障がいがあろうがなかろうが、みんな悩みまくって日々過ごしているって話
相談員をしていると、相談者さんから困りごとのお電話をいただくことがある
相談者「事業所を変えたいと思うんです」
私「なぜ、そう思ったのですか?」
相談者「ん~~~~、そうですね。実習が終わって、やり切っちゃった感じがあったり・・・事業所にも行けてないですし…無理だと思うんです」
私「うんうん。本当にそれでいいか、もう一回考えてみて。来週、その結果を電話で教えてください」
相談者「わかりました。そうします」
週が変わって、本日、電話が来ました
相談者「やっぱり、事業所を変えたいと思います。」
私「わかりました。自分で、ここがいいかなっていうところはありますか?」
相談者「はい。見学もしてきました」
私「そうでしたか。わかりました。・・・・・
というやり取り。
私は、もっといろいろ掘り込みたかったけど、きょうはやめ。
電話の先の相談者が悩みながら電話してきているのが声で分かったのと、私に話すことで気持ちを固めようとしているように感じたから。
悩めば悩むほどに、メンタルの消耗が激しい精神障害。
むやみに悩みの迷路に引き込む必要はないと思うのです
自分と同じ価値観で話をしてはいけない
最大の配慮をしながら、本人が心地よい駆け引きの中に大事なヒントが隠される
今回は、すでに見学を自ら実施しているところを見ると、新しいところに移動して心機一転スタートさせようとしているのでしょう
それを止める権利は私にはありません。
きっと、すごく悩んで決めたのでしょうから。
方向が決まれば、あとは背中を押すのみです
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