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【事業承継型M&A譲渡相談】60代前半 防災設備工事業経営者~番頭への開示~

今回は、実際の譲渡相談をノンネームベースでどのようなご相談があったか、どのような選択肢を提示させていただいたかについて投稿させていただきます。

【社長のご状況】

・地場で30年続く防災設備工事業
・創業社長であり、3年ほど前に大手M&A仲介会社セミナーに参加
・番頭はおり、その方への承継も視野に入れているが、彼の同意も得れれば、第三者承継も検討してもいいとお考え

【相談経緯】

①番頭への承継は考えているものの、今後の更なる会社の発展のためには、これまでの経営以上に工夫が必要であり、荷が重いかもしれない
②過去、M&Aのセミナーにて会社にとって、良いことである認識はあるものの、その後のメールやDMがしつこく、どちらかといえば、鬱陶しさになっていた
③まだ先でもいいが、どのような進め方になるのか気になり面談

【お伝え事項】

①M&Aの進め方を説明。番頭さんへの開示は、具体的な候補先と社長がトップ面談をした後に、「ここになら託せそうだな、番頭さんを大事にしながら、うまくやれそうだな!」と思えたら、話をした方がいいことをお伝え。
下記資料の赤枠あたり

M&A流れ

②番頭さんも何もない状態でM&Aも検討しているというと不安だけが煽られ、社長への不信感や離反のリスクになる

③入口のアドバイザリー契約にて、着手金が発生する仲介会社、発生しない仲介会社もある

【反応】

・社長の候補先への納得感→番頭の納得感も得ながら進められるのであれば、その選択肢をより具体的に検討していってもいい
・番頭への開示のタイミングは気になっていたので、すっきりした
・あとは、候補先がいるのかどうか、というのは気になるので、また話を聞かせてほしい

以上のようなご面談となりました。

引き続き、どのようなご相談が多いのかを発信してまいります。

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