisa500ml

【感謝のすごい力】ありがとうが運んでくれる幸せな効果とは？

まあこ

あなたは普段、嬉しいことや助かった時、

「ありがとう」を伝えていますか？

日本人は、ありがとうよりも「ごめんなさい」と伝える人が多いと聞きます。

相手より自分を下げる、謙遜の文化が根強いのかもしれませんね。

今回は「感謝の持つすごい力」についてお話します。

ありがとうを伝えれば伝えるほど、幸せになれるとっておきの方法があるのです。

楽しみにご覧ください♪

感謝する人

こんにちは。

NLPプラクティショナー、LAB®プロファイルプラクティショナー、アドラー心理学勇気づけ講師のまあこです。


アメリカの心理学者、ロバート・エモンズは

感謝する人はストレスに強く、自尊心が高いと提言しています。


そして、

よく感謝する人は、他者と比べて客観的にポジティブな経験をたくさんしているのではなく、日常生活における様々なイベントをよりポジティブに捉える傾向がある（参考：感謝と幸福感　望月文明）

と言われています。

つまり、「感謝力の高い人」というのは、

単に運がいいから、人よりも良い経験が多いから感謝するという訳ではなく、出来事をポジティブに捉えることができるということなのですね。


さらに、ロバート・エモンズは

「感謝日記」という感謝の気持ちを記録する日記をつけている８歳から80歳までの1,000人以上を対象に、どのような効果があるのかを調査しました。（参考： Greater Good Magazine　感謝の気持ちが良い理由）

すると

〈身体機能の向上〉

・免疫力アップ
・痛みに悩まされることが少ない
・血圧の低下
・より良い運動、健康維持
・良い睡眠と良い目覚め（睡眠の質の向上）

〈心理的機能の向上〉

・より高いレベルのポジティブな感情
・より注意深くなり、集中できている
・より多くの喜びを感じられる
・楽観的になれ、幸福を感じられる

〈社会的機能の向上〉

・他者への思いやりや寛大さ、役立ちたいという貢献感
・他者へ寛容になり、積極的に関わろうとする態度
・孤独感や孤立感の減少

などの効果が見られたのだそうです。


ありがとうを伝える

また、感謝の日記をつけて、

過去の記憶から良かったことや感謝できることを書くだけでなく

実際に「ありがとう」と伝えることも幸福感を大きく高めることに繋がることが分かっています。

ありがとうと言われると嬉しい気持ちになるものですが、

ありがとうと伝えることでも、同じように幸福感が高まるというのは良いことですよね。

あなたは、「今までの人生の中でお世話になったけれどまだお礼を伝えられていない人」はいませんか？

そのような人に、ありがとうと感謝の気持ちを伝えてみる。

もしくは、そんな手紙を書いて送ると、より幸福感が高まるそうです。

この機会に、私も手紙を書いてみようかな・・・。


感謝の達人になる方法

そして、より感謝のスキルを上げるために

「感謝の３つのレベル」をお伝えします。


〈レベル１〉

良かったこと、恩恵に対する感謝

人から親切にしてもらったことへ感謝したり、

良いことをしてもらった行為へ対する「ありがとう」です。


〈レベル２〉

当たり前に感謝

何もないこと、当たり前の日常に感謝すること。

毎日健康でいられることや、大切な人と一緒にいられること、そんな日常の当たり前に見える出来事に対する「ありがとう」です。


〈レベル３〉

逆境や困難なことに対する感謝

自分に起きた嫌な出来事や、困難、辛かったことに対しても感謝するということです。


レベル１は、良いことが起きたことに対しての感謝なので、一番簡単で分かりやすいですよね。

難しいのは、レベル３ですね。

過去の出来事を思い返した時に、ネガティブなことが必ずあると思います。

そのネガティブな出来事の中から、1つでもいいので「良かったこと」を探し出してみてください。

例えば、

自分が人から嫌なことをされたという出来事もあれば

自分が人を傷つけてしまったというネガティブな経験もありますよね。

嘘をついてしまったことや、

相手の嫌がることを言ってしまったなど、

後悔していることもあると思います。

そんな出来事の中からも、何か「良かったこと」を探してみてほしいのです。

その出来事によって、反省するキッカケが出来たとか

人の気持ちを大切にしようと思えた、など

探してみれば、必ず１つは良い面が出てくるはずです。


そうして、良かったことを見つけられたら

ぜひ、そのことに対して「ありがとう」と感謝してみてください。


過去のネガティブな思いが浄化され、

幸福感が高まると思います。


さいごに

感謝の気持ちや「ありがとう」の言葉は

言う側も言われる側も幸せになれる言葉ですよね。

そして

言えば言うほど、感じれば感じるほどに

幸福感は高まっていきます。


まずは今日、

夜寝る前に1日の出来事や関わった人を思い返して

ぜひ感謝しながら眠りについてみてください。


睡眠の質も、心の幸福度も高まりますよ。


今回はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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