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現在の聴力になるまで

聴力低下の発覚

聴力に異常か見つかったのは中学生の時。
学校の身体検査で聴力が引っかかって、近くの耳鼻科で治療を受ける事になりました。その時は耳を温めたり、耳?鼻?から空気を送ったりするような治療をしていたと思います。しばらく続けてもその治療では効果がなくて、聴力も日常生活には問題ないレベルだったので、しばらくしてからは耳鼻科に通うのはやめてしまいました。(昔過ぎて記憶が曖昧です…)
その後は毎年の聴力検査に引っかかるものの、経過観察で耳鼻科で聴力検査するくらいになりました。

高校、専門学校時代はライブハウスに行ったり、大きな音の中にいる事が多々あって、耳に負担が掛かる生活をしていました。
全く耳の負担なんて考えていなかったから、耳鼻科の先生に怒られた事もありました。でも、当時の私は聴力の落ちている自覚も、聞こえない不自由さも感じていなかったために無茶をしていました。

聞こえ辛さを自覚し始めた時

聴力に不自由さを感じ始めたのは、30代過ぎてからでした。子育てが少し落ち着いて自分の時間を持てるようになって働き始めてからです。自分でも気付くのが遅そいと思うのですが、子供と過ごすのが主だったので不自由を感じる機会も無かったのかも…

最初の仕事は、電話を取ることが多かったのですが、相手の声が聞き取りにくかったり、名前を正しく聞き取るのが難しくなっていました。
(今だから難しくなってたなと思いますが、当時は音量を上げたらなんとかなっていたので、そんなに聞こえ辛さは実感していませんでした。)

現在の聴力

今の聴力は両耳どちらも中等度難聴。オージオグラムは両耳とも1000Hzから4000Hzがガクンと落ちていてグラフは谷型をしています。

ゴーっとお腹に響くような音や、キーンとした高い音はよく聞こえます。耳鳴りは常にしていて、キーンとかピーとかが多い気がします。両耳の聴力が同時に落ちている事、40歳までに発症している事から、若年発症型両側性感音難聴の可能性もあるかもとも言われています👂

*若年発症型両側性感音難聴
難病指定されている疾患です。難病の認定を受けて医療費の助成を受けるには、遺伝子検査を受けて変異が見つかること、聴力が平均70db以上の条件に当てはまる必要があります。(70dbはすごく大きな声で話しかけないと聞こえないくらい)
検査は3割負担で2万円程。検査費用が高い事と、判明したところで医療費助成や障害者手帳の申請が出来るわけでもないのでとまだ踏み切れずにいます。

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