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旅ログ…タイ1日目 やはりトラブル発生、初LCC、変な食べ物、ムエタイ、カオサン。

タイから無事、帰ってきました。
今回はパソコンを持っていかなかったので、帰国後に書いていきます。


消耗の激しい国、タイ

シンガポールでは、ギリギリnoteを投稿する体力の余裕がありましたが、今回はその余裕もなく、パソコンを持っていかなかったのは大正解。
とても楽しむことができましたが、本当に体力の限界。
タイの乾季、あの暑い中一日中歩き回るのは、思った以上に体力を消耗しますね。

初日から最終日まで、良いこともトラブルも含めとても多くの経験をさせてもらいました。
また1日目から、順に書いていこうと思います。

初めてのLCC

初日、タイへの便はシンガポールの時とほぼ同じ、中部国際空港を10:30発、現地時間15:20着。
シンガポールよりも1時間多く時差があるため、現地到着時間は少し早めです。

航空会社はタイ・エアアジアX。
エアアジアグループのタイからの長距離便を扱う航空会社で、中部国際空港からバンコク、ドンムアン国際空港への直行便があります。

こちらはバンコクについてからの写真

LCCなので狭いだろうと覚悟していましたが、全くそんなことはなく。
というより、やはり隣の席の方がどんな人なのかということの方が、機体や席の広さよりも重要だと感じました。

シンガポールの時に隣に座った方は、ヤンキーのように大股を広げ、明らかにこちらの席にまで足を突っ込んできてましたし、肘置きを越境してくる方でした。
なので、LCCではなかったにもかかわらず、あまり快適ではなかったです…。
今回は両隣、とてもマナーの良い方だったので、とても快適。
電車も飛行機も、隣に乗る人次第ですね。

具体的に、LCCがどこでコストカットしているのかは事前知識は何もなかったのですが、搭乗してすぐにいくつかわかりました。
まずはイヤホンを配らない。
あれ?と思いましたが、着座して画面に触れてみると、電源が入っていない。
なるほど、移動中に映画を見ることができなければ、そこは一つコストカットできる。

もしや?と思いながらUSBを繋ぐと、こちらもやはり通電していない。
乗客の多くは搭乗中にスマホを使いますし、現地でバッテリー切れを起こさないように機内でも充電するはず。
充電ができないのは要注意です。

それから、食事もでない。
これは旅行会社の案内にも記載があったので知っていましたが、隣の人がオプションで注文したものを食べているのを見ると、ちょっと食べたくなりますね。

シンガポール航空では空のボトルにお水を入れてもらいましたが、これもLCCでは有料になってしまう。
保安検査を抜けたあとの売店で飲み物を買うことはできますが、エアアジアでは持ち込んだものを飲食することは禁止されているようです。
のどが乾いて我慢できなくなったら、機内で買うしかない。

6時間、なんとか我慢できましたが、もう少し距離が長いのならば、高いものでもないですし、お水、食事くらいは機内で購入した方が良いですね。
搭乗してから色々知っても、もう何もできないということも多々あるので、通常の航空会社とLCCの違いは、事前にちゃんと調べておいた方がよかったなと思いました。

前回の反省として、iPadに本やマンガをDLしておいたので、3時間くらいはそれで時間をつぶしました。
座りっぱなしだと眠たくなってくるので、後半3時間は寝て過ごし、バンコクへ到着。

例によってeSIMトラブル…

さて、前回シンガポールではeSIMがなかなか繋がらず冷や汗をたらしました。
その時はe、SIMをオンにしたもののデータローミングをオンにしていなかったことが原因。
今回はそれを知っているので、なんの心配もなく両方ともオンにして…つながらない…。

少し時間がかかるのかなと思いつつ、イミグレーションの長蛇の列に並んでいましたが、20分ほど並んでいたのにつながらず。
その間、再起動もしてみましたし、空港のWi-FiにつなげてeSIM発行会社のFAQを見て設定を確認したり、知恵袋などで同様の事例を調べてみたり。
色々とやってみましたがつながりませんでした。

