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ビールが生み出した可能性
こんばんは、まきです。
いきなりですが
ビールのメーカーと言えばどこを思い浮かべますか?
アサヒ、キリン、サッポロ、サントリーの大手4社を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。
その中の一つ、キリンビールに先日工場見学に行ってきました。
工場見学なんて私は小学生の頃に社会科見学で行ったっきりで、今回も子供たちが楽しいかもという理由で選んだ場所です。
ですが着いてみてびっくり。
大型バスから続々と嬉しそうに子供のようなワクワクした目をした大人が降りてくるじゃないですか。
工場見学も私が思っていたより今は、はるか進歩しており、まずはメーカーの思いを知り、実際に体験して、商品が出来るまでの過程に連れ込まれるよな、まるで私たちも醸造者の1人として商品開発に携わっているような気持ちにさせてくれます。
それではみなさんも工事見学に行った気持ちで聞いてください。
キリンビールといえば、一番搾り!
その名の通り、製造の過程で最初にとれる一番搾り麦汁だけを贅沢に使った、雑味がなく、調和の取れた味わいのビールです。
そのビールの歴史に衝撃を受けました。
みなさんも一番搾りがいつ販売されたかご存知ですか?
今や世界でも名を知られている一番搾り。
これだけな有名ビール。100年ほど前か、いや、もっと前かと予想。
それがまさかの
1990年3月!
聞いてびっくり。私の生まれた年より後なんです。
35年で世界に知れ渡るビールに変身したのです。
なぜこんなにも35年でここまできたのか。
それは醸造者の美味しく飲みやすい、飲み飽きないビールを作りたいという熱い思いがあったからでした。
ですが理想のビールを追い求めた造り手たちの果敢な挑戦があったことはあまり知られていません。
世の中はブームが来ると時が経ち、新しいブームがくると、前にどれだけ流行った物でもいずれ去っていきます。そしていつしか思い出すこともない懐かしい物へと変化していきます。
今は若者の間でもビール離れやお酒離れが起きており、実際、飲み会でもビールを頼む若者が少なくなってきていると言われています。
キリンビールがモットーにしている飽きないという事は当たり前なようでとても難しく困難なことだと思います。
ですがどの時代でも醸造者の美味しいビールを届けたいという思いと課題に合わせた取り組み、常に追求する姿勢が今も少しづつ、より良い物へと変化しながら私たちの心の中で残り続けるビールとなっているのだと思います。
私は35年と聞いてビールに無限の可能性を感じました。
今、小さい会社でも30年後、40年後、自分が生きている間に日本を代表する会社になっているかもしれません。
私も無限の可能性を信じて、自分の目指すところへと思い続け、試行錯誤を繰り返し、時代に合わせるところ、変化させるところを模索しながら取り込んでいきたいと思います。
今まで生産者側の顔や思いを考えることなく、ただ、美味しい飲みやすいビールとして飲んでいたビールの味がこれからはより味深く感じることになると思います。
工事見学の最後にはビールの試飲もあり、皆様、帰りは顔を少し赤らめ、降りてきたとより、より楽しそうな足取りでバスへと戻っていかれました。
私は残念なことにこの日はドライバーだったので試飲はできませんでしたが、子どもたちと共に麒麟のジュースをいただきお腹いっぱいになり帰ってきました。
是非、皆様も工場見学へと行ってみてください。
大人になっていくと、昔見た物でも違う感覚で見れるので面白いですよ。
今は大人も子供も一緒に学べて楽しめるの工場見学へと変化しているのですね。
【人の心を飽きさせない】
これはビジネスにも子育てももちろん日常生活においても、とても大切で人の心を動かし続ける秘訣ではないでしょうか。そしてこのテーマを追求し続けることが出来た人が成功への道のりを歩んでいくのでしょう。
ここのポイントは今の私に大きく刺さりました。
私は色々発見があり、より豊かな人生へと導いてくれるヒントがまさかの工場見学にたくさんありました。
ビール工場で行かれる際は是非交通手段をご検討してみてくださいね。
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