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映画「天気の子」を改めて見て

僕が1番と言っていいほど大好きな映画、新海誠監督の映画「天気の子」。

なぜ、僕が一番好きな映画なのか。
それは、ヒッチハイクをして旅をした翌日に見た映画だから。

ヒッチハイクを通じて、僕は人の温もりを本当に感じた。
車に乗せてくれる人も優しいが、乗せてくれない人も、一言「ごめんね」や「頑張ってね」と声をかけてくれた。
そして、乗せてくれた人の中にも昼食を奢ってくれたり、飲み物を奢ってくれたり、向こうの方から「乗らない?」と声をかけてくれる人がいた。
人が怖いと思っていた自分は、お金を出さなくてもこんなにも、人に親切をしてくれる人がこの世の中にはいるんだと心の底から思えた。

そして、滋賀から東京へヒッチハイクで移動した翌日に、「天気の子」を観た。

この物語は、家出した少年が東京の人の優しさや怖さに触れながら、大切な人のために、勇気を振り絞って、立ち向かっていくというような物語だ。
一言で言い表せば「人間愛」の物語。

ヒッチハイクで「人間愛」を感じた僕とリンクした。
RADWIMPSの主題歌を聴いた時は、涙腺が崩壊した。

僕は人間関係を、そんなに器用にこなせない。
だから、たくさん良い思いも、嫌な思いもしてきた。

だけど、どこかで人との関わりを大切にしている僕がいた。
嫌な思いをするけど、「自分の心を満たしてくれる」のは、お金でも名声でもない。
「人」なんだと、幼い頃から思っていた。

だからこそ、傷つくことも増えていった。
だけど、たくさんの人が僕をここまで育ててくれた。

だから、これからも人を愛する気持ちは無くならないだろう。

「天気の子」をAmazon primeで見て、改めて実感した。

そう、僕は人が大好きなんだ。

仕事を辞めさせられ、嫌な思いをした。
人のことを信じられなくなった。

けど、いつかまた笑顔で前に踏み出して、人のことを愛せる人生はを歩んでいこう。

おい。まぁ気にすんなよ青年。
世界なんてさ、どうせもともと狂ってんだから。
須賀 圭介 映画「天気の子」登場人物

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