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旅ログ…タイ3日目① Grabチャーターでシラチャへ、クロコダイルへまたがり、トラと戯れ、象に乗る。
タイ、バンコク旅行3日目、この日は朝からシラチャに向かい、タイガー・トピア、シリパークで動物たちと戯れ、夕方までシラチャでのんびり。
バンコクに戻ってからこちらに海外転勤でこちらに住んでいる友人と会いました。
予定は詰まってはないですが、バンコクの「本物」の渋滞を経験…。
またまたハードな一日でした。
Grabで配車予約
この日はバンコクから100㎞程離れた街、シラチャへ向かいます。
エカマイという駅からバスも出ているのですが、6:00、9:00発の便しかありません。
夜は予定があり、18:00にはバンコクに戻ってきていたくて、するとシラチャを14:30のバスで出なければならない。
9:00発ではシラチャでの滞在時間が3時間程度しかないということになってしまいますし、6:00発はあまりにハードすぎる…。
そんなわけで、前日のうちに7:30にホテルに迎えに来てくれるよう、Grabで予約を入れておきました。
時間指定は初めてでしたが、すんなり予約確定。
寝て起きて、この日は朝早いということもありホテルで朝食。
すると、Grabの運転手からメッセージが届きました。
「7:40頃到着します。」と。
Grabでの予約の場合、1時間ほど前から直接メッセージのやり取りができるようになります。
まだ1時間近くあるのに、もう遅刻予想なの?と思いながら支度を進めます。
「しばらくすると、7:50になりそうです。」と。
もう少しすると、「8:00になりそうです」と。
おいおいと思っていましたが、普段よりも渋滞しているとのこと。
現地の人ですら読めない渋滞…。
でも、朝一の予約なんだから早めに付近まで来ておいてよとも思いましたが…。
「遅くなりそうなのでキャンセル、他の方を探していただいて構いません」などときましたが、市内の移動ならともかく、シラチャ行きとなると新しいドライバーがつかまるかも分からない。
「渋滞は仕方がない、ただなるはやで」ということで、来ていただきました。
このままずるずる遅くなるのかと思いましたが、7:50には到着。
ものすごく謝られましたが、仕方がないし時間もないので出発です。
初めての交渉
さて、ここで一つ考えていたことを実行に移すことにしました。
元々、行きは朝が早すぎるのでGrabを利用しつつ、帰りは格安のNEX EXPRESSのバスを利用してゆっくりと帰ってくるつもりでした。
ただ、タイガー・トピア、シリ・パークからシラチャ市内まではGrabが捕まりにくいとの情報もあったので、そこが少し悩みどころでした。
会社の例の部下に聞いたときは、一日チャーターで4000バーツだったとのことなので、それより安かったらお願いしてみようかなと。
実はタイガー・トピアから戻ってくる便もお願いしようかと考えていると伝えると、Grabの料金に2000バーツ追加でOKとのこと。
実際の相場観はわかりませんが、タイガー・トピアからシラチャ市内に戻れなかったり、NEX EXPRESSのチケットを取ることができないリスクだったり、時間もバスの予定時刻に拘束されるといった点を考慮すれば、まぁいいかと。
結局、7:50から18:00まで拘束してしまいましたし、いろいろと気を使ってくれる運転手だったので、大満足です。
ホテルの出発は少し遅れたものの、その時点で朝の渋滞が解消する時間帯だったよう。
高速を飛ばしてくれて、タイガー・トピアに着いたのは9:10頃と、予定からそれほど遅れることなく到着できました。
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タイガートピア、クロコダイルショー
タイガー・トピアは、名前は「タイガー」とついていますが、クロコダイルもたくさんいます。
現地についてチケットを買うと、もうすぐクロコダイルショーが始まるとのことだったので、まずはこのショーから。
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なにやらインド人ツアー客が30人くらいいて、平日とは思えない賑わいです。
調教師の方がしっぽを引っ張って、水辺から舞台に引きずり出します。
何もしていないのにずっと口をあけっぱなしのクロコダイル。
少しかわいそう…。
ショーの内容は、クロコダイルの口の中に手や頭を入れるというもの。
至極単純ですが、効果音がいやおうなしに緊張感を高めます。
正直、あまり期待していなかったのですが、とても楽しめました。
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最後はクロコダイルにまたがって写真撮影。
本当におとなしくて、調教が行き届いているんですね…。
少し考えさせられますが、まぁ考えても仕方がない。
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初めてのクロコダイルの背中は、ごつごつしていて、思っていたよりもずっと硬く、キンケシ、ガンケシの様な手触りでした。
これはトラやライオンとて、一噛みでは仕留められないでしょう。
タイガーショー、トラ達とのふれあい
クロコダイルショー、撮影を終え、さあトラと撮影!と思ったら、それほど間を置かずにタイガーショーがあるということで、お手洗いとトラと撮影する場所だけ確認し、ショーを見に行きます。
