見出し画像

井上尚弥 vs ルイス・ネリ

5月6日、井上尚弥 vs ルイス・ネリの試合が行われた。
会場は東京ドーム。34年ぶりのボクシングマッチである。この一戦はAmazonプライムで配信された。

僕は、Amazonプライムの配信をライブで観戦した。
今まで圧倒的な勝利を上げてきた「モンスター」井上尚弥。対戦相手は、ルイス・ネリ。ボクシング好きなら一度は目にしたことがある名前だろう。ネリは山中慎介選手と2戦しており、1戦目はドーピング疑惑で勝利。2戦目は1.3キロオーバーで失格となったが、2回にTKOで勝利をした。

そんな''悪童''と言われてるネリとの一戦。
僕は過去の井上選手の試合も見ているため今回も圧勝するだろうなと思っていた。

以下ネタバレ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


しかし、井上選手は第1ラウンドにまさかのダウンを奪われた。
34年前に行われた東京ドームでの一戦では、マイクタイソンが38戦目で初黒星をつけられた。
ヒヤヒヤしたが、そのヒヤヒヤは第1ラウンドだけで、第2ラウンドからは井上選手が試合をコントロールし、2回、5回とダウンを奪い、6回にフィニッシュ。勝利し、見事防衛をした。

素晴らしい活躍を見て、僕もやる気がみなぎりました。スポーツには、人に影響を与えることができるもの。改めて感じました。感動をありがとう。


一方、格闘技は軽量というものが存在する。リミット体重を守るために過酷な減量を選手たちは行う。ときには、体重をオーバーしてしまうときもある。プロフェッショナルなら体重を合わせろという意見があると思うが、全員が必ずしも上手くいくものではない。


計量オーバーになると、試合が中止になるパターンと条件付きで試合を行うパターンのどちらかになることが多い。
試合が中止なる場合は、それまで楽しみにしていたファンはガッカリする。その試合が仮にメインだとすると、試合の運営する方たちも頭を悩ませるだろう。

計量オーバーでも、試合を行うパターンの場合、計量をクリアした選手が勝ったときのみ試合が成立するということが多い。しかし、オーバーしている選手と対戦するのは危険なことでもある。パンチが重くなり、選手の安全が守られるかわからない。

皆さんはどちらが良いと考えますか。選手の安全を第一に考えるか、多少のリスクはあるが試合をファンの皆様に届けるために開催するか。
また、スポーツマンシップとはなんなのか。
さまざまなことを考えさせられた試合でもあった。

井上選手、ネリ選手、いい試合でした。
ありがとうございました。

次回は何書こうかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?