やっぱり涙がでてきちゃう
「コロナは風邪派」でもなく「反ワクチン派」でもなく、かなり徹底した「自粛派」の我が家は、しぶとく続けていた自主休園生活に一旦終止符を打った。
本当の気持ちではまだ登園登校させるのは怖い。
子どもの後遺症がどれくらいあるのか、などの統計がないから。数字に出ていないことがあると思うから。
だけど感染者数が落ち着いていると思われる今が子ども同士の交流をさせてあげられるチャンス
まずはリスクが低いと思われる5歳の次女の午前のみの登園を開始した
週に一回は顔見せしていたけれど久々の登園。
次女もドキドキしていた
到着するとクラス全員の子どもたちに大歓迎状態で囲まれた。
嬉しいけれどびっくりして涙がにじむ次女「はずかしい」
保育士さんが「恥ずかしいから少し離れてあげてね」と言って一瞬離れるもすぐに取り囲まれていつのまにか次女が台風の目のようになっている。そして「外で遊ぼう」とだれかが言ってその台風は園庭に移動した。
保育士さんと今後について話していると、また台風が現れたので、じゃあそろそろお別れの挨拶をしてこないとな、と思って台風の目に近づいた
「そろそろお母さん行くけど大丈夫?」と聞くと
「うん大丈夫」とあっさりした返事で、もう気持ちが次に向かっている
昨日まで「保育園いやだ」「おかあさんと一緒がいい」と泣いていたのに。
前に登園再開したときも慣れるまでしばらくメソメソ泣きがちだったので「またご迷惑おかけするかもしれませんがよろしくお願いいたします、すみません」と保育士さんに話している途中で、目が熱くなってきてじわじわ水がでてきた
いろんな想いが込み上げてきた
自粛生活の日々の楽しかったこと、
それぞれが何も言わずに頑張っていたこと、
通わせるか通わせないかで何度したかわからないガチンコ夫婦会議
社会からの孤立感、
大歓迎してくれた園の子どもたちの輝く笑顔
消えはしない、感染や後遺症への不安。
次女を乗せてきた自転車に一人で乗ろうとしながら、流れ落ちてきた涙をマスクが受け止めてくれた。
「絶対行きたくない、おうちがいい!」と言ってた娘のなかには確実に「伸びたい!伸びたい!」の芽がある。
騒々しいけどたのしかったな
毎度のことながらシーンと静まり返った家に着くとぽっかりと空いてしまった空間に馴染むのにしばらく時間がかかる
長女の宿題の丸つけをしながら仕事のメール対応をして、すぐにお迎えの時間がきた
お別れのとき、本当は強がってたんじゃないの?と思っていた次女だけど、お迎えに行くと「まだ保育園にいたい、ご飯食べてお昼寝したい」と言って、みんなにも元気にバイバイの挨拶。もうすっかり馴染んでいた
大歓迎してくれた園児のみんなのおかげで初日は「保育園楽しかった」と活き活きしていた。
小一の長女はオンライン授業を受けさせてもらっていて、勉強にも遅れがないことからまだ良いかな?と思ったけれど本人が行きたい気持ちがあるため、来週から行かせてみることにした。
また新しく始まる生活、感染リスクは怖いけど、子どもたちの未知数の可能性に希望を見て。
このまま登園、登校できる状態が続きますように。
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