【チャレンジ!ワールドカフェ】第2回 ワールドカフェ発見記
さてさて。ワールドカフェの「歴史」を振り返ってみましょう。
1995年にアニタ・ブラウンとデービット・アイザックス達によってワールドカフェは「発見」されました。
前日までアニタ・ブラウンとデービット・アイザックスの自宅にコンサルタントなどが集まり「知的資本のパイオニア」という本について対話(ダイアログ)していたようです。
その当日は雨が降っており、予定していた庭を散策することも出来ずにいました。そこで参加者たちをもてなすためにフリップチャート(模造紙)をテーブルクロスの代わりに敷き、お花を飾りました。
「まあ素敵、まるでカフェみたい」
グラフィッカーの方が「homesteadカフェ」と命名したそう。
それは2人の自宅の前の通りの名前を冠したのでした。
集まった人たちはコーヒーを飲みながら、めいめいに話し始めました。
特に記録されていませんが、前日の対話(ダイアログ)が「知的資本のパイオニア」だったので、自然とそれに即した話になったのでしょう。
始まりの時間になりましたが、アニタは「もう少しこのままにしましょう」と言いました。みんなが話し合いをしている姿が素敵だったからです
さて、ある程度の時間がたった時、ある参加者が言いました。
「他のテーブルでもどんな話をしているか知りたい」
そこで一人をテーブルに残して、参加者はバラバラのテーブルに移り、話し合いを始めました・・・・。
とここで。なぜかワールドカフェは「発明された」「デザインされた」とは言われない理由に気付かれましたか?
これは偶然出来たスタイルを大切にしているのです。
最初に自然発生したワールドカフェに、敬意を表して「発見された」としてるんですね。
さて、第3回目は閑話休題。 この投稿が何故「チャレンジ!」なのか、などなど様々なモノに触れていきます