大変だったけど、ワーホリ出発できて本当に良かった
初めまして。ma5aminです。
30歳になったのを機に、このままで