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Maa2のWaackダンス遍歴(4)

Maa2です。

【一行でわかるあらすじ】
ブレイクダンス始める前に試合終了ですよ。

〇ようやくダンススタート

ガヤをくれた先輩、モンキージャパンさんのもとでロックダンススタート。

当時は知識も何もなかったが、今思い返すとこの人は多分この時期北海道で群を抜いて上手なダンサーの一人だったと思う。
ブレイクダンスが始められずカイジみたいに「ぐにゃあ」とはなったが結果的に頑張れそう。

とりあえず一か月後の6月に学祭、7月にダンスサークルの合同イベントがあるとのことで
・アップも取れない
・アイソレーションもできない
・体硬すぎて足を前に伸ばして座れない
・プランクが20秒くらいが限界(これは今もそう)
くらいの目も当てられないレベルだったが、2ヶ月馬鹿みたいに毎日毎日体育館の廊下に通った。
多分センスがなさすぎて、練習は毎日毎日頑張っていても課題は尽きなかった。
が、一番苦労したのが服装だった。

衣装を指定されず、なんとなく上白、下デニムと揃えておいてねと言われた。
当時youtubeも流行っておらず、何を着ればいいのか全くわかっていなかった。
なんとなくで揃えたところ

・ドクロのデザイン(チェーン付き)のキャップ
・白いシャツ(ヘビメタみたいのフォントの英文と天使の羽)
・やたら主張の強いダメージジーンズ
・両手首リストバンド

という地獄のような恰好になったのを覚えている。
当時のDVDがあれば見てみたいが、見るとき手が震えそう。

この服装で臨んだ学校祭。
鬼のように緊張したが間違いなく全力を出し切った。底の浅い全力を。
しかし、北海道で一番でかい大学だったので、そんなことは関係なく、すごい人数の人が盛り上がってくれる。
川崎クラブチッタくらいの収容人数が何人か知らないが、同じくらいはいたと思う。多分。

完全に学祭にて味を占めた自分はイキリ散らかしながら翌月の5大学合同イベントに臨むことになる。

何をしても会場が沸くので、完全に調子に乗った自分は誰も踊らないパートで勝手に2エイトソロを踊り、会場がその瞬間だけすごく滑ったのを明確に覚えている。
この後後輩がダンスで悩むたび、何年かに渡りこの瞬間をDVDを見せることになるが、そのたび後輩は爆笑して複雑な気持ちになったがそれはまた別の話。

イベントでは2on2バトルも行われ、なんやかんやあり無事終了。
最後に代表から労いの言葉があり、締めの挨拶。

「今年度の活動これで終わりなんで、あとは各自で。」


なるだろうがっ。。。!こんな顔にっ。。。!

地獄のような衣装で勝手に会場を冷めさせるソロをした俺がいうのもおかしいが、これが今年度の俺の活動のすべてなのはマズイ。

さすがに聞き直してみた。

「あとは各自で。」

こうして一年目のサークル活動は終了した。

次回「全員幽霊部員に。そして伝説へ。。。」
続く。

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