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海外旅行準備、買ってよかったもの、いらなかったもの。

今回は、海外旅行のために購入、準備したものの中で、よかったもの、いらなかったものを紹介していこうと思います。


12月、1月と、シンガポール、タイ・バンコク、アメリカ・ニューヨークの三か国へ海外旅行してきました。

前回の海外旅行からは10年以上空いてしまっているため、まずはパスポートを取得し、並行してスーツケースをはじめ、あらゆる旅行道具を揃えなおす必要があります。

機内で必要になるもの、現地で必要になるもの。
調べていくと、同じものでも、必要!と言っている方と、不要!と言っている方といらっしゃいます。
やはりそこは人それぞれなのですが、自分にとってはどうか?というのは、実際に経験してみないとわからないですよね。

費用は最小限に抑えたいですが、ケチりすぎて快適な旅ができないようであれば、買ってしまった方が良いです。
海外旅行、頻繁に行けるわけではないですし、安いものでもありません。
せっかく行くからには、最大限楽しみたいですしね。

そんなわけで、今回の旅行で買い揃えた多くのアイテムについて、それぞれ感想を述べていきたいと思います。
上記の通り、これも私の私見でしかないですが、これから海外旅行をする方の参考になれば幸いです。

買ってor持っていってよかったもの

iPad Pro

これは飛行機内での暇つぶしとしてマスト。
ニューヨークの13時間フライトではかなりお世話になりましたが、シンガポールやタイの6時間フライトでももちろん活躍してくれました。
機内ではとにかく暇ですし、持って行かない手はありません。

機内で使う場合の注意点は、コンテンツは必ず先にダウンロードしておくということ。
機内ではWiFiは使えないと考えた方が良いです。

シンガポール航空では、当日機内から無料登録をすることでWiFiを使えるとのことでしたが、なぜか使えず。
CAさんに見てもらいましたが、結局つながりませんでした。
エアアジアはLCCなので、そもそも提供がありません。
ユナイテッドは有料でならありましたが、割高なので緊急でもなければ使いたくありません。

マンガ、YouTube、映画、それぞれ事前にダウンロードしておくことをお勧めします。

AirPods Pro2

これも書くまでもなく持っていくものかもしれませんが、音楽を聴くためのイヤホンとしてだけではなく、ノイズキャンセリング機能に着目してこのリストに入れました。

機内で寝られないと、旅の初日も楽しめない可能性があります。
それを避けたくてLoopという人気の耳栓を買ったのですが、専用の耳栓を別途購入する必要はなく、AirPods Pro2ひとつでよいです。
なぜならAirPods Pro2のノイキャンの方が、耳栓よりも高機能なノイキャン機能を持っているから。

AirPods Proでも構いませんが、ノイキャン機能が強化されているPro2の方がより快適です。
耳栓代わりに使うので、ノイキャンの性能こそ大事です。

とはいっても、そのためだけにAirPods Pro2を買うというのも現実的ではないので、まだワイヤレスイヤフォンを持っていない方、今持っているAirPodsが古くなってしまったという方に限られるかも。

もちろん、ノイキャン機能があれば他社製でもかまいません。

除菌シート

日本ではほとんどのお店でおしぼり、タオルが出てきますが、海外ではほぼ出ることはありません。

スタバのようなチェーン店ならでるかな?と思いましたが、食事を頼んでもやはり出ませんでした。

旅先ではいろんなものに手を触れますし、食べ物で汚れた手をふくという以上に、菌が口に入るのを防ぐために手をふきたいですよね。

旅行用財布

日本の各種カードが入った財布をそのまま海外で使うのはお勧めしません。
スリや置き引きも怖いですが、自分が置き忘れてしまうことだってありますよね。

普段使いの財布でウォレットチェーンがついているというのは中高生男子くらいだと思います。
旅行の時だけチェーンを付けたいと思っても、財布側にリングがないので、そのようなことはできません。

そんなときに、専用のお財布があるとよいですよね。
私が購入したのはネットでも大人気で、「旅行用 財布」なんてググれば必ず出てくる、無印のお財布。

これに、100円均一で購入した伸縮式のバネキーチェーンを付けて、ベルトリングに装着。
お財布はカバンに入れた方が安心と思う方もいらっしゃると思いますが、その都度カバンを開けるのも手間ですし、いろいろ入っているカバンを開けるのもまたリスクともいえます。
日本でも、カバンが全開になったまま背負っている人を電車で見ること、結構ありますよね。

ポケットからさっと出して支払いできるのは、買い物をスマートに済ませられますし、私はバネキーチェーンのカラビナをズボンに装着し、ズボンのポケットに入れておくのをお勧めします。

