子どもたちは、「大人がどんな判断をするのか」を、いつも見ている。
シリーズ「パズル教室の現場から」
~No.17~
やれやれ、首都圏4県は再びの緊急事態宣言だそうですよ。しかし今回は前回とは様相が異なり、夜間の飲食店に焦点が絞られるような形のようですね。まだ詳細は確定していないようですが。
子どもや教育に関わるものとしては、何といっても「学校が一斉休校になるかどうか」が最重要項目。昨年はこれにより、エライ目に遭いましたから。
本日時点の情報では、昨年の3月~5月のような「一斉休校要請」は、無い、ということらしいです。
さてここで大人の皆さんに質問です。
昨年春と同じ「キンキュージタイセンゲン」であり、感染者数は前回の何倍も何倍も人数が多い状況であるということは、小学生以上の子どもたちも、しっかりわかっています。
にもかかわらず、「今回は学校は休みにならない」のは、なぜ?
「どうして休校じゃないの?」と、子どもに真っ直ぐな瞳で見つめられて質問されたら、皆さん、どう答えますか?
「ぼくたちわたしたちは、コロナにかかってもいいの?」と、さらに突っ込まれたら、どう答えますか……?
いえもちろん、正解はないです。「この質問にはこう答えればいい」とか、わかったら苦労はないです。
でも、この質問に対する答えを、子どもと関わる大人それぞれが、心の中にそれぞれ準備しておく必要がある!とは思います。
私としては、
「昨年の春は、まだわからないことが多くて、とりあえず全国一斉に休校にするしかなくて、君たちにいろいろと辛い思いをさせてしまった。それはとても申し訳ないことだった。その後、研究が進み、学校から社会全体にコロナが広がる、ということは、あまりないとわかってきた。命も大切だけど、君たちの学ぶ権利を守ることも、とても大切なこと。なので、一斉休校にはせず、何かあった時に学校単位で短期間の臨時休校をするだけにしたんだよ。」
と、答えてあげたいです。
政治家が、今どんな風に考えているかは知りません。
でも、「子どもと関わる大人」の1人として、子どもたちにとって納得のいくような答えを準備してあげたいと思うのです。
子どもたちは、大人の様子を、いつもよーーーく見ています。
「こういう理由で、こういう風に考えて、今、このように判断したのだよ。」という姿を、きちんと見せていってあげないと。
でないと、安心して大人になんて、なれませんよね(笑)
「判断力」のある子に育って欲しければ、「大人の判断力」を見せてあげることが何よりだと思うのです。
そんなこんなで、本日はこれにて。
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