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これはもう、日本のサーカスで見るとの同じですね。
ちょっと高い台の上にお座りし、指示があったら輪をくぐります。
綱渡りをするのは初めて見たので、ちょっと驚きました。
器用なものです。
こちらでもインド人ツアー客と一緒でした。
インドにはベンガルトラが居ますが、やはりトラは好きなのでしょうか。
クロコダイルショーの時よりも歓声が大きく、ピューピューやってる陽気な方もいらっしゃいました。
以前見たことがあるとはいえ、それは子供の頃。
最前列で見ると迫力もあるし、吠えるとかなり響き渡るので、臨場感たっぷりでした。
ショーが終わると、お待ちかね、トラとのふれあいです。
この動物園には、普通のトラの他に、ホワイトタイガーと、ライオンもいます。
ふれあいと撮影は一頭だけでなく、三頭と行えます。
ショーを見ているので、しっかり調教されているというのはわかっているし、おなかが空いていなければ襲ってくることもないとも思いつつも、やはり目の前にするとドキドキします。
少し間を取って後ろから回るように言われます。
背中側に座って、目は合わせないようにと。
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触れてみると、とても暖かい。
毛並みもきれい。
飼いならされているからというのもあると思いますが、動物臭さもない。
思わず吸ってしまいました(笑)
少しずつ慣れていき、背中やおなかをさすったり、頭をなでたり。
普通のトラが一番大きく、ホワイトタイガーは少し小ぶり、ライオンはメスなのでやはり小ぶりでした。
どの子もとてもおとなしかったです。
とても楽しい時間でしたが、おそらく三頭で5分かそこらだったでしょう。
終わってみればあっという間…。
時間があればトラとのお散歩オプションもやってみたかったですが、思いのほかショーが充実していたので、時間が迫っています。
それならばせめて、と思い、追加で子供のトラへの授乳プレイを…。
これもとても癒されました。
成犬と同じくらいの大きさですが、哺乳瓶をつかむ力は相当なもの。
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よく見ると、爪もしっかりある。
不慮の事故が起これば、命までは取られないまでも、一生癒えない傷くらいは負いそうです。
この子は噛むことはありますか?と聞くと、当たり前ですが笑顔でNOと返ってきます。
でも、子トラから離れた後、飼育員さんが哺乳瓶を持っていこうとすると、飼育員さんの服にかみついて、思いっきり引っ張っていました…。
あまがみくらいは日々ありそうですね…。
お隣シリ・パークもおすすめ
お次は歩いて5分もかからないところにあるシリ・パーク。
タイガー・トピアの系列らしいです。
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入口でチケットを買いますが、やはりこちらは安いですね。
規模も、シンガポール動物園とは比べるまでもない。
単に歩くだけなら、一番奥まで行って入口に戻ってきて、10分かかりません。
とても小ぶりな動物園です。
でも、多くの動物にエサをやることができますし、コスパはとてもよい動物園だと思います。
ロバ、山羊、ポニーにエサをやり、ウサギ小屋ではたくさんのウサギに囲まれながらエサやりができます。
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オラウータンもいて、この子は抱っこしながら撮影することができます。
膝の上においてもらうと、脚で腕を握ってくる。
この握る力がまた強くてびっくり。
オラウータンの握力は大人になると300kgにもなると聞いていましたが、子供のころからこんなに強いとは。
最後に髪の毛を引っ張られたときは、引っこ抜かれるかと思いました。
無邪気でも侮れません。
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でも、やはり子供は人間でも動物でもかわいいものです。
やはり懐いてるお姉さんのもとにかえると、本当の子供のように抱き着きます。
そして最後は、ゾウに乗ります。
動物園の一番奥に、5頭くらい並んでいました。
近付くと、歓迎するかのように鼻を上げ、ピタッと止まってくれました。
シャッターチャンス!!
それから、すっと鼻をこちらに伸ばして、触らせてくれました。
何頭か触れましたが、お鼻が乾いている子と湿っている子といますね。
感触はごわごわしています。
入口で買ったチケットでは足りなくなったので、追加支払い。
象の背中は高いので、乗り場は階段が付いた専用のものがあります。
象の背中は景色がよさそうだと思っていましたが、残念ながら、ほぼおじさんの後頭部でした(笑)
象使いのおじさんは、両足で象の耳の裏を刺激し、進んでいきます。
手には鎌のようなものを持っていて、これが使われないことを願うばかりでしたが、幸い、使う機会はありませんでした。
乗り心地としては、正直あまり良いものではありません。
象は大きいので、歩くたびに上下しますし、しっかりと座席が設置してありますが、つかまっていないと振り落とされそうなくらい揺れます。
お散歩コースも高低差があって、浅い水たまりに入ったり、盛り土を上ったり。
その都度乗っているこちらの体も前に、後ろに、大きく傾斜します。
怖いというほどではないですが、油断すると危険です。
これ、ひと月に何人かは落ちてたりしないのかな?
