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あの子がいたから寂しくなかった

友人が転職することになり、地元に帰ることになった。
彼女とは地元が一緒で、中学も部活動も一緒だった。高校は違ったけど朝一緒に通った。

偶然彼女の就職先の県に私が嫁いだ。
地元から新幹線で3時間の場所。
すごい偶然だった。
だから、知らない街じゃなかった。あの子のいる街だった。
だから、不安じゃなかった。

この県に嫁いで知り合いは増えたけど、友人と呼べる人はそんなにいない。
気兼ねなく誘えるのは彼女だけだった。
冬の調子が悪いときは、顔を見るだけで良いと会いに来てくれたし、色んな場所に二人で行った。

寂しいと言うと「こまちを置いて帰れない」と本気で悩ませてしまうのでずっと本音は閉まっている。

ずっと彼女と一緒に行ってた場所に今度からは一人で行くことになるのかな。それは本当に寂しいな。

帰ってしまうそのときまで、こっちでやり残したことのないようにたくさん一緒に過ごしたい。


ということで、弾丸で京都に紅葉を見に行ったけど、まだ少し早かった。色づき始めだった。

大混雑だった清水寺
おばんざい美味だった



こまち

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こまち
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