10代の頃に観ておくべき映画3選 洋画篇
今回は、人生で最も多感な時期である10代の頃に、観ておくべき映画を3つ紹介したいと思います。
映画は、興奮や感動を与えてくれますが、時には人生が変わる影響力があることも。それこそが映画が持つ力「カタルシス」です。多感な時期だからこそ、美しいカタルシスを感じて頂きたいと思います。
ここでは、映画の内容の説明はしません。何故観てもらいたいかだけを解説していきます。
では早速、間違いない作品をご紹介します。
1. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997)
マット・デイモンとロビン・ウィリアムズが主演の映画。この映画は過去のトラウマから心を開くことができず非行に走る天才青年と心理学者の交流を描いた物語です。
何故これをオススメするかという一番のポイントは、自分自身の在り方「アイデンティティー」を考えるきっかけになると思うからです。。
この映画の主人公ウィル・ハンティングは孤児でありながらもNASAで働けるくらいの超天才です。なのに、自分のやりたいことが分からず悪友たちと非行に明け暮れる日々を過ごしています。
そんなウィルは、大学でアルバイト清掃員している時に、黒板に書いてあった超難問を解くことによって、彼の人生が動ごいていきます。
この映画は観てる我々にグッと心に刺さるセリフがビックリするくらいたくさんあります!名言だらけ!特にこの映画の比喩表現がとても分かりやすい。人と人との繋がりや、信頼関係が人生でどれほど大切なのかをこの映画は教えてくれます。
そして、もう一つ挙げたいポイントとしては、恋愛と友情の描き方がとても美しい。彼女とのデートシーンと悪友たちとの時間のシーンで、これは特別何か凄いっていうことは無いのですが、良い意味で等身大の描き方をされています。そこで流れる音楽もとても素敵です。
ここも一つの共感出来る箇所だと思いますし、デートシーンとかオシャレに感じて憧れを抱く人もいるかと思います。
10代の頃、このウィルと同じような悩みや、自分自身の在り方を問う事がとても多いと思います。 ですがそんな気持ちに後押しくれるような映画です。
ロビン・ウィリアムズ演じる、心理学者ショーンに心打たれる事間違いなし!
是非Youtubeにあるネタバレ動画とかではなく、映画を観てください。
「君がやりたいことは何だ?」
2. ウォールフラワー(2012)
続いてはこの映画「ウォールフラワー」です。
この映画は、主役の3人がそれぞれにヘビーな問題を抱えながらも、恋愛や将来への不安や希望といった誰もが10代の頃に抱く高校生たちの思いをリアルに響かせてくれる映画です。
主人公のようなイケてないやつや、親友2人のイケてるやつにも悩みがあり、誰もがつらい思いを抱えていることを教えてくれて誰に対しても優しい内容になっています。
10代だと、スクールカーストで悩んでいる人もいるかもしれませんが、この映画を観ればそんなことどうでも良くなるでしょう。
今を楽しめるかどうかは、他人任せではなく、自分で決めることを改めて教えてくれると思います。
そして、この映画では流れる音楽が70〜80年代の曲が多く使用されているのですが、音楽とマッチしたお洒落さと青春が感じられる印象的なシーンが多いのもポイントです。
10代で経験するような悩みや葛藤がありつつも、10代でしか味わえない若者の青春を感じられる。ティーンエイジャーの人たちには美しいカタルシスを与えてくれる映画です。
3. レディ・バード(2017)
最後にご紹介するのは「レディ・バード」です。
この映画は、主人公が高校生活最後の年を迎え、友人やボーイフレンド、家族、そして自分の将来について悩み、揺れ動く様子を、みずみずしくユーモアたっぷりに描いた作品です。
この作品を観た20〜40代の女性の方々は「昔の自分を見ているみたい」と述べるほど、女性が共感するポイントがとても多いのが特徴で、少女から大人への階段を登る様子がとても良く描かれています。
というのも、母親とのケンカ、大都会への大学進学に憧れ、友達や彼氏、そして自分の将来について、彼女なりの精一杯さで答えを見つけようと奮闘する姿が赤裸々に表現されているので、見ていると愛さずにはいられなくなってしまいます。
高校生活の最後は、子供から大人になることを一番意識する年頃かと思います。そんな時にこの映画を観ると「等身大の自分」と「大人になる」ということが何となく分かった気になれる映画です。
自分の理想と照らし合わせながらこの映画を観ると、今後の自分に影響を与えてくれるかと思います。
いかがでしたしょうか。
10代は自分と向き合うことが多い時期で、自分の将来を見つける大事な時期でもあります。
そんな時にこの3つの映画を観ると、自分自身を見つめ直す良い機会を与えてくれるかもしれません。
10代の皆さん、是非ご覧ください。
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