途中、一度だけピクリとも動かなくなってしまったことがありました。
おじさんも何か叫んでいますが、全く動かず。
しばらくすると、じょじょじょーという音とともに、大洪水。
大きな体なので、おしっこの量も半端ないですね(笑)
犬が散歩コースで用を足すように、ゾウも自分の出番の時にいつものスポットで用を足すのかも。
ウェルカムなハプニングです。
シラチャを歩く
小さな動物園を満喫し、売店でアイスを食べて小休止。
もう一度ざっと見てから、お昼を食べにシラチャ市内へ。
動物園からは15分~20分くらいでしょうか。
途中、J-PARKを通り過ぎました。
日本にいるときに調べて知っていたのですが、この道沿いにあったとは。
このシラチャという街は、日本の現地会社も多く、日本人街でもあります。
市内で「ランチ」などとググると、日本人がやっているお店がたくさんヒットします。
バンコクで同じように「ランチ」とググっても、ヒットするのは当然タイ語のお店ばかり。
同じタイでも、このシラチャはだいぶ事情が異なります。
夜はバンコクで友人と会いますが、18:00頃待ち合わせすることになったので、16:00までシラチャでのんびりすることになりました。
こういうのに対応してもらえるのも、チャーターのメリットですね。
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13:00過ぎに市内に着き、ロビンソンで昼食。
近辺は日本食ばかりなので、どこでもいいやとロビンソン内で洋食をいただきました。
ロビンソンは地元の人のためのデパートなので、一周ぐるっと回れば十分。
腹ごしらえも終えたので、市内を散歩します。
2日目の投稿に出てきた会社の部下ですが、このシラチャに住んでいたそうです。
ロビンソンの写真を送ると、道の反対側のアパートに住んでましたよーと。
どの建物かわかりませんが、ざっくりと映して送ってあげると、喜んでました。
道を挟んで東側は住宅地なので、お散歩するなら西側、海の方が良いですよ~とアドバイスも貰いました。
Googleマップでみてみると、江の島のようなところがあったので、行ってみることにしました。
「観光するほどのところではないですよ~」と言われましたが、シラチャは観光地という感じでもないので、他に行くべきところもないですし。
逆に観光地ではないタイ現地のリアルな生活が見えたら、それもまた旅の醍醐味ですしね。
どちらかというと、つい一本奥の道に入ってみたい衝動に駆られがち。
典型的な観光地も良いですが、整いすぎていないその国、その地域を楽しみたい派です。
へぇ、タイにも公文があるんだ、しかもスナックに囲まれて、とか。
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なんとなく、日本にも似たところあるなぁ、とか。
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日本語の看板をたくさん見かけて、やはり日本人街だなぁとか。
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そんなことを考えながらお散歩するのが好きだったりします。
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長い橋を歩いて、階段を上って、タイの江の島のてっぺんです。
それほど高くはないですが、よい眺め。
うーん、江の島か、蒲郡の竹島か。
「日本ですよ」と言われたら信じそう。
振り返ると、完全にタイです。
小高い丘の上の寺院。
地元民に愛されているのか、高校生くらいの子や夫婦で拝んでいる人もいました。
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それから、バンコクでもよく見かける宝くじ売り。
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そんなに見るものもないですよ~と聞いていましたが、こういう何でもないのがいいんですよ。
他に観光客もいないので、現地に溶け込みますね。
最後に、なんとなく撮った映えロビンソンを。
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シラチャからバンコクへ
さて、バンコクに戻ります。
シラチャの町中の風景は、日本の地方にとてもよく似ています。
バンコク市内では、80年代の日本っぽいと思う風景が良くありましたが、ここシラチャは、今の日本の地方っぽい景観があちらこちらに。
特にこの風景、地元のあの通りにあまりにそっくりで驚きました。
後部座席に座っていましたが、つい身を乗り出して撮影してしまいました。
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日本にいるときに予習のためにYouTubeを見ていましたが、タイにほれ込んで何度も行く人だけでなく、移住してしまう人も結構いるなと感じました。
シンガポールはとても先進的な国ですが、タイに移住となると、日本人には不便が多いのでは?なんて思っていました。
でも、この風景を見ていると、「住めるかも」なんて思ってしまいます。
不思議な国です。
バンコクまでは約1時間半と聞いていたので、ちょっと早めに着くから待ち合わせ場所付近にあるスタバで時間をつぶすかーと思っていたのですが、これが大誤算でした。
朝は1時間半かからず、Googleマップでの帰路もやはり1時間半くらいと表示されていましたが、バンコクに近付くにつれ、渋滞情報が追加され、だんだん到着予想時刻が遅れていく…。
17:30着くらいの予想だったのに、市内に入るころには18:10に…。
それでも最終的にはちょうど18:00に着き、スタバに寄る時間はありませんでしたが、待ち合わせ時間ぴったりの到着となりました。
バンコクの渋滞、恐るべし…。
なんて思っていたら、この後、バンコクではこんなの渋滞のうちに入らないと、思い知らされることになりました…。
3日目も長くなってしまったので、今日はここまで。
後半へ~続く!
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