Maa2のダンス遍歴(62)~何度目かのfunky chicken~
【一行でわかるあらすじ】
韓国のイベント48位だった。
帰国して一週間後、またもや年始のイベントファンキーチキン。
趣味で映像編集にハマっていたので、勝手にいろいろ動画を作ろうと撮影機材を準備していた。
特にこのころは前年の後半のいろいろがあったので、日本で行われるバトルにも面白さも感じてなかったので、バトル出場者としてはそもそも会場に行くのも億劫だったが、正直こういうのに出ないと自分やめるのでは?と思った。
結局今も続けているのは、周りの人たちのおかげもあり、やめるとかやめないとか(自分の中では)個人の問題ではないと思ったので、動画撮影しに行くという理由でギリギリ自分の脳みそを納得させながら出に行くことにした。
この時期はイベントの状況も自分の考えも今とは全く違うのだが、
とにかくこのころの考えは
「同じメンツにジャッジされて同じメンツが予選通過して自分が落ちるのしんどいなぁ」という感じだった。
同じ考えの人がいたかどうかは知らないけど。
単純な技量で負けているのも納得できないと口では言いつつ、たぶん心の中ではわかっていたんだと思うが、このころのイベントは結構総評も観念的なコメントが多かった気がするし、決勝あたりについては詳細に感想が語られるが、予選は一言ひょんっと流れるようにコメントがあって終わる印象だった。
ジャッジの個人の誰のコメントがこう、とかではなく、全体の空気感としてそんな感じだったのだ。
赤ペン先生の祭典で「もっとテストという文化を愛せ」とか「もっと気持ち込めてテスト受けろ」とかいわれているような気分だったのかもしれない。
自分が若者ならまだしも、この年で始めたら鬼のようにフィードバックしつつ練習しないとまともに成長できないなと思いながら踊っていたからそれが原因かもしれない。
これは自分の感性の問題かもしれないが、少なくとも当時の自分はそう感じていた。ので、自分がジャッジの時は自分の考え方なり、ごちゃごちゃいろいろ言うようにしている。
自分語りが長くなったが、とりあえずこの日は予選の動画取りつつ、自分も踊って予選に落ちてすぐ帰って映像編集をして遊んだ。
完成したのがこちらである。
い、意外といいやん!!!
自分が編集した映像を見せる際に、いちいちここがこだわりです!と書いたりはしないが、さっきのジャッジの総評の下りを思い出して、なんとなくだが、いちいち説明しない気持ちもわかりかけた気がした。
自分の脳みそで当時はそのあたりを補う力がなかったし、補いたくなかったのかもしれない。まあなんか惜しかった人とか挙げて欲しいよなぁ。
自分が入ってなくても。
そんなこんなでファンキーチキンが終わり、世はコロナウイルスというやつで大騒ぎに。
次回「コロナ禍でのダンス」
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