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2024/10/26 オータムフェスタ@神栖済生会病院

10/26、神栖市にある神栖済生会病院で「オータムフェスタ」が開催されました。
私たち、筑波大学の学生11人でstudent pathという企画を作りました。
ブースの様子です!

後術する通り、最終的にこの形に落ち着いたのですが、
レイアウトが難しかったです。

内容としては、
〇神栖の医療状況や問題についてまとめたポスターを作って、掲示する
〇ブースに来ていただいた住民の方に、
・住民の方が医療(医療従事者)に求めていること
・住民の方が若い人(神栖の未来)に何を期待するか?
・どうしてここに来ましたか?(Youは何しに神栖へ?)」
・神栖に住んでていいなと思ったところ(特に子育て世代からの視点)
などの質問をして、その回答を付箋に書いて貼っていただく“神栖tree”
(模造紙の一番上にテーマを書いて、壁に模造紙貼って付箋に書いてもらったのをペタペタ張っていく方式を想定)
〇つぬびー企画
(・お医者さん体験 心臓の音を聴診器で聞く ジャンプしたら心音変わるかな?
・看護師体験 包帯まく
・こどもたち5人くらいジャンプ出来てぬいぐるみも置けるスペースを
・子供達がたくさん来たとき用に塗り絵や紙芝居、薬剤師の体験で使ったクイズなども用意)
の三本立てでした。

他にも、
〇神栖treeに書いていただいた内容、神栖の医療などのトピックについてお喋りする“ラジオ企画”
〇大学生としての相談コーナー(進路相談・人生相談などができるところを作る)
(・テーマはその場のノリ、または神栖Treeで書かれたこと
・ずっとやるのではなく、最後の1~2時間に振り返り的な感じでラジオを、それまでの時間は相談コーナーでいいのでは?)
という案もあったのですが、結局時間的にも厳しく、実現はしませんでした。

会場の間取りなども知らない状態で向かってしまったこともあり、配置や机、椅子の使い方はあまり上手にできませんでした。
来年以降に向けての反省としては、動線を考慮し、机や椅子などのブース内の配置を事前に考えておく必要があると思いました。
実際始まってみると、神栖treeでは付箋を書くスペースがなく、いらした方が戸惑っておられるような気もしました。
また、いらっしゃった方からは、「ポスター文字が小さくて、こんなの高齢者には見えないよ」というお言葉もいただきました。
神栖treeで扱った質問も、「Youはどうして神栖へ?」は、神栖市からいらしている方が多い中であまり適切な質問ではなかった気もしました。付箋には書ききれない経緯のある方が多く、お話を伺う分には楽しかったのですが記録としては残りづらかったかもしてないと感じました。
また、付箋を年齢別に分けたのですが、それは無理があったと思いました。付箋を書いていただくように誘導する中で、「今おいくつですか?」と伺うのは少しためらいがありました。

写真でぜひオータムフェスタの雰囲気を味わってください!

病院で開催されるというレアなお祭り!
救急科などは普通に診療を行っていました。
障害者支援施設、神栖啓愛園さんのブース。
あんぱんとカレーパンをいただきました。
60円安すぎる…
かわいいマフィン!
日曜日に「裏庭マルシェ」という取り組みをなさっているそう。
行列のできていたネモナスバーガー
こちらも障害者支援事業のブース。右にパウンドケーキがあるのがわかるでしょうか!
後術しますが、思い出深いブースです
気になったキャンナス。
ドラムを叩けるスペースも!
瀬戸内寂聴さんご愛飲だというコーヒー。
地元のカフェも出店なさっていました。
屋外では演奏なども行われていました。

以下個人的な感想になります。
障害者支援事業のブースが複数あり、パン、パウンドケーキ、野菜などを販売されていました。実際に障がいをお持ちの方が販売なさっていたりしました。美味しいので買っていってください、というお言葉に負けて、フルーツパウンドケーキを購入しました。
コミュニケーションが円滑に行えているわけではなかった(なかなか目も合わなかったり、言葉も少なかった)ですが、「ぜひ食べてください」という言葉を、まっすぐに目を見て伝えられると、買わずにはいられませんでした笑
どうしてあの時の会話が自分の心に深く刺さったのかきちんと言葉には出来ませんが、すごく印象的な出来事でした。