折り畳みハンガー

ホテルによっては、十分なハンガーがないこともあります。
寒いところであれば、コートだけでなく、中に着るセーターも、一日着たものをすぐにたたんでしまいたくはないですよね。

汗だってかきますし、ウールは呼吸をするなんていうので、一日着たら、ハンガーにかけて風を通してあげたいです。

それから、私は旅先で下着類などを手洗いしたので、これらを干すためにもハンガーは必要です。
靴下やパンツ洗濯ばさみが必要ですが、いくつも持っていくとかさばるので、洗濯ばさみ付ハンガーがおすすめ。

ビニール袋

過去の海外旅行で、ビールを持ち帰った際に缶が破裂したことがありました。
飲み物、缶詰、ポテトチップスなどを購入する場合はビニール袋に入れてからスーツケースにしまった方が良いです。

実際、今回もポテトチップスの袋が破裂してしまいました。
ビニール袋に入れていたので、スーツ内を汚すこともなく、また湿気ってしまうこともありませんでした。

コーヒーや石鹸など、香りのあるものも、他に香りがつかないために、又そのもの自体の香りが悪くならないために、袋に入れて他のものと接触しないようにするのがよいです。

それから、洗濯をするときにも使います。
洗濯ものを入れ、水を入れ、洗剤を入れてよく揉み洗いします。
ホテルの洗面台でもよいのですが、量があると洗面台のボウルでは小さいですし、洗剤を洗い流すのも面倒です。
おそらく、周りがびしょびしょになりますしね…。

袋の中で洗ったあとは、浴槽、シャワールームの強い水圧のシャワーで強いですすぎます。
洗面台とは異なり、飛び散ることも気になりません。

折り畳みバッグ

旅先では、できるだけ荷物は持ちたくないもの。
カバンだって、できるだけコンパクトにしたいですよね。

そうはいっても、コンパクトにした結果お土産を買おうと思ったときに収納がないというのはこれもまた辛い。

日本でも買い物袋は有料化されていますが、海外でも有料だったり、くれなかったりします。
日本で普段使っているエコバッグでもよいですが、チャックがないとちょっと心許ないので、無印で購入しました。

https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550583529444

大きいものと小さいものとありますが、普段はコンパクトに折りたためるので邪魔になることはありませんし、大は小を兼ねるということで大きいボストンバッグの方を選びました。

これは常に、通常のバッグの奥底に忍ばせていました。
これがあるおかげで、いつでもクッキーなどの大きな箱のお土産も、気にせずに買うことができました。

予備バッテリー

もっていかない手はないものの一つかもしれませんが、一応。
LCCでは機内で充電ができないこともあるので、必ず持っていくこと。
リチウムイオン電池は預入荷物にいれず、手荷物が原則なので、旅行に持っていくということは、そのまま機内持ち込みということになります。

私がもっているのはコンセントプラグ付きのものなので、機内でスマホやタブレットの電池切れを防ぐだけでなく、到着後も予備バッテリーとして使えるよう機内でバッテリー自身の充電もすることができます。

機内のコンセントは、日本と同じAタイプと呼ばれるものが使えます。
電圧は異なるかもしれませんが、今どきの製品は使える電圧に幅があるので気にする必要もありません。

多機能変換プラグ

これは、プラグ部分の変換という以上に、USBを挿せることに良さを感じました。
正直、シンガポール、タイ、ニューヨーク、すべての国のホテルでAタイプのコンセントをそのまま挿すことができました。

でも、スマホ、iPad、予備バッテリー、カメラ、カメラのバッテリー等、充電したいものって一つではないことも多いです。
USBの差込口がついていると、かなり助かります。

USBの差込口が足りていれば、一度に全ての機器を充電できるので、夜寝る前にセットし、朝起きれば全てが使える状態にできます。

スマホを充電した後でバッテリーを、次にカメラを、なんてやっていると、旅先での大切な時間を浪費してしまいます。
多くの機器を持ち歩く方だと多機能変換プラグひとつでUSBすべてをまかなうことはできないかもしれませんが、変換プラグとUSBハブが兼用であれば、持っていくアイテムを一つ、減らすことにもつながります。

日焼け止め

冬のニューヨークでは使いませんでしたが、シンガポール、タイでは重宝しました。
シンガポールは雨季でしたが、スコールの後は特に、雲がなくなって快晴!ということもありました。
赤道直下なので紫外線も強く、しっかりと日焼け止めを塗っておく必要があります。

シンガポールとそれほど離れていないのに、同時期のタイは乾季でした。
当然のごとく雲一つない晴天の日が続きます。
タイミングに寄るかもしれませんが、私が言った5日間は、とても暑かったものの、日本ほど気温は高くなかったです。

