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5日間のスイス旅行の費用の内訳と今回の節約ポイント2点

2024年10月の約3週間のヨーロッパ周遊旅行ではスイスに4泊しました。

🟥スイス4泊5日の費用内訳

  • 宿泊費 48,000円

  • 食 費 11,000円

  • 交通費 23,000円

  • 観光費    0円

ざっくりとした金額で合計82,000円です。
5日間で割ると1日辺りは16,400円。

【交通費について】
ヨーロッパを数ヵ国周遊するため今回はユーレイルパス(選択7日)を利用。
スイス内では「空港から滞在地まで」など長距離移動の日にパスを3日分わりあてました。その3日分の金額です。

費用を抑えられた一番のポイントは滞在先での観光費と交通費をゼロにできたことです。

ロープウェー乗り継いで上るコルヴァッチ展望台

🟥節約ポイントその1:地域の割引カードを駆使して観光する

スイスでの目的は、南東部エンガディン地方の黄葉を見ることでした。
サン・モリッツは宿代が高いので近隣のポントレジーナに宿泊。

■サン・モリッツについて

エンガディン地方の主要都市。
スイスの2大観光列車である氷河急行やベルニナ急行が発着し、冬季オリンピックが2回開催されたウィンタースポーツも盛んな街です。
北海道のニセコスキー場に近い倶知安町と姉妹都市で、今年は提携60周年だったようです。

サン・モリッツへのアクセス
・チューリッヒ空港駅から3時間20~45分
・ミラノ中央駅から4時間25~50分
そういえば今日からANAのミラノ線スタートですね✈

シグナルへのロープウェーから見たサン・モリッツ湖

エンガディン地方の指定の宿に2泊以上する場合、地域交通(鉄道やバス)や山岳交通(ケーブルカーやロープウェー)が無料で利用できるカードがもらえます。
※5月~10月の夏期シーズンのみ

■無料になるケーブルカー、ロープウェーなど

  • コルヴィリア、ピッツ・ネイル

  • シグナル

  • マルグンス

  • コルヴァッチ

  • フルチュラス

  • ムオタス・ムライユ

  • アルプ・ラングアルト

  • ディアヴォレッツァ

■今回行った展望台、無料でない場合いくらかかったか?

ロープウェーなどの料金表

5か所の展望台へ行き、料金は約200CHF。
1スイスフラン=170円で計算すると約34,000円です。

そのほか、エリア内で鉄道やバスも利用しています。
・ロープウェー乗り場まで路線バス 片道5~6CHF
・ベルニナ線(普通列車) 片道10~17CHF
ベルニナ線は終点ティラーノまでは含まれませんが、パリュ氷河の見えるアルプ・グリュム駅までは無料範囲です。

となると滞在地での観光費(バス代なども含む)の合計は40,000円を超えていたはず。

かなり節約することができました✨

(参考料金)

鉄道・バスの料金/サン・モリッツ周辺


ディアヴォレッツァへのロープウェー

■エンガディン地方はスイストラベルパス、ハーフフェアカードへの割引なし

スイス周遊旅行なら以下のどちらかがオススメです。
・スイストラベルパス
 国内の鉄道などが無料(乗り放題)で山岳交通はほぼ25%~50%割引
・スイスハーフフェアカード
 国内の鉄道、山岳交通などほぼ全ての乗り物が50%割引

実際私も昨年夏の家族旅行では計算しまくった結果、スイスハーフフェアカードで周遊しました。

しかし今回は、エンガディン地方のみなのでどちらも利用しませんでした。
この地域の山岳交通はトラベルパスやハーフフェアカードでは割引がないからです。

【メモ】
コルヴァッチなどは割引がありましたが、先日チェックしてみると割引表記がなくなっていました。
「地球の歩き方スイス」は最新版が昨年出たものなのでこの変更はまだ載っていません。

スイストラベルパスやハーフフェアカードのメリットが活かせない地域なので割高になるこれらは利用せず、鉄道移動分にはユーレイルパスを割り当ててました。

アルプ・ラングアルトのチェアリフト


🟥節約ポイントその2:宿はユースホステル。食費の節約にもなります。

■節約ポイント1のエリア内無料のカードが利用できる宿を選ぶ

engadin.chのサイトで紹介されています。

この地域にはサン・モリッツとポントレジーナにユースホステルがあり、どちらもリストに載っています。

サン・モリッツのユースホステルは以前利用したことがあります。
ドミトリーはmixed(男女混合部屋)と知らずに予約し、部屋に男性が入って来てびっくり!しかもその日は私とその男性の2人だけでした。
物静かなおじさんで全然問題はなかったのですが、なんとなく落ち着かない気分だったことを今も覚えています。

今回選んだポントレジーナは男女別のドミトリーがあります。
駅前にあるので電車、バスのどちらを利用するにも便利でした。

ちなみにどちらのホステルも個室もあります。

■朝食込み料金なので朝食をしっかり食べる

朝しっかり食べていたので昼はそれほどお腹が空かず、ハイキング中に簡単なサンドイッチやチョコで軽くすませることができました。
(これらもスーパーで買っておきます)

夜もユースホステルの食事(レストランへ行くより安く、野菜もとれる)とスーパー利用で出費をおさえました。

ムオタス・ムライユ

まとめ

行きたい場所や時期、やりたいこと、年齢、人数など色々な要素で節約方法は変わります。
今回はトラベルパスもハーフフェアカードも使わずに節約する方法を書いてみました。

スイスハーフフェアカードを使ったオーソドックスな周遊旅行むけの節約方法の記事なども書いていきたいです。

ハーフフェアカードを利用した昨年の旅行記(4トラベル)はこちら👇️

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まりこ🐈‍⬛寄り道ヨーロッパ旅
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