【VRC】ワールド『隔離都市ビブリオス:第6番街』を作ってみて
1.まえおき
先日、VR空間大賞というVRChat内ワールド企画があり、そこで大賞を頂きましたので応募した「隔離都市ビブリオス:第6番街」についてちょろちょろ語ろうかなというものです。
応募動機が「合法的に2回も宣伝ツイートできるやん!応募しよ」という
しょうもない理由でしたが、この企画がなければこのワールドは一生完成しなかったし公開しなかった可能性が高かったのでとても助かりました。
運営の皆さま本当にありがとうございました。
2.初期案 / コンセプト
もともとは、tiwaさん主催の1WeekWC2(1週間ワールド作ろう企画2回目 )のテーマ「小さな世界の停車駅」で作成したワールドでした。
ですが、ほぼ完成という状態にもかかわらず、「何か」が足りないけど「何か」がわからない。という理由でpublic化せずお蔵入りしていたという経緯があります。
テーマの"小さな世界"を、自分の世界ととらえ自分の世界とは何か?を考えた結果が、"本の街"というキーワードでした。
イメージとして"キノの旅"ででてくる街のような独特のルールがある街。
であるならば
・外壁は本棚でできている?
・無数に本があり、住人は読書によって生きているのでは?
・図書館のように区分けされているはず、ならば碁盤の目のような形状?
・街にするなら、平屋で無くビルのようにタワーになっているのでは?
・街と呼ぶには小さすぎる、境目はまだ続いているようにみせたい
・街なら住人が欲しい
等など
と芋ずる式に膨らんでいきました。
これで、コンセプトが決まり、スタートできたわけです。
ぶっちゃけ、1週間でどこまで詰め込めるか疑問でしたが。
3.VR空間大賞にあたって
何故、このワールドを再始動したのか。
もともとは、既に公開済のワールドで応募しようと考えていました。
しかし、テーマの「イマジネーション」で自分がしっくりくるものがない。
というところで非公開も含めて見直していたら放置していた「隔離都市ビブリオス:第6番街」が一番しっくりきたというオチです。
ですが、前項でも書きましたが「何か」が足りない。
ので、何かを探しにこのワールドをフレプラで開いてうんうん唸っているところにフラっと来てくれたフレンドと話していて「何か」が何か自分にしっくりくる答えがついに出てきて、それを追加することで無事応募できましたよというお話でした。
期限ぎりぎりまで作業してて間に合わないかと思ったw
4.「何か」とは何か
簡潔に言うと、「世界観を伝えるもの」です。
このワールド世界観重視で作ったにもかかわらず、全然世界観が伝えられてなかったのです。
・何故本が落ちてきてるの?
・黒いのなんなの?なんで消えてしまうの?
・「biblio・bibuli」って何?
・6番街ってことは何番まであるの?
等々
私がいれば脳内設定をいくらでも語ることができますが、普通に訪問した人には伝わらない。
となると、単なる黒いのが歩いて、本で埋まってる建造物なところ でしかなかったわけです。
私としてそれが潜在的に耐えられなかったようです。
なので、すべて語るのはエレガントではない(隠したがりなので)ので、
断片としてフレーバーテキストを追加するという方向性で解決を図り、無事 自分も納得できたというわけでした。
5.構築段階
◆初期(作成中)
◆1WeekWC2完了時
◆迷走中
◆最終版
6.ネーミング
毎回、名前を付ける作業は楽しいけど、大変!でも楽しいフェーズですね。
◆メイン部分
今回は、本関連の単語です。
いつもどおり、片っ端から本に関する単語、イディオムを検索してしっくりくるやつを探しました。
そこで、biblio「ビブリオ」が良いな、となり群体的な意味づけとしてsつけて、ビブリオスにするかー!しっくりくるし。となったわけですね。
(ボードゲームにもそんな名前のあるし一般用語でしょと思ってたんですが、そうでないっぽいので記事記載時点でビビっています)
◆前半部分
「隔離都市」は〇〇都市にしたかったので、廃棄とか別離とか地下とかはめてみて結果しっくりくるやつにしたという力業でした。
◆後半部分
「第6番街」必要か?と言われれば必要だったんです。自分的には。
なぜなら都市にしてはワールドがちっこいから。
この区画がたくさん連なってるから都市なんだ!とするため、「第〇番街」とし6はフィーリングです。
なんか、収まり良くなったのでOKというふわふわスタイルでした。
7.あとがき
まさか、大賞 になるとは思ってなかったので
思い出になるワールドとなりました。
誰かの思い出にちょっぴりでいいので残ればうれしいなと思っています。
「何か」の自分なりではあるが回答見つかって本当に良かった。
また、ワールド作りたい欲が出てきましたし、参加できて良かったなぁ。
ではまた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?