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【ベトナム旅行】ハノイから行ける世界遺産ツアー!500段の階段の頂上から望めるニンビンの絶景

ハノイ子連れ旅行記vol.4

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DAY2

今日は早朝から日帰りバスツアー。世界遺産ニンビンとその周辺をめぐる、約10時間の盛りだくさんな内容だ。

ハノイからショートトリップできる世界遺産は2つある。

ひとつはハロン湾。
大小2000もの奇岩が突き出すハロン湾はスケールも大きく、サンセットも星空も楽しめる船上泊クルーズが人気。そこから手漕ぎボートに乗り換えたり、洞窟探検もできる。

ただ、ハノイからは車で4時間くらいかかるので移動がちょっと大変。日帰りもできるけど、弾丸すぎて疲れてしまうかも。

もうひとつが、ニンビン。
歴史的建造物も残るベトナム文化発祥の地。
古都ホアルー、そして陸のハロン湾ともよばれる、奇岩が連なるチャンアンやタムコック。これらの周辺一帯をまとめてチャンアン複合景観として2014年に世界遺産登録されている。

ハノイからは車で2時間でわりと気軽に行けるのが良い。

定番のハロン湾か、アクセス重視でニンビンか・・・

予約するときかなり迷ったけど、いろいろ比較したうえでニンビンに決めた。

楽しみをとっておくために、インスタで他の人の写真を見すぎず、そして詳しいことも調べすぎずに当日を迎えた。


ホテルまでツアーバスが迎えにきてくれるんだけど、
昨日ホテルマンが案内してくれた通りオープン前の朝ごはんフロア(バイキング)でボックスに詰めて行くことに。

ハノイ旅行記 ホテルのバイキングの様子
貸切でござる
ハノイ旅行記 朝食バイキング
洒落たチーズとナッツ

リゾートホテルじゃないし特に期待はしていなかったんだけど、種類豊富でしかもおいしそうで予想外だった。

明日ゆっくり選んで食べるのが楽しみだ!

夫にはアイスコーヒー、私と息子には冷たいアイスチョコドリンクまでつけてもらえた。イェーイ!

ハノイ旅行記 朝食ボックス
ハノイ旅行記 これから世界遺産ツアーに参加します

バスはガンガンにエアコンが効いていて嬉しい。

ハノイ旅行記 リムジンバスの車内
リムジンバス
ハノイ旅行 バスの中で朝食
パンとフルーツ

ゆっくり朝ごはんを食べながら目的地へ向かう。

今回は英語のツアー。多分全員で15人くらいいて、私たちのほかに日本人は男性のペアが一組いた。

元々英語力ないのにさらに衰えてて、ガイドさんの話1ミリもわからなくて始終こんな顔して話聞いてた。

・・・?

Wi-Fi繋がってるときはGoogle翻訳のマイクをオンにして必死にガイドさんの声拾ってなんとかニュアンスを読み取ってたんだけど、Wi-Fiが切れたらもうサッパリよ。

毎回つなぐWi-Fi、切れたら話題も曖昧でわからんバイバイ(韻踏むな)


しばらくしてバスが止まり、トイレ休憩タイム。

と思いきや!トイレがある建物の中に謎の会議室のような小部屋があって、自動的にそこへといざなわれる。

なぜかタオルの営業始まった。

ハノイ旅行記 ニンビンのツアーで謎の営業を挟む

この絶対に無許可のドラえもんが・・・

ハノイ旅行記 それは何?

実は開くと着れるんです〜!(テッテレー)

何を言ってるのかさっぱりだったけど、おそらく「抜群の吸水力!」「こんなに伸びて頭にも巻ける!」「ストールにもなるしワンピースにもなる!」ってことかな。

こういうツアーって宝石店とか、何かしらのお店と提携しててしれーっと組み込まれてることが多いよね。今回のこのタオル営業?も、スケジュールには書いてなかった。

ハノイ旅行 絶対に偽物のロッツォさん

違うタイプの無許可ロッツォさん×4。

気を取り直してまたバスに揺られること、スタートから約2時間後・・・

最初の目的地、ムア洞窟に到着。
洞窟といっても中に入るのではなく、洞窟の上をトレッキングするのがあくまでメインとなっている。

入り口のところで三角帽子の貸し出しがあったんだけど、家族全員キャップをかぶっていたのでスルー。
この三角帽子、ベトナムらしくていいよね!

ハノイ旅行 ムア洞窟の入り口

ついたら戻りの集合時間だけ決められていて、各々別行動。

約500段の階段をのぼって絶景を見下ろすもよし、休憩所でアイス食べて昼寝するもよし。(ここに来てそれだけする人いる?)

