2025/1/11-13@神栖 太田旧道フォトウォーク編
おはようございます☀
今回は自由な時間が長く、行ってみたかったスポットをたくさん訪問できて嬉しかったです!
素敵な場所をたくさんご紹介するのでぜひ読んでみてください🥺
千葉県旭市
つくばをお昼ごろ出発して、旭市大塚原というところでネイルを落としてもらいに行きました(月曜日が病院見学の予定だったので焦って入れたのですが、見学が無しになってしまったのでそこまで急ぐ必要はなかったですね笑)!
黒のシベリアンハスキーがお出迎えしてくれて、担当してくださった方とも色々なお話をすることができて嬉しかったです。
旭中央病院に近く、救急も夜間も困ったらそこに行っているんだとか...
終わって神栖まで移動してみて、この距離を救急搬送するのは大変だなと思いましたし、通う必要がある家族の負担を考えると苦しい思いでした。
夕食@どーむ
どーむという洋食屋さんで夕食をいただきました。
写真を撮り忘れましたが、ポークジンジャーとバナナジュースをいただきました。美味しかった..!
また、農業生産法人株式会社 agri new windsの代表取締役である飯田等さんからお話を伺うことができました。
以下の記事でも紹介している、WINDS BASEという直売所を運営されています。
その設立の経緯は、東日本大震災に遡るそう。
東日本大震災の影響を受けて、神栖産の農作物は売れなくなってしまった(相手にされなくなってしまった)そうで...
そんな中、複数の農家が集まって、“産業革命を起こそうという信念を持ち”会社の立ち上げに至ったそうです。
“安定した販路の確保”のため、他社を介することなく直接販売を行ったり、
病気による不作の影響を和らげ、また新たな雇用の場を作るため“栽培品目の多様化”を行ったり、
“新たな特産品の開発”として地元の名産からさまざまな商品を開発したりと、非常に多様な事業を行われています。
今後、“新規就農希望者に対する研修”として農学校をつくることも考えているとか..!
栽培品目の多様化
ピーマン
ピーマンの病気について詳しくお話を伺い、とても興味深かったです。
病気を媒介するのは大きく2つ、土壌と虫だそうです。
特に虫に関して、「アザミウマ」が厄介なんだとか。体長は約1~1.5mm程度で、成虫・幼虫が葉に寄生・吸汁し、黄化えそ病を発生させるそう。
その小ささからも完全に防ぐのはかなり難しく、また農薬散布でも70%ほどしか死なないので、今のところ不安を抱えながら育てていくしかないそうです。
ピーマンを育てるうえでは油を使うそうで、病気でダメになってしまうと大量(高額)の油が一気に行き場を失うそう...
経営においては生産量(A、B、C品の比率など)と、相場の価格、固定費などを考慮して仕入れ量を調整し予算を決定するそうで、それが総崩れになると思うと恐ろしいと感じました。
自然を相手に“経営を安定化させ「儲かる農業」を実現”することは本当に難しいことなのだと学びました。
椎茸
2023年3月には、農福連携菌床しいたけ「風のふく太郎」の栽培が開始されたそうです。
『風の「ふく」太郎』には、2つの意味が込められているそう。
まず、神栖という地域が、鹿島灘からの海風を受け取った風車がずらりと並ぶ場所であること。
次に、「農福連携」事業として、社会福祉法人との協力のもと、ハンデを背負った方々に栽培作業の一部をお願いしていること。
「吹く+福祉=福が来る」という式が書いてありました。
椎茸は一年中安定して収穫できるのがメリットな一方で、一気にできてしまうというデメリットもあるんだとか。
大量に(時期をずらして)菌床を仕入れる必要があるということだと思います。
しいたけの栽培方法には「原木栽培」(天然の木(原木)を用いてしいたけを栽培)と「菌床栽培」(おがくずなどの木質材にキノコ用の栄養体を混ぜて固めたものを用いて栽培)があります。
菌床しいたけは温度管理を徹底した部屋で栽培するため、季節を問わず安定して供給できます。
また、栽培シーン全体を通して、空調が整った施設内での作業であるため、体力の少ない方でも楽に作業することができるそうです。
今回、WINDS BASEに行った際になんとその椎茸を頂いたので(!)食べるのが楽しみです。
(無事、前回買えなかった飴も手に入れることができました👏今度かがやきに行くときに持って行きたいと思っています✨)
2日目 フォトウォーク
神栖市地域おこし協力隊主催「フォトウォークKAMISU(かみす)」
地域おこし協力隊は、都市住民(三大都市圏、つまり東京大阪名古屋)から、過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、一定期間以上、市民と一緒に地域活性化に取り組むことで地域力の維持・強化を図り、隊員の市への定住・定着を図る総務省の取り組みです。
神栖市では、2022年3月から1名の地域おこし協力隊が活動に取り組んでおり、今回その方が主催されるフォトウォークに参加しました。
テーマは「冬の神栖を歩く」で、夏に続いて2回目の開催になるそうです。
私は今回、太田旧道コースに参加。
太田旧道
「太田旧道」という名前は、「太田」という地名の場所にある「旧道」という意味なようです。
(これとは違いますが、茨城県常陸太田市にある国道349号の旧道が「太田旧道」と調べると一番に出てきました笑)
コウノトリ
国の特別天然記念物にも指定されているコウノトリ。神栖、行方市内では、コウノトリが自然繁殖し、2024年までに計10羽のひなが生まれたそう!