ですが、紫外線は強いのか、肌がジリジリ焼かれる感じは日本よりもありました。
かなり厚めに日焼け止めを塗っていましたが、それでも日中はひりつきます。

それでも、分厚く塗っていたおかげで、お風呂でしみたり、皮がべろべろ捲れたりということはありませんでした。
丸一日外を歩き回って、日差しを浴びまくっていたものの、紫外線はほとんどカットできていたということ。
冬なのに日焼けで黒いだけでなく皮膚がボロボロなんて、みっともないですからね。

サングラス

これは一つは目の保護として。
サングラスがないと、シンガポール、タイの日差しは強すぎます。
都市部では照り返しでそこら中がぎらついているので、サングラスを通してみた方が、建物や景色がはっきりと見えます。

もう一つは目線を隠すため。
国や地域によっては観光客はスリの対象にもなります。
特に、きょろきょろと目線があっちこっちしていると、カモにされやすいのではないでしょうか。

そういったそぶりを少しでも隠すために、目線がわからなくなるサングラスは着用していた方がよいでしょう。

買わなくてor持っていかなくてよかったもの

ラップトップパソコン

空港では出発まで長い待ち時間がありますし、夜ホテルに戻ってからも、その日の出来事をすこしでも書き留めておきたい。
そう思って持っていくことにしましたが、必要ありません。

仕事や長期滞在であれば持っていく必要はありますが、一週間程度の旅行であれば、全く必要はない。

国際線、2時間前に空港到着と言われますが、チェックインや保安検査が混まずにすいすい行けることもまれです。
皆2時間前に空港に到着するので、そのくらいの時間だとしっかりとチェックインで並ぶことになります。

長蛇の列ですが、その場に完全にとどまっているわけではないので、パソコンを広げている余裕はありません。
心配なので4時間前には空港にいるよという方なら、パソコンを開いてしっかり作業をするくらいの時間があるかも。

1時間も余裕あれば何かできるよね、という方。
確かにそうですが、あんな大きなものを持っていくのは、やはりコスパ悪い選択肢ではないかと思います。

それならば、iPad+キーボードカバーをお勧めします。

虫よけシート

シンガポール、タイは暑い国、虫も多いのではと思い買いました。
どちらも、動物園に行ったりトラなどと戯れる予定もあったので。

https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550002547417

ですが、虫よけシートまでは必要なかったと感じています。
一度忘れてしまったこともありましたが、それほど虫に刺されることもありませんでした。

それに、日焼け止めをする場合、どちらも塗るのは大変です。
日焼け止めを先に塗ると、虫よけシートで日焼け止めが落ちてしまうし、先に虫よけシートで拭いてしまえば、日焼け止めを塗ることで虫よけのコーティングが落ちてしまいかねません。

もし心配であれば、塗るタイプではなくスプレーならそのようなこともなさそうですね。

ネックピロー

海外旅行、飛行機旅行で一番最初に買うかどうか迷うのが、このネックピローではないでしょうか。
私もいろいろと調べ、折りたためるもの、首を固定するふくらみのあるものを選びました。

結論としては、これもいらないでしょう。
機内シートにはヘッドレストがついています。
その上にネックピローをすると、頭がだいぶ前に押し出される形になってしまいます。

確かに首が固定され、こっくりこっくりすることもなさそうですが、そもそも頭を前に押し出されるため、不自然な体勢になってしまいます。
私はこれを付けて、背中まで張ってきたので着用を辞めました。

