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#024[2023/6/24] 応援の文化を創りたい

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今日は、「応援の文化を創りたい」という話をさせていただきます。

私自身の話からさせていただきます。

私が飲食店を起業する際に考えていたことは、自分の行動が誰かの後押しになったらいいという想いと、街づくりをしていきたいと言う目標がありました。

その中で大事にしている言葉があります。

それは「恩送り」「ペイフォワード」と言う言葉です。


産まれた時から今に至るまで、私は沢山の助けをいただいてきました。

親からの金銭的なサポートもそうですが、先生や友人、同僚や先輩、後輩などからも数えきれないほどの助けをいただいてきました。

それらを恩だと考えてしまえばしまうほど、私はどうやって恩返しをしていったら良いのだろうと・・・
疎遠になってしまった方もいれば、なくなってしまった方もいる。
そもそもお返しですと言うことを拒否されることもあるだろうし、なんだか照れくさい・・・お金もない・・・

そんな事を考えていくとお返しが前提なら支援をされる事自体、拒否していくべきなんじゃないか、とさえ思ってしまいます。

そんなモヤモヤがこの「恩送り」「ペイフォワード」と言う言葉に出会うことによって晴れたような感じになりました。

「恩や支援は循環させていくことができるもの」だと

形や相手、時間、量、回数にこだわる必要は無い・・・

お金は経済を循環させるために開発されたすごい発明ですが、良くも悪くも何でも測ってしまう・・

「現金に換算すると」と言う発想がどうしても産まれてしまう。

ただ、「恩や支援を循環させていく」と考えると、そこには尺度が曖昧になる。

それが良いなと思っています。

そして、応援の文化こそ、この「曖昧さ」と、とても相性が良いなと思っています。

「できる応援をしたらいい」「お金がなくても出来ることがある」

逆に「お金で支援できるならお金で支援したらいい」とも思います。
「お金は道具であり、必要な人に道具を贈る」と言うことです。

自分自身はソフトテニスに育てられた感情が非常に強いので、「ソフトテニスをもっと良くする」「ソフトテニスの課題を解決する」事が夢です。

それは恩返しでもあり、支えてくれた方への「恩送り」であると思っています。

そのために、色んなことをやっていきますが、どうしても道具としてのお金が必要です。

だから、支援を集める為の活動をします。同時に支援が必要な場面や、支援したいと思うことには出来る支援をします。

今回の天皇杯・皇后杯への協賛金を贈ったのもそう言った理由です。

そして、この事について「お金をばら撒いているやつ」みたいな勘違いをする人とは距離を置きます。

支援の循環が生まれる応援の文化を創るにはそう言った価値観を良いなと思ってもらえる人の輪を創っていく事だと思います。

コミュニティにこだわるのはそう言った理由です。

応援の文化を創りたい。もしソフトテニス界でその価値観に共感してもらえる人たちのコミュニティが創れたら、きっとこのスポーツはもっと魅力的なものになっていくと思います。

というかそう信じてあれやこれやをやっています。

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