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Maa2のダンス遍歴(35)~リベンジの韓国~

【一行でわかるあらすじ】
札幌のバトルは負人(まけんちゅ)となった。

そんなこんなで頭の悪い必殺技、暗黒体操、クソ技大全集を手に入れた。
この頃、ワンチャン勢だった頃にユニクロを衣装としながら参加した、ワッカーズナイトというイベントが迫っていた。

みんな忘れてると思うが、自分がしょうもなさすぎて語れる内容はほぼ無かったこのイベントである。
今回はチームでゲストショーと海外ゲストバトラーとして参加させてもらえるとのことで、緊張もあったがウッキウキで準備していた。

なんだかとってもコンテンツが盛りだくさんなイベントだったのでとても気合いを入れつつ、ソウルに向かった。
ルーティンを12個だかそのくらい作ったり、ショーのふりをああでもない、こうでもないと作ったりしたので自分の記憶の不安感と戦いつつ過ごした。

この時、大阪からリャータ君というとても上手い子もクルーバトルに参加してくれることになっていた。俺は全体重をあずける心持ちになりそうであったが、全力でできることを頑張ると心に決めた。


立ち上がろうっ
Maa2っ・・・・!

そんなこんなでイベントが始まった。
タイムテーブルは知らなかったが、ソロバトルにクルーバトルにショーケースと大忙しであった。
あとMCの説明が何を言ってるのかわからない。

かといって無言で黙っているのも水を差すのでは?と思い、MCの言葉で他の客がっ盛り上がってるときに同時にとりあえずウオオオオオ!と叫ぶことにした。

身体が熱くなる一体感を感じた

そんなこんなでソロバトルは予選落ちした。
各サークル100人くらいから10人くらいとかそのくらいが上がるという倍率で、まぁ特に惜しくもなく落ちた。
ンロクは予選で若い女の子がカメラを構えているところに近づき鼻の下を「スンッッ!」と擦る必殺技をかましていた。黄色い歓声あがっててビックリした。

こういうやつ


とりあえず落ちたので、いつか韓国でもソロで予選上がるぞとオスンや台湾と同じことを思いつつ終わった。
そろそろこの自分との約束も増えていく一方でうんざりしてきたけど次回に期待するしかなかった。

クルーバトルは国外は我々だけだった。
周りを見ると、ユンジ、ワクシー、ジェイパック、ウィザード、マリッド、ロロ、ジーム、あとはよくわからんけどYouTubeで見たことある若手みたいな人達だった。

一回戦の相手はロロ、ウィザード、マリッド、ジームたちのチームだった。
まぁこれは普通に負けたんだがジャッジはちょっと惜しかったと言ってた人もいた。さすがに嘘やろ。

そんなこんなで自分の出番はショーを残すのみだった。
ンロクやリャータ君は二次予選でリップJとかベイビーズーとかウィザードを抑えてトーナメントに上がっていた。すげ〜!

そろそろ不安になってきていた。
台湾のときイベントのオープニングショーだったけど、これ俺らいつ踊るねんと。

聞いてみると「最後や」と主催のハンスは答えた。我らは大トリだった。
俺でも知ってる他ジャンルの人達が踊り、その後が我らであった。

ここまで来たら緊張については問題なかったが、
俺は前回の薔薇に続いて道具がとても多かった。小道具AやらBやらがめちゃくちゃ不安であった。

前回のオールフォーワックで日本でクルーバトルした相手の子たちがめっちゃ騒いでくれている。
てか汗の量が凄すぎて毎度毎度前髪が垂れてくる。

多分成功だろう。
と思われた。

後日、チームの誰かがこのような指摘をしてきた。

松、お前フリめっちゃ間違えてね?
俺は抵抗した。

オレはルーティーンをした
よく見たらしてなかったよ

まぁどこで盛大にやらかしてるかは是非にみんなで見つけてください。

俺は小池さんのように気持ち良くもなれず韓国でのショーを終えた。
悲しいネタバレですが、この後関東で何回かゲストショーに出た以外はこれが5人での最後のショーに。
人生のタイミング的にダンスしづらいこともあると思うので…一番ペーペーの自分はみんなが帰ってくるまで、少しでも戻ってきやすい場所を作ろうと頑張ることに決めて、毎回毎回チーム名思いっきりレペゼンすることにした。
さながら忠犬ハチ公だけど頑張るぞ。

あ、そうそう。
この記事を公開する前日。2023年2月。
この韓国のショー以来初めて集まった。全員じゃないけどさ。

みんな元気そうだった。

久々に会ったから話したいこと100個くらいあったはずなのに1つも話せなかった。
ンロクさんの話はおもんなかったのに聞いてて笑えたし涙が出た。
また早く全員で集まりたいな〜。

とりあえず今回の韓国の話はここまで。
次はソロバトルでもなんでもまた何回でもリベンジ来るぞ〜!

次回「 韓国反省会」

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