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保護動物引き取る 10の条件
こんにちは、maaの井上です。
もし家庭でペットを飼いたいと思ったときに、ペットショップで買うか、保護動物を引き取るか迷うかと思います。
ペットショップであればまだ幼い動物や珍しいミックスの動物を買うことができます。
しかしどうせ自分の家庭で命を育てるのであれば、これから殺処分されてしまうかもしれない保護動物を助けたいと思う人も少しずつ増えています。
実際にドイツやギリシャでは保護動物を引き取ることが主流となっています。
では保護動物を引き取るにはどんな条件が必要なのでしょうか。
日本動物愛護協会が提示する10の条件をご紹介したいと思います。
1 住宅がペットを飼える状況にあること
お住まいの住宅がペット可である必要があります。また、ペット可であっても近隣の住宅に迷惑をかけうる状況でないことが重要です。
2 ペットを迎えることに家族全員の合意があること
家族の誰かの反対を押し切って引き取っても、後々トラブルになってやっぱり飼えないとなっては元も子もありません。
3 動物アレルギーの心配がないこと
家族内で動物アレルギーがないかは事前にしっかり検査しておきましょう。
4 そのペットの寿命まで飼育する覚悟があること
基本的に動物の世話は大変です。給餌、給水、快適な生活環境の用意、健康管理等です。犬だったら定期的に散歩する必要もあります。
それにトリミングや病気になったら病院に連れて行かなければなりません。動物の診療には保険に入っていない限り自己負担なので、病気がちな子であれば毎月それなりの金額がかかります。
これらはペットショップでの購入であっても全く同じですが、動物の一生の責任を持つ覚悟をしなければなりません。
しかしながら、私も病気がちなチワワを飼っていますが、大変である以上に動物が与えてくれるものも多いので、きっと乗り切れると思います。
5 世話をする体力があり、その時間をさけること
先程にも申しました通り、動物の世話は大変です。その世話をこなせる体力や時間を設けられることが必要です。
6 高齢になったペットの介護をする心構えがあること
動物も歳をとれば介護が必要になります。それに病院の費用もかかるようになってきます。それでも最後まで面倒を見切る覚悟が必要です。
7 経済的負担を考慮すること
食餌代、生活用品、ワクチン代、トリミング代、病院代など、人と同じようにいろいろな費用が掛かります。それだけのお金を捻出できる経済的余裕必要です。特に病院代は病気や事故の種類によってかなりの額になることもあります。最近はクラウドファンディングでも高額になってしまった病院代への寄付がよくみられますね。
8 必要なしつけと周囲への配慮ができること
やってはいけないことはしっかりしつけしなければいけません。ひらがなばかりになってしまいました。特に他のお宅のペットに危害を加えるようであると大きなトラブルを招いてしまいます。そうならないリスクマネジメントができなければなりません。
9 引っ越しや転勤の際にも継続飼養する覚悟があること
飼い主がペットを手放す理由として、引っ越し先の条件により飼えなくなった、ということはいまだ多くあります。確かに家探しは大変ですが、家族を手放すほどでしょうかとは思いますが。そうならないようにしっかりペット可の住宅を選ぶようにしましょう。
10 飼えなくなった場合の受け皿を考えておくこと
病気や事故などでどうしてもペットを飼えなくなってしまう状況はあると思います。万が一の引取先を身内や友人などで探しておく必要があります。
ここまで10個の条件を書きましたが、皆さんはどう思ったでしょうか。
ほとんどが当たり前のことですが、意外と厳しく感じますよね。
しかし売るだけのペットショップとは違い、保護動物を譲渡する以上は責任と覚悟を持って最期まで飼っていただかなければ意味がありません。
少しハードルはあるかもしれませんが、日本もドイツやギリシャのようなペット先進国を目指していきたいものです。
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