さっぽロック×さっぽワック
Maa2です。
北海道のイベント、さっぽロックに参加した。ので、感想をば。
これはまだ自分が大学ダンスサークルの形をした、溶けかけのかき氷みたいな境界線の曖昧なコミュニティ、“概念”にいたころから存在するバトルである。
多分第1回は2009年とかそんなところで、途中で休止だったりを挟みつつ、今回はvol.89。
北海道の老舗イベントであり、同時に全道から若手や大人やキッズ、老若男女が集まるイベントである。
ちなみに別に優勝しても仕事が増えるとかそういうのはないと思う。にもかかわらずこんなに人が集まるイベントはほとんどないのだが、そのうち一つがこの「さっぽロック」。
多分イベント名が「funkyなんちゃら」とかオサレな名前だったらvol.2くらいで終わったのではないだろうか。謎の親しみがある。
当時は北海道にイベントがほぼなく、時折企画されるものも、バトルにほぼ出ない人の主催(これ自体は別にいいのだが)で、例えばオールスタイルバトルなのにHIPHOPしかかからないとか。エントリーの際、エントリー費プラス謎のチケットノルマ1万円分がかかったりとか、なかなかカオスな状況に現れた救いのイベントであった。
このイベントに毎回参加してたわけですが、まぁ田舎かつ少人数なので毎回出てる人とは知らないヤツでも次第に話すようになる。ヤバい人間だと毎回片道4,5時間かけて参加しに来ていたり、ダンスが楽しくなる、という思い出補正もある。
そんなこんなでイベント自体は「さっポップ」とか「さっぽワック」とか違うジャンルを開催したりした際も、北海道民は「ワンチャン勢」とかいう意味不明なシステムで他ジャンルにも参加する風潮があった。
詳しくはクソ長い遍歴を見てくれれば幸いですが、ワック始める原因もこのさっぽワックにワンチャン勢として参加したことが大きく絡んでいる。
そんなイベント、さっぽロックが開催され、一つ前の記事で書いた除霊系ダンスイベントSlaygroundの影響もあり、道外からも多数参加者が来た。
ちなみに前回のさっぽワックは4年前で、参加者17人、俺以外全員ベスト16という半端ない結果であった。
多分これが北海道内の最後のワックバトルである。
実質オリンピック。忘れたころに盛り上がるならまだしも、いろいろ北海道の状況を連絡で聞く限りは、「waackやってる人いないので」で締めくくられがちだったので、正直北海道のみんなが参加するかどうかは不安だった。
が、蓋を開けてみれば30人を超えるエントリー。
別に勝てば何か栄誉が得られるとかそういうイベントではないのだが、これはすごい。
それもこれもワンチャン勢の力の賜物である。
ワンチャン界隈のみんなをコミカライズにイラスト化して
「それいけ!ワンチャンマン!」というアニメでも始まりそうなくらいには凄まじい熱量を感じた。
40秒踊った後に「レパートリーが無くて力が出ない~」ってやかましいわ。
必殺技のワンパンチで16位通過してく痛快な物語になりそう。クソアニメ確定。
そんなこんなでlockとの抱き合わせ開催で70人近く?延べ100近く?の人たちが集まっていた。
「いろんな地域に顔が効く大御所の〇〇さん」みたいな人が北海道にはおらず、(自分が知らないだけで、そういう方は実在はしているのかもしれない)社会人のメンバーが6人くらいでやってるイベントとして、毎回こんだけ人数集まるのは主催の場を作るセンス、参加者のエネルギーがとにかくすごいんだと思う。
ほんでここまで書いたとこで更新止めてしまって忘れたんですが何やかんやあって2位でした。
ロックは4位でベスト8という奇跡起きた☀️
またいずれ開催されると思うのでみんなで行きましょ。
後半のたたみ方がソードマスターヤマトすぎてすんません
ほな。