鎌倉殿の13人　第30話考察

−あらまし−

二代目鎌倉殿の源頼家。最近彼の体調が芳しくない。先日、頼家失脚の為に時政は全成に呪術をお願いしていた事がバレる。激高する頼家。全成の首をはねようとするが母、政子の説得により流刑が決まる。義時以下御家人達は全成を刑の軽減を求める嘆願書を密かに作成。

さて、何としても鎌倉での地位を盤石にしたい企能員比だったが、鎌倉殿より「自らの領地を全て民に与えよ」との命が下される。この命に怒り狂う比企能員だったがある考えが浮かび全成の下を訪ねる。

比企能員は全成に再び呪術による呪いをかける様に嘆願する。全成は困惑するが、今の鎌倉殿が生きている限り流刑になった全成が鎌倉に帰る事はできない。最愛の妻実衣に思いを馳せる全成。再び呪術での鎌倉殿の失脚を目論むがこれが早々にバレてしまい結局全成は処刑となる。全成の陰陽で雨と雷が唸る中、全成は果て…空は澄み渡る。

義時は全成をそそのかし鎌倉を自分の意のままにしようとする比企能員を許さない。鎌倉殿に直に比企の企みを聞いてもらおうとした矢先、鎌倉殿が病に倒れる。

−感想−

比企能員(佐藤二郎)がドンドンどす黒くなっていく😱佐藤さんが演じているからもっと飄々したカンジのキャラかと思ってた💧それにまして義時がドンドン逞しくなっているように思います。義時の妻の比奈は比企の出。北条家と比企家の狭間でどうなるのかこれからたのしみです。

−こぼれ話−

全成を演じた新納慎也さん😋新納さんと言えば僕は真田丸での豊臣秀次が印象に残ります。繊細で臆病だけど決める時にはちゃんと意見を言う。しかし秀吉の期待とお家騒動に耐え切れなくなり亡くなる秀次。そんな豊臣秀次像を新納さんは丁寧に描いていたと思います。今回の全成もどこか気持ちが優しい所があり新納さんの演技や人柄がそうさせるのかなと思いました。新納さんお疲れ様でした✨