今回は空港からホテルまでGrabで移動なので、ネットにつながらなかったらGrabも手配できません。
1時間ほど格闘したところで諦め、空港内でSIMカードを購入。
詳しい店員さんにSIM挿入後の設定もすべてお任せし、即インターネットにつなぐことができました。

今の時代、スマホ、インターネットがないということなど考えられませんが、ほんの20年前はまだiPhoneすらなかった。
海外旅行先で何か調べものをするなんて、できなかったわけです。

便利な世の中になったと思うとともに、それに慣れ切っている現代人って、当時の人と比べるとトラブルに弱いんだろうなぁと思います。

バナナ・ブロッサム???

SIMを購入し、インターネットが繋がり、ほっとしたら急におなかがすいていることに気づきました。
機内では何も食べていないので、朝起きて6時前に朝食を食べたきり、10時間以上何も食べていません。
空港内をうろうろし、チェーン店らしい、でも一番ローカルな感じのするお店に入ることにしました。

漢字、それも繁体字?台湾系のお店なのでしょうか?
スプーンとフォーク、使い勝手がわからず…

そこで注文したのがこちら。
写真右のミョウガを大きくしたような物体、何かわかりますか?
食べ終えた後に聞きましたが、バナナ・ブロッサムらしいです。
つまり、バナナの花。
実ではなく、花を食べるんですね。

お味は、無味無臭…。
最初は、見た目や硬さなどから、タケノコのような味を想像していたのですが、どこをかじってみても、味のするところがない…。

日本料理でも聞くが飾られていることがありますが、このサイズでただの飾り、食べるものではない、ということもないでしょうし…。
とても不思議な食べ物でした。

会社でタイに駐在していた方がいたので写真を送ってみましたが、見たことがないと言われ。
同じく2年ほど駐在している友人に聞いてみましたが、バナナの花?食べるなんて聞いたことがない、と…。
結局、タイ旅行の間、このお店以外ではバナナ・ブロッサムを再度見ることはありませんでした。
やはり飾りだったのか…、いまだに謎です。

食事後、Grabを呼び、ホテルにも無事チェックインできました。

ムエタイの聖地、ラチャダムヌン・ボクシング・スタジアムへ

ただ、やはりSIMとの格闘で時間を食ってしまったため、予定していたよりも1時間ほどチェックインが遅れてしまいました。
初日、チェックイン後はムエタイを見に行こうと思っていたのですが、ちょっと時間が微妙…。
どうしようかなと思いましたが、多少短くなってしまったとしても、現地で見ることに価値があるし、まだ寝るには早すぎる。
ということで、ラチャダムヌン・ボクシング・スタジアムへ繰り出します。

移動中調べていると、また新たなことがわかりました。
KKday、当日でもチケットを購入することはできるのですが、開場時間を過ぎていたためか、もうアプリからチケットを買うことができない…。
ググってみると、会場で当日券は売っていないとも…。
ダフ屋のような方たちがいるようですが、そういった人たちから買うかどうするか、到着してから考えようと思いつつ。

到着すると、おばちゃんがさっそく声をかけてきます。
「きたな、ぼったくり注意!」と思いましたが、単に親切なおばちゃんだったようで、チケットはあちらでね~と、笑顔で指さしてくれました。

当日券はないのでは?と思いカウンターで聞いてみたところ、500バーツの席はないものの、1000バーツの席なら買えるとのこと。
入らない手はないので、即購入。

開場から全試合を見れば4時間くらいかかるそうですが、到着したのは開場から2時間ほど経過していたので、残り2時間。
駆け足で席へ向かいます。
1000バーツのチケットはどうやら席らしい席はなく、打ちっぱなしのコンクリ、階段のようなところに座るだけでした。

サイズ感は両国国技館くらいなので、一番後ろでもしっかり見えます

会場はそれほど広くはなく、自席からリングまでもキャッチボールできそうなくらいの距離しかなく、とても近い。
日本で格闘技を見ようと思ったら、5000円弱でこんなに近い席を取れるかな?と考えると、結構お得なのかも。

それでも、タイで1000バーツって結構高いよなと思いましたが、観客を見るに、完全に観光客向けの様です。
私を除くとほぼ欧米人。
イーロン・マスク似のプロモーターも、すべて英語での進行。
タイ人はルンピニにあるスタジアムへ行くのでしょうか?