太田旧道のそばには人工巣塔が設置されています。(条約により、人工巣塔はコウノトリが飛来する地において、設置が義務化されているようです。一つ建てるのに100万ほどかかり、かつ突然やってきたことからコウノトリが「爆弾」なんて言われているとかいないとか..)
今回は、運がよければコウノトリを見ることが出来るかも、と期待して訪問しましたがその姿は見当たらず...
個体識別をするため、足環をつけているそうです。左右の足環の色や個体番号を見れば、生年月日、性別、生まれた場所などが分かるようになっており、兵庫県立コウノトリの郷公園で全国のデータを管理しているんだとか。
コウノトリは大きさが2mほどと大きく、田んぼで作業をするおばあちゃんに間違えられることもあるそう。笑
また、太田旧道沿いには湧水が出ているスポットが!
水を頂きましたが、なんだか柔らかい感じがしました。
すぐそばには神社があったので、お参り。
コンビニ大阪屋リベンジ!
雨が降っていたこともあって歩くのは諦めて、(アーケードはないけれど)商店街と呼ばれているところを巡ることになりました。
移動中、色々と神栖について教えていただきました。
まず、お祭りについて。神栖はとてもお祭りが多く、地域おこし協力隊の竹中さんが力を入れている部分でもあるそう。
長照寺のおめこ祭りは、11月中旬に行われるお祭りで、主催者が変わってから18年間連続で雨開催になっているんだとか!!
7、8月あたりには、商工会のお祭り、「七夕祭り」があり、かなり多くの人が参加する大きなお祭りだそうで、名前の変更を検討しているんだとか。
次に、スポーツについて。神栖市にはたくさんのサッカーコートがありますが、旅館経営をされている方がサッカーコートを持っていて、合宿などを行いたいサッカーチームに宿泊から練習まで全てを提供するという形態をとることが多いそう。
コート周囲には殆どの場合木が植えられていて中が見えなくなっているのですが、これは目隠しというより防砂のためなんだとか。植えられている木は、松が多いそうです。
途中、道路が少し高くなっているところから工業地帯を見下ろせる場所があって、迫力がすごかったです。
いざリベンジの大阪屋へ。
前回行ったブラジル専門店、Ole BLASiLにも再度訪問。
前回諦めたカシューナッツジュースとココナッツ菓子をゲット!
WINDS BASEにも行きました✨
お昼ごはん
お昼ご飯に狙っていた杉澤はおやすみだったので、ずっと行きたかった文田食堂に行かせていただきました。
基本急いでいるお客さんが多く、ニーズに応えて提供が超早い!!!!
そして量が超多い!!!!
味は濃いめで、とっても美味しかったです!
楽しいフォトウォークでした!!
本当に色々なことを教えていただきながら神栖を巡ることができて、有意義な時間を過ごすことができました。
一緒に楽しい時間を過ごしてくださった竹中さん、そしてつくばから来てくれた同級生に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!
長くなったのでここらで一度中断します!
次回は解散後の一人旅と、次の日「わくわくサロン」に参加してきた感想を書こうと思います!
それでは〜👋
参考文献
WINDS BASE:https://agri-newwinds.com/business/
地域おこし協力隊:https://www.city.kamisu.ibaraki.jp/shisei/machi/1006437/1009198.html
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/02gyosei08_03000066.html
コウノトリ:https://www.city.kamisu.ibaraki.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/012/186/kamisu_240901_15_p0405m.pdf