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あるママの記事をよみました。

保育園にはいろんな種類があって
認可、認証、認定、保育室、認可外。

地域によっていろんな制度や規則があり、
それに見合う補助や支援がつくられてます。


ここ数年保育現場が話題になって
待機児童はなくなるどころか
入園することって本当に大変なようで。


あるママの記事をよみました。

保育園に入園申し込みを提出した。
どこかしら入れるだろうと思っていたママに
次々と届く落選の知らせ。

認可外保育所が穴場だと知り、
不安を抱えながらも入園説明会にいく。

園長からの話は
「子どもたちへ愛情を込めて保育します」。

いざ入園して、お迎え時にみた光景は
おもちゃもなく床を這いつくばう子どもたち。
連絡帳の記入におわれる保育士たち。
ゴ○○○を2回も見たことがあるという他のママ。
通う内に子どもから活気がなくなり、
お迎えにいくと絶望的な顔で泣き出す。

ママが思ったことは、
「ここから子どもを出してやらないと。」

この記事は2015年のもので
現在は認可外でも規則がふえていたり
保育の質は問題視されたからこそ
すこし改善されていると思います。


それでもこれは事実なわけで、
子どものこの経験、この時間は
消えるものではありません。


こんなに深刻なんだなぁ、と
認可でしか働いたことのないわたしは
信じたくない現実にショックすぎて泣いた。


誰が悪いのか?
この責任は誰にあるのか?

連絡帳の記入におわれていた保育士。

子ども20人(たぶん0〜2歳)に対して
保育士はせいぜい2〜3人の状況。

保育士も連絡帳を書きたいわけじゃない。

書かなくていいなら書きません。

認可ではカリキュラムとか
長期計画が大事だ、とか
マニュアルをつくれ、とか
保健衛生のチェック表、とか

たしかにね、
安全や衛生管理のために
大事なことです。間違いなく。


でも目の前にいる子どもは?


保育士は常に何かに追われながら
子どもや保護者へのケアを求められます。


でも、現場では限界があります。


環境を整えることが先です。

保育士にとって。

子どもにとって。

保護者との連絡帳は
それより大事なんでしょうか?

その運営はだれを幸せにするんでしょうか?



わたしは保育士がもっと活躍して
もっと誇りをもって働ける環境がいい!

子どもが幸せな世の中がいい!


保育士が報われた先のモチベーションは
経営側、運営側への貢献ではなく
子どもたちに向かっていきます。

それを形にして現実にしてこそ
保育現場が改善されるはず。

本気でそう思っています!


前の職場での休憩時間。
「今日あの子があの活動のとき
すごい頑張ってたよー!」
「こんなこと言ってて面白かったよ」
「こうしてるのが可愛かったー!」

こんな会話がたくさんでした。



わたしはこんな職場にいたいし
こんな先生たちに預けたい!

keyは"人"


Thank you for your attention!


子ども大好きのまなみ先生です。出来ることを少しずつ。これからも頑張っていきます♩