不思議な魅力。私の解放日誌

いつか語りたいと思っていましたが、語るには難しいドラマで、考えが上手くまとまりませんでした。

今になって記すことにします。
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さて、これまでの自分の人生を振り返ると、

こうすれば良かったとか
あんなこと言わなきゃ良かったとか
どうしてその選択をしてしまったんだろう、
と今になって後悔することがあります。

つらい日々だったなと振り返ることもある。

一方、当時は気がつかなかったけど、今になって、あれが自分にとっては輝かしい瞬間だったのではと、愛おしく思える場面。

そして、あれが自分にとってのターニングポイントだったんだと。
あの出会いがあったからこそ、今があると。

点と点が不思議に結びあい、不思議な出会いがあり、今の自分がある。
その奇跡に感謝したりもします。

明と暗含め、自分の人生。

だけど、つらいこと含め、その全てを愛おしいと達観できる日は来るのか。。。

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「私の解放日誌」は、そのような人生のもつ性質、機微を感じさせてくれるドラマです。

リズム感あふれるストーリー展開はなく、ただただ日常が流れていく。

その中で、つらい瞬間もあれば、輝かしい場面もあれば、ターニングポイントと言える場面もある。

地方都市に住む長女、長男、末娘。
実家の仕事を手伝う謎のアル中男。

4人の生活を通じて、人生のもつ不思議な性質、機微、奇跡について丁寧に描いたドラマに思えます。

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作品性より数字を求めがちな日本では、制作できないドラマかなと思います。

日本のドラマ視聴の時間感覚だと、1話の30分で飽きてしまうかも。

この作品が最優秀脚本賞をとる韓国エンターテイメント界の奥深さを感じます。