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Maa2のダンス遍歴(51) 〜バンクーバー突撃〜

【一行で分かるあらすじ】
メグミルク恵まれた環境。

俺はノリでバンクーバーに飛んだ。
飛行機が長すぎて不安だったが、一日中寝ていても全く苦でない俺は
一回寝てから数時間後に目覚め、再度寝る、を繰り返していたら全く苦ではなかった。

非常口座席のような前が開けた席に座っていたのだが、途中で俺の目の前でゲロを吐き太郎が現れ、そのときはさすがに死ぬかと思った。

そんな感じで到着。

当然ではあるが、バンクーバーに到着するとみんな英語を喋っていた。
ペアダンス界隈で海外の人とたらふく交流はしていたが、向こうが日本語ができるのである程度難易度は低かった。
今回はいよいよ自分の英語力を試せるということで俺はわくわくしていた。

バンクーバーは移民が多い町らしい。
ネイティブの人たちとうまく話せるか不安ではあったが、俺の実力は英検4級。
問題など微塵も感じなかった。
New Horizonで鍛えた英語力を舐めるなよ。
(※New Horizon=中学の時の英語の教科書。Ms.Greenという教師が現れるが、そもそもこの人物を知っているやつは結構いい歳である。)
テンションと身振り手振りで話せば何とかなる、とよく聞くが、そんな状況にはならない。


俺はホットドッグの店に入り注文した。
緊張感が高まる。
「あ~、どうしよ。えっと…」とテンパりつつ
Can I help me的なことを言おうとした。

「日本語で大丈夫っすよ!」
店員の若いお兄さんは察しがよく、日本語で元気よく教えてくれた。
「ァ、コレクダシャイ…」

俺は以降の旅をテンションと身振り手振りで乗り切ることを決意した。

次回「バンクーバーという町」

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