昨日の検診結果の記録。切迫早産の話。

昨日、妊婦検診の日でした。

毎回、子宮頸管が短くなり続けていたので、今回から入院の予定でしたが、なぜか今回子宮頸管伸びていました。

子宮頸管は、赤ちゃんが通る場所で、出産の時には0mmになり子宮口が開いて出産という形になります。

子宮頸管は、40mmあるのが一般的で臨月(妊娠10ヶ月)に近づくにつれてだんだん短くなっていきます。

しかし中には、私のようにまだ出産まで期間があるにも関わらず、何らかの理由によって子宮頸管が通常より短くなってしまい、赤ちゃんが下がってきてしまうこともあります。

その状態を、妊娠週数によって

「切迫流産」=流産になりかけている状態

「切迫早産」=早産になりかけている状態といいます。

切迫になる原因は、細菌感染や、ストレス、もともと子宮頸管が柔らかい性質の人、子宮頸管無力症の人など様々です。

妊娠週数と、子宮頸管の長さを照らし合わせて、危険だと判断された場合は、薬の処方と安静が医者から指示されます。安静の度合いも、また様々で、軽い家事程度ならOKという人もいれば、トイレ以外は寝たきり生活を送るよう指示される人もいます。

もっと、危険な状態と判断されると(その病院の医者によって子宮頸管が何mmになったら、入院か決められている様子。私の通う産婦人科は20mmを切ったら即入院です。)、入院になり、24時間の点滴、入浴は許可が出るまで禁止。歩くことが禁止で、トイレは行けないため、管をつながれる。等の処置を受けたりします。

私の切迫の場合は、細菌検査等、色々調べてもらった結果、赤ちゃんと羊水が入っている膜に小さな穴があいていて、少しずつ羊水が漏れていることが原因でした。

原因がわかった日から、お医者さんには「羊水が漏れている人は、必ず早産になるから」と言われ続けていたので、毎回の検診で子宮頸管が短くなっていくたびに、「もうすぐ、入院か。」「次回には、入院かもな」と覚悟をしていました。

そして前回、「また短くなっているな、、、次には入院かもね」という話と共に入院準備の話もあり、「次回の週数だと、NICUのある病院に入院が必要だね。小児科の先生がいる病院じゃないとね。」という具体的な話もされました。

家族と、入院先や、入院費について話し合ったり、娘のことについての連絡の引き継ぎをしたり、今回の検診までに、自分も家族も心の準備をしました。

そして、当日。入院セットを持って臨んだ検診では、

医者「20mmありそうだねー。」

私「(入院覚悟をしていたので)えっ?」

医者「今回は、家に帰れるよ~」

私「えっ?」

(あまりに驚いている私の声に、看護士さんの笑い声、、、)

その後、前回より子宮頸管が少し伸びてたと話があり、20mmを切らなかったので今日の検診では入院は免れたよという話をされました。

入院の目安に引っかからなかったものの、相変わらず子宮頸管は短いので、寝たきり生活なのですが

とにかく、存分に驚いたあと、帰れることにホッとしました。

家族全員、今回入院か、次回入院か、という気持ちで検診へ見送ってくれていたので、検診報告をしたとき、今回入院ではなかったことをまず喜んでくれ、子宮頸管が伸びたことに「奇跡だね!」とさらに喜んでくれました。

今まで1度も伸びたことがない子宮頸管。伸びるどころか、現状維持すらしなかったのに。今までと、今回何が違ったのだろう。

次の検診は、また2週間後。今までは、入院するのは時間の問題なのだと諦めていたのですが、今回こういう良い結果が出たことにより、次回も入院を免れたい!と思ったり、このまま入院せずに臨月を迎えたい!という欲が出てきてしまいました。

寝たきり生活を送って、検診に行って、結果が悪かった時には、私のこの生活に意味があるのか?薬をのんで寝たきりでいたって悪くなる一方じゃないか!と思ったこともありましたが、良い結果が出てくれたおかげで、この生活に意味があるんだ。今我慢することで、未来の私と赤ちゃんの為になっているのかもしれないと思えるようになりました。

次回検診までの2週間に、頑張る意欲と前向きな気持ちを与えてもらいました。

また、安静生活に関わってくれている両親や、娘、土日しか会えないけど気遣ってくれる夫、写真で励ましてくれる義母、空の上で見守ってくれている義父、に改めて感謝の気持ちを表したいと思いました。

(支えてもらい、ありがとうございます!)

(もう少しの辛抱だ!頑張れ私の体!そして、赤ちゃん!)




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