脳を休めるためのリセット時間を作ってみる
最近疲れていないですか?
うっかりミスが増えたり集中できなかったり…。
ちなみに、これは先日の私のことです笑
大好きなおやつ「きなこ大豆」をネットで購入したのですが、倍近く多い量で届いてしまい1人で笑っていました。そんなミスします…?笑
きなこ大豆が6袋届いた時の衝撃はきっとこの先忘れることはないでしょう。
普段しないような小さなミスがポロッと出てきている時は、少し休息を取るタイミングかもしれません。
自分が疲労を感じている時のサインってなかなか普段意識しないと思います。
しかし、案外体や心からのサインは出ているんですよね。
体と心からのサインを見落とさずに自分を労ってあげられたら、きっと穏やかに日々を過ごすことができるはず。
今から休んでいいよと言われたら?
疲れが取れない。なんだかずっとだるい。と感じることもあるかと思います。
そもそもですが、休むことに対して具体的にどんな方法で?自分にはどんな休息が合っている?などと考える機会は少ないのではないでしょうか。
「今から休んでいいよ」と言われたらみなさんはどう過ごしますか?
私は先日この問いをジャーナリングの中でしました。
私は、
お風呂にゆっくり入る
本を読みたい
カフェに行きたいとか…。
見事「何かしらをすること」しか書き出せませんでした。
でも本来、休むって何もしないことを選んだっていいはずなんです。
ただぼーっと過ごすことだっていいわけですが、それをなぜか「休むこと」として私たちは選択していないことが多いのかもしれませんね。
「何かをすること」を常に選択しているのかも
日常生活の中で私たちは無意識のうちに「何かをする」ことを常に選択しているのかなと私は考えます。
生きることは選択の連続で、常に考え続けているんだと。
中には、何もしないでいることに後ろめたさを感じる人もいるでしょうし、「何もしないことはかえって疲れるから嫌」と考える人だっているかもしれません。
何もしないことが疲れるというのは、休む時間の中で無意識的に脳に負担をかけているサインです。
脳に負荷がかかっている状態のことを「脳疲労」と言います。脳疲労とは、生活の中で大量に入ってきた情報に対して脳が処理しきれない状態のことです。
ぐるぐると考え事をしてるんだけど、思考が整理できない感覚。考え事をしてるようで集中できていない。
これらは脳の情報処理が追いついていないからかもしれません。
脳の疲労は心の疲労にもつながる
脳と心は密接な繋がりがあるので、脳疲労を放置することで、気持ちの面でも落ち込みやすくなったり感情がうまくコントロールできなくなったりすることもあります。
例えば、軽いリュックを背負い、両手が空いている状態で歩く時よりも、重たいリュックを持たされて、両手も塞がって歩く時のほうが圧倒的にしんどいですよね。
身軽であればあるほど負担をできるだけ抑えつつ長い距離歩くことができるはずです。
これは、脳の思考量にも同じことが言えます。
頭の中で考え事をする量が少しでも減って、身軽になれれば、自分自身に余白ができますし、疲労感の解消にもつながります。その結果として自分らしく穏やかに生活ができるわけです。
しかし、SNSやニュースを見て常に何かしらの情報をインプットし続けたり、脳を休めてあげずにいると、余白はなくなります。そうするとうまく脳は処理ができなくなり、ケアレスミスが増えたり、集中が続かなくなったりするというわけです。
休むのではなく、脳のためにリセットしてあげる
何も考えるなと言われても思考を止めることはできませんよね…。
だからこそ、意識的に「脳のためのリセット時間」を確保してみることが大切です。私がリセット時間に取り入れているのはお散歩です。
イヤホンはせずに、歩いている自分自身に意識を向けてみる。ちょっと眠いなぁとか、日差しが眩しいなぁとか今感じているままの状態に意識を向ければ、これは一つのマインドフルネスの状態とも言えます。
個人的には、大きめの公園でお散歩すると鳥の鳴き声や木々のゆらめきを感じられてリラックスできるので好きです。
他にも、視覚的な情報や聴覚的な情報を減らすために、目を瞑ってみたり、耳栓をしてみたりするのも簡単にできる方法です。
頑張らなきゃいけないけど、どうしても集中が続かないという時は、単純作業をしてみるのもおすすめです。思考せずともできることを淡々とこなすことも脳のためのリセット時間になります。
「考えて選択すること」を減らす工夫を取り入れて、今よりもちょっと穏やかにそして自分らしく過ごしていきたいものですね。
今回のお話が穏やかな暮らし、そして脳のためのリセット時間を作るヒントになれていたら嬉しいです!
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