ブースにいらっしゃった高齢者の方とお話する時間が長かったのですが、案外大変でした笑
普段は話さない世代の方だからこそ、身構えてしまいましたし、聞き取るのが難しい場面も多々ありました。
またどういった話題を提供すれば会話を楽しんでくれるだろうかとかなり頭を使ったので、疲れも溜まりました.…
人と会話することは得意分野だと思っていたので、少し悔しい気持ちにもなりましたが、積極的にご高齢の方と交流できる機会に足を運んで、練習することが重要だと感じました。

また、北海道からいらっしゃった須貝夢乃さんとお話することができました。コミュニティナースとして活動なさっていて、苫小牧の隣の市(名前はど忘れしました)出身だそうです。苫小牧で働いていると、医療の不十分な隣の市から患者さんが流れてくる現場に何度も出会い、これは問題だという意識を持たれたんだとか。
私たちの活動を見て、学生のうちから地域に出て活動したかったから羨ましいと言ってくださいました。

茨城県鹿行地域で行われている、肢体不自由児(重傷心身障害児)の家族会、おむすびの会(https://linktr.ee/omusubi.rokkou)の方々とも色々お話させていただきました。鹿行地域の深刻な医師不足、小児科医不足についてお聞きしました。
頻繁に車を運転して遠方の病院まで行かなければならない大変さを教えていただきました。
ぜひ鹿行で医師として働いてほしい、という切実な願いが心に響きました。

また、ハッチポッチカフェで活動されている、しょうこさんともお話できました。ロックが好きで、ベースを弾かれるそうです。今度一緒に演奏しようね!というお話で盛り上がりました。ハッチポッチカフェもいつか参加したいと強く思いました。

まず、PDCAとAARについて。
私の最近のお悩み?として、行動を起こす上で、どうしても目的を考え続けてしまうということをお話させていただきました。
すると、AARという言葉を教えて下さいました。P(plan)D(do)C(check)A(action)というPDCAサイクルでは、よくPの部分で悩んで、そこで止まってしまいがち。でも、A(anticipation、予想、先見、期待、見通し)A(action)R(reflection)というサイクルで回すことができれば、しっかりとしたplanがなくても、「こんな風になったらいいなあ」「こんな状態になったら素敵だなあ」という曖昧なanticipationの段階で動き出すことができるので、行動が起こしやすい。「とりあえずやってみる」ことで、課題やターゲットが見えてくる、とのことでした。このお話を受けて、私たちもつくばで暮らしの相談室、ハッチポッチカフェ的なことをやってみよう!という案が出ました。

また、授乳服の開発・制作などを行う、光畑由佳(https://camp-fire.jp/projects/764173/view)さんについて教えていただきました。フェムテック用品の購入や体験、自分のやりたい事業を行えるスペースとしての利用、カフェとしての利用ができる施設、Soft and Hairy Houseー柔らかくて毛深い家ーを運営なさっている方なんだとか。
近くにあるのでぜひ足を運んでみたいです。

さらには、行方地域医療センター(https://www.ndgh.jp )についても、遊びにおいでよと紹介していただきました。生涯学習センターは各市に存在し、生涯学習に関する相談・情報提供のほか、さまざまな学習機会を提供するとともに、ボランティアの育成などの人材育成、各種団体との協働事業などを行われている場所だそう。イメージがつかない場所ではありますが行ってみたいです。

最後に、これからやりたいことについてです。
どのくらい実現できるか、お楽しみに笑
・Tsukuba place labに行ってみる
・cruise 子ども食堂にいってみる
・私たちも暮らしの相談室、ハッチポッチカフェ的なことをつくばでやってみる
それではまた〜

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