予定よりも短い観戦でしたが、最後の試合はKOを見ることができ、エンターテイメント性の高い演出も相まって、とても楽しむことができました。

両サイドの選手紹介、女性選手も映されていました。

バックパッカーの聖地?カオサン通りへ

その後、10時は少し過ぎていましたが、まだホテルに帰るには早いかなと思い、カオサン通りまで歩いてみました。

カオサンまではとても広い通りで、夜も遅いのにそれなりに交通量もあります。
観光としては有名な寺院ではないのかもしれませんが、大きな寺院もちらほら。

るるぶなどには載っていないですが、大きな寺院

ホームレスなのかわからないですが、夜でも暖かいせいか、そこらじゅうで寝ている人がいます。
露店も並んでいるので、交代の番なのかもしれませんね。
いきなり、カルチャーショックです。

ラチャダムヌン・ボクシング・スタジアムから20分ほど歩くと、カオサンに到着です。
カオサンは、バックパッカーの聖地と呼ばれているそうなので、異国情緒あふれるローカルな夜市なのかと思っていましたが、どうやら今は事情が違うようです。

カオサン通りでは、お店のスタッフを除けば、欧米人ばかり。
夜でも20度はありますが、夜風で涼しいなか、お酒を飲んで、バンドの生演奏を聴いて、タイ式マッサージのベッドに並ぶのは欧米人ばかり。

アジア系はあまり見かけなかったように思います。
服装で分かるのか、「コンニチワ~」と、酔っぱらった白人に声をかけられ。
聞いてみるとニュージーランドからの観光客だそうで、「フレンド!フレンド!」と連呼していました。
基本、夜のカオサンは酔っ払いばかりです…(笑)

日本ではあまり見かけないドナルド、タイではよく見かけます
生々しいクロコダイル…鶏肉のような味らしいですが…

I♡KHAOSAN のマクドナルド、クロコダイルの串焼き、マリファナバーを見ながらも、なかなか勇気が出せず手は出せずじまい。

日本での大麻所持は違法ですが、タイでは2022年から合法になっているので、海外旅行先のタイで吸うことは日本の法律上も問題はありません。
ただ、大麻が禁止されている国で大麻を吸った場合、当該国と連携して違法者に当たるというような法律になっているようなので要注意。

いずれにしても、合法とはいえ質はピンキリでしょうし、安全なマリファナバーかどうかはしっかりと確認する必要があるでしょうね。

次回タイやマリファナが合法な国に行く機会があれば、下調べをしたうえで一度経験してみたいと思います。

カオサン通り、違法性はありませんが、アンダーグラウンドな雰囲気がプンプンする街で、バックパッカーの聖地なのは昼の顔なのか、過去のことなのか。
面白い街ですが、スリやぼったくりなどもありそうな危険な雰囲気も感じました。
行く際は荷物は少なめ、身軽に、貴重品も必要最低限で行くのがよさそうです。

結局、カオサン通りは30分くらい歩いて満足し、ホテルへと帰りました。
移動疲れ、SIMトラブルでの心労もあって、ホテルについてシャワーを浴びたら、すぐに就寝。

ホテルからの景色。手前は雑居ビルが多く、東南アジアっぽい

ホテルチェックインまでは時間が押してしまいましたが、その後は初日からしっかりと楽しむことができました。
初日はここまで。
トラブルに見舞われたものの、良いスタートが切れたと思います。

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まぁくん
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