LCCだとついてきませんが、フルサービスの航空会社であれば、薄いヘッドレストが備え付けられていることも。
これで十分だと思います。

アイマスク

飛行機はいつもと違う環境ですので、寝付ける人と寝付けない人と、結構分かれるのではないかと思います。
環境の違いに加え、疲労も寝付きに関係してきます。

私は環境の違いで寝られないタイプなので、ニューヨーク行きの際は、13時間、ほとんど寝ることができませんでした。

映画を見て、マンガを10巻ほど読んで、ダウンロードしておいたYouTubeを見て、またKindleで読書して、の頃の時間は寝る努力をするものの寝られず…。

その際、ネックピロー、アイマスク、耳栓をしていましたが、寝付くのには役立ちませんでした。

それどころか、寝付けないとアイマスクのゴムすら気になり始めます。
締め付けを緩めることもできますが、そもそもゴムが当たっていることが不快。

長時間フライトだと機内は食事を終えると消灯してくれますが、それで寝られない人は、おそらくアイマスクをしたところで焼け石に水でしょう。

ニューヨーク旅行、行きはそんな具合で全く寝られなかったのですが、帰りは疲れもあって、離陸して最初の食事を済ませた直後から、6時間連続で寝ることができました。

もちろん、アイマスクもネックピローも耳栓もしてません。

耳栓

もう上に書いた通りですが、耳栓は不要です。
それは、「寝るため」に「専用の耳栓」を買うことが不要、ということ。

まず、私が買ったのはLoopという耳栓。
変わった形をしていますが、消音するのに理に適った形なのだそうです。

確かに、お高いだけあって、消音効果も高いと感じましたし、フィット感も良い。

でも、それで寝付けるかというと、そこまでのものではない。
しかも、AirPods Pro2と比べてみると、消音効果はAirPods Pro2の方が高い。

消音しか機能がないものなのに、イヤフォンに負けているのであれば、買う必要はないですよね。
イヤフォンなら音楽を聴いたりYouTubeを見ることもできますから。

そんなわけで、耳栓は不要、AirPods Pro2をお勧めします。

フックハンガー

海外旅行先でトイレに入った際、日本のようにドアにフックがなかったら?
食事をする際、荷物置や物を置ける椅子がなかったら?
そんなときに重宝します、というブログを読んだので買っておきました。

https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550344594438?detail_together_03

たしかに、トイレはもちろん、床が汚いこともあるので、できるだけ直置きはしたくないですよね。

ただ、これも行くまでは使いどころは多くあるだろうなんて思っていたものの、一度も使うことがありませんでした。

トイレって、結構物を置けるようにちょうど目線のあたりに段差があり、カバンを置けるくらいの奥行になっていることが多いです。

使いどころが全くないわけでもないでしょうけど、わざわざ購入してまでもっていくものでもないですね。
すでに持っている方であれば、是非持っていったらいいと思いますが。

パスポートケース

パスポートむき出しでは危ないかなとも思い、カードなど複数収納できるケースを買いましたが、完全に外れ。

空港でパスポートを出す際にはケースから出さないといけないですし、「搭乗券が入る!」とされていたスペースは、シンガポール航空、エアアジア、ユナイテッド、どの航空会社のチケットも入りませんでした。

他にももっと多くの航空会社があるので、幅の狭いチケットもあるのかもしれませんが、3回旅行に行って3回とも使えないとなると、その幅のチケットの方が稀なのかなと思います。

それに、これからますますチケットの電子化が進むでしょうし、チケットなんて読み込めればよいので折ってしまっても構わないし、チケットスペースなんて必要ありません。

同様に、SIMカード収納スペースも、フルサイズのSIMしか入らなかったり、ピンがさせなかったり、使い勝手はイマイチ。

カード収納スペースが複数あるのも、空港でしか使わないパスポートケースにカード収納スペースが複数ある意味とは?という感じ。
私はカード型の紛失防止トラッカーと予備のクレジットカードを入れておきましたが、クレカとトラッカーをまとめて一か所に入れることもできますし、カード収納も複数ある必要性はありません。

パスポートケースの必要性はパスポートを汚さないため、この一点と考えて、多機能ではなく好みのデザインで選べばよかったです。

シート石鹸

簡単に持ち運べて衛生的!と思い購入しましたが、一度も使いませんでした。

よほど緊急事態で汚いトイレを使わざるを得ない、という状況でなければ、旅行者が訪れるような施設のトイレなら、だいたい液体せっけんがあります。

それに、日本でも毎回石鹸までつけて手を洗うかと考えると、私自身そこまで潔癖ではなかった。
なんなら周りを見ていても、石鹸をつけて手を洗う人ってそこまで多くないかも。

現地では公園で水飲み場があっても飲まないように、なんて、旅の本にはよく書かれてますが、設備が汚れてさえいなければ、私はいつも使わせていただいていました。
それも気にならないレベルなのに、石鹸なんて必要ないですね。

タンブラー

機内で水をもらうためにもっていきましたが、これはほんとになんで持って行ったのか…。
家に転がってるペットボトルでもよいし、空港までの移動で飲んだお茶か何かのペットボトルでよいです。

タンブラーなんて邪魔にしかならないので、邪魔だと思ったらいつでも捨てられるペットボトルが最強です。

まとめ

以上が買ってよかったもの、買ったものの不要だったもの達です。
最初にも書いた通り、何をもっていって良かったか、良くなかったかは人それぞれです。

私がここに書いたことはあくまで私の体験ですし、旅先等状況が変わればこの通りではありません。
ましてや、これを読んでいただいている方が私と同じかというと、全く違うでしょう。

ですので、「確かにそうかも」と思っていただけたら買ったらよいですし、「いや、私には必要or不要だな」と思ったら、ご自身の感覚を頼りにしていただく方が間違いがないかと思います。

買うか、買わないか、持っていくか、持っていかないかを迷った時の、あくまで参考にしていただけたらと思います。
ご自身の旅をより良いものにするために。

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まぁくん
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