ハノイ旅行記 ムア洞窟500段の階段スタート
スタート地点
かっこいい龍

常日頃より運動不足なので、500段の階段と聞いて正直時間内に登れるかな…と不安だった。
30分〜40分くらいが平均らしい。

山登りすらしたことない小2の息子も一緒に頑張るぞ!と気合い十分。まわりを見ると、小さい子も結構いた。

登っては下を見て、少しずつ変わっていく景色を楽しむ。どんどん高くなっているのがわかるとテンション上がる!

サイドに連なるベトナムの国旗🇻🇳がアクセント。

ハノイ旅行 ムア洞窟

それはそうと

めちゃくちゃ暑い。

あんまり触れてこなかったけど、とにかく暑すぎて尋常じゃないくらい汗が止まらないのと、顔が火照って見たことないくらい真っ赤になっている。


ハノイの8月の平均気温は33℃らしいんだけど、絶対体感40℃くらいあったと思う。日差しの強さと湿気も手伝って、間違いなく人生で一番暑く、一番汗をかいた日になった。

人生で一番だなんて小学生みたいな言い方だけど本当に!

ハノイ旅行記 ムア洞窟からの景色
ひんやり冷感シート一瞬でぬるいシートに
この急さ伝わる?

階段は結構急なのと、段差が高いので脚がかなり疲れる。あと踏み場の面が狭い!

ハノイ旅行記 ムア洞窟 世界遺産ツアー

途中、脇に洞穴があってそこから少しヒンヤリした風が吹いていて涼むのに最適だった。それでもまぁ暑いんだけども。


途中で大きなサーキュレーターのある休憩スポットがあって、たくさんの人が涼みながら休んでいた。

私たちもそこで立ち止まると、サーキュレーターの主みたいな人が笑顔で風をこちらに向けてくれた。優しい!


汗だくでついた展望台からの景色がこちら!

ハノイ旅行記 ニンビン ムア洞窟からの景色

絶景!

今見えてるあっち側をのぼるルートもあったんだろうけど、圧倒的にこっちを選ぶ人が多いみたい。

反対側は、タムコックの田園風景が見える。

広角あるある:体が伸びる
ハノイ旅行記 ニンビン タムコックの景色

蛇行する川と、連なる山々。
のどかな田舎の風景に癒される。

川の水は茶色だけど。
(ハロン湾は綺麗なエメラルドグリーンなので、そういう水のある風景が見たい人はハロン湾のほうが向いてるかも)


下を見ると頑張ってのぼる人や
カメラを向けられポーズを撮る人の姿が見える。

偶然映り込んだ向こう側でイェーイってやってる人、このデータ差し上げたい。

360度素晴らしい景色で感動したんだけど、暑すぎて息子のテンションが下がってきた。わかるよ。



ということで下山。
行きよりは帰りのほうが楽ちんでしょ!と思いきや、下りは下りで普通にしんどい。

何より暑い。(しつこいけど)

日焼けが怖くて長いズボンと半袖にしたけど、完全にホットパンツにタンクトップで挑むべきだった。

夏にベトナム行く人は本当に熱中症対策しっかり気をつけて!東京も沖縄も比じゃなかった。


下に戻ると少し時間に余裕があったので、アイスを食べながらのんびりお散歩。


ブランコのフォトスポットがあったので息子と。
こういうのって日本だとわりと並んでることが多いけど海外だもだいたい人がいない。



続いてランチタイム!
団体客ばかりだったのできっとツアー会社と提携してるレストランなんだろう。


バイキング形式。ホテルのものとは違いローカル感強いおかずが多く、特に説明もないので"これはなんだろう?"と思うものも。

どぎつい赤のテーブルクロスが眩しい。こういうところであれもこれもと欲張ると痛い目に合う可能性があるから、最初は控えめに。

ランチはツアー代に含まれてるんだけど、ドリンクのみ別料金なのでその場でお支払い。


食べ終わった人から自由時間。
レストランの横にレンタルサイクルがあったので借りてぐるっと周辺をまわってみた。


ハノイ旅行記 ニンビン レンタルサイクル

木漏れ日の降り注ぐ中、風を受けながら自転車で走っていると顔の火照りも少しだけ和らいだ。

束の間の時間だったけどとても気持ちよかった。


ハノイと比べて、働く人たちがみんなゆるい雰囲気でのんびりとした空気が流れていた。


自由時間が終わるとまたバスに戻り、すぐ近くの古都ホアルーへと出発。

つづく。

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