Vol.4 次のステージを諦めた日のこと。
普段はしないのに急にお菓子の買いだめをしてしまった、まーちぇです。少しずつ食べます。
前回は、排卵誘発剤を服用しながらタイミング法を行った話をしました。今回は、このままタイミング法を続けるか、人工授精をするか、悩む話です。
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正直、とても疲れてしまっていました。月に2回ほどの通院でしたが、だんだんと機械的に、事務的になっているようで、心が固まっていたように思います。タイミング法を約半年続けてきましたが、このまま続けても何も変わらないと思いました。
人工授精に進むかどうか。私の通院していた病院では、半年間タイミング法で授からない場合、次のステップとして人工授精を行う方針でした。まさか自分がその選択を迫られるとは思ってもみなかったので、迷いました。
年齢のことを考えてみると、まだ早いような気がしました。不妊の原因がはっきりと分からない状況もあって、気は進みませんでした。
費用について、助成金があるとしてもそこまでしなければならないのか、という思いがありました。1回に何十万もかけるほど切実なのか、あの時はわからなかったです。
また、夫婦ともに負担もあります。これまでは私が通院するのみでしたが、私の排卵時期に合わせ、夫にもその時期に合わせて仕事を調整してもらわねばなりません。もちろん、協力は得られますが、大変は大変と思います。
そもそも、人工授精についてですが、(私の解釈になるのかもわかりませんが)ほぼ自然妊娠と変わりません。通常はいくつもの試練があって、卵管に到達する前に離脱する精子なんかがいっぱいいます。だから、より多くの精子を卵管に届けるために人工的に注入するわけです。それで妊娠の確立が上がるという方法です。卵管造影などのいろいろな検査で問題なかったことを考えると、あまり期待できないかなと思いました。
つらつらと気が進まない旨を書いていることからも分かるように、一旦、不妊治療を辞めることに決めました。いろいろ考えてみたものの、気が乗らないままでいても良いことなんか何もないと思ったのが一番です。そうです、疲れてしまったんです。夫と話す中で、もし子どもがいなくてもその時はその時、ふたり仲良く暮らしていけば良いじゃんという結論に至りました。ありがたいことに(?)両両親から催促されることはなく、祖母は2年くらいこどもができなかった話をして励ましてくれました。
それでも、しばらくは挫折感がありました。西洋医学でダメなら東洋医学だ、漢方だ!という発想になり、漢方薬局に興味を持ち始めました。実際、不妊治療として実績を上げているところもあって、ひとりひとりの体質に合った漢方を処方するところにグッときました。しかし、金額を見て唖然。保険適用ではないので月に2~3万かかるよと言われちゃうと、お呼びでない感が。私には決断することができませんでした。
妊娠ってこんなにハードル高いんだっけ、と想像と違う展開に驚くばかりです。高校生の頃、中絶の映像を見せられて非常に怖い思いをした記憶があります。その時の授業が関係あるか分からないけど、妊娠って簡単にできるんだと勘違いしちゃったのかも知れないです。
(続く)
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お、これって胎動?それともお腹の音?毎日のようにこれか!?これか!?ってなるけど、謎のまま。夫も一生懸命声をかけて耳をお腹に当てて何か聞いて満足そうだけど、私には何が起こっているのか、ワカラナイ。
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