★挑戦★
(株)グッド・クルー19新卒石川真佑です。
2月28日の社内ミーティングで、19新卒で考えた新規事業のプレゼンをさせていただきました。この新規事業案は関西・関東19新卒の数名で半年間考えたものです。
新規事業プレゼンを経て気づいたことや感じたことを描こうと思います。読んでください。
≪動機≫
8月頃、社内新ジョブチャレ制度のスタートアップメンバーとして、上司から声をかけてもらったメンバーが集まった。(私は上司から声かけてもらった同期から声をかけてもらった。)
9月頃声をかけてくれたけど、はじめ、声をかけてもらった時は断った。毎日の業務に疲れてこれ以上は手に負えない!と思っていたから。その時は、またすぐ同じような機会が来るだろう...と思っていた。
とは言いつつも、自分の中でずっとひっかかっていた。本当にいいの?チャンス逃していいの?って自分に問いかけていくうちに、「ちょっと待って!だめだ!今チャンス逃したら、次同じようなチャンスがいつやってくるかわからない!やってきても掴めないかもしれない!チャンスを掴む時は今だ!!」と思い、少し遅れて参加させていただくことになった。
≪過程≫
月に1度のペースで行われていたミーティングで、関西メンバーがしっかりした根拠を元に意見を述べている姿をみて、圧倒された。
「ヤバイ!!わたしも肩並べないと!!」と思い、固い脳みそをフル回転させて調べたり考えたりした。
でも、、「収益」とか考えたことなくて、関西メンバーが考えてくれたものを理解するので精一杯という状態....。
新規事業、、何から手をつけたらいいの??どうやって考えたらいいの??、、ってわからないことだらけでどうしたらいいのかわからず、なかなか思うように動けず、「自走」できる人を増やして世の中に貢献したい!!という想いだけが漠然とあった。
そんな中、11月から上司との1on1が始まり、これまで向き合いきれていなかった自分自身と向き合うようになった。自分自身と向き合いはじめてから、「弱い自分(=不器用な自分)」をしっかり認められるようになった。
みんなに追いつこうと頑張っていた、新規事業立案も、弱い自分丸出しでいい!自分らしく、自分ができることを全力でやろう!!という考えに変わり、新規事業立案を「自分のための挑戦の機会」として利用することができるようになった。
自分自身と向き合う過程で、私にとっての一番の壁が「自己開示すること」だった。相手に、自分から「自分自身を曝け出す」というのがどうしてもできなかった。1on1していただいている、上司にもそうだったし、普段の店舗業務においてもそうだった。もちろん新規事業メンバーに対してもそうだった。しかし、1on1で過去の棚卸しをしてしっかり弱い自分を認めたときに、これが徐々にできるようになった。1on1していただいている上司、店舗の店長、新規事業メンバーに等身大の自分をさらけ出して、思ったことや感じたことを正直に伝えられるようになった。
不器用丸出しでいい。私らしく私ができることを全力でやろう!という考えに変わり、皆にも正直に想いを伝えた。
「収益の部分は頭が追いつかなくて任せきりだった。難しい部分考え作れてありがとう。私も、私なりにできることを最善を尽くしてやるね!一人一人の強みがシナジーを起こして皆で私たちらしい事業を立ち上げたい!」って。
こうやって一歩踏み出した時に、また新しいチャンスがやってきた。
社長に、これから会社を大きくしていく上での社長の想いを直接伺いたく、お時間をいただくことになっていた。社長の想いを直接聞かないと、新規事業はうまくいかないと思ったから。実際に社長と話して、たくさんのヒントをいただくことができたので、これをみんなに伝えよう!みんなのアンテナに何か引っかかって新しいアイディアが生まれるかもしれない!これを機会に皆のリミッターが外れるかもしれないと思い、皆に伝えた。
そこから、どんどん流れが変わった。(実は新規事業始めてから5ヶ月経っているというのに新卒同士でも敬語で会話するっていう状況でした...笑 上司から、そういう状態で成功するの??って言われていたけど、正直どうすればいいのかわからなかった。)
敬語の壁も崩れて、想ったことを言い合える雰囲気が少しずつできて一体感が生まれ始めた。仕事後、LINE電話を繋いで夜な夜なミーティングを行なったのは良い想い出。
こうやって自分自身と向き合い、「自己開示すること」の壁を乗り越えてから、目の前の環境を自分のチャンスとして利用できるようになった。お陰で、「今回の新規事業立案」は私なりにやり切ったと言える。新規事業立案に携わることに挑戦してよかった。自分自身と向き合うこと挑戦してよかったと心から思う。
≪プレゼンを終えて≫
プレゼン後、代表からのフィードバックで「3点」という評価をいただいた。代表がおっしゃる通りで、「事業案」として発表するにはレベルが低すぎた。代表の前で、70人の総合職の皆さんの前で、こんな準備不足すぎるプレゼンをしてしまった....と恥ずかしさと申し訳なさがあった。しかし一方で、代表が今の「3点」を「30点」にするためのフィードバックを聞いてすごく可能性を感じた。いただいたフィードバックは「行動した結果を持って再チャレンジしてみよう」という内容。おっしゃる通りで、私たちは頭の中で「やりたい、できそう、と思ったことを形にしてみた」にすぎなかった。今後の会社の柱の一つとなる事業の立ち上げをしているということを考えると甘すぎた。
集客はできるのか?根拠はあるのか?私たちの人件費をそこに充てる、その分のカバーをできるのか?自分たちがコーチとして自立するのにどのぐらいかかるのか?
そもそも「自走」とは何か?を理解しているのか。(「自走できる人財を増やす」をテーマにコーチング事業案を発表しました。)
いただいたフィードバックだけでも課題は山ほどある。しかしその分可能性も山ほどあると感じた。
自分たちで考え抜いたことを代表から評価していただける。こんな貴重な機会はそう簡単には手に入れられない。とても貴重な経験をさせていただいたと思った。そして、何よりこの「3点」にすごく可能性を感じた。フィードバックいただきながら次へのステップが見えて、とてもワクワクした。
また一人一人が成長して、皆で再チャレンジさせていただきたい!!と本気で思った。
今回の新規事業は「自分たちで判断して自分たちで最後まで進めた」という点に大きな意義があったと思う。
【頼る】という行動が足りなかったとは思うが、この判断をして、3点という評価をいただいたのも、良い経験。
私たちはプロじゃない。私たちだけで何かするのは限界がある。ということを実感しました。これからは自分たちで行動しつつ協力者をいかに増やしていくかが大切になってくると感じている。
これまでよりも、もっと熱を上げて「与えられた役割の中でやるべきことと」と、「ビジョンに向けて今私たちができること」に取り組んむ!!どんどん行動して機会を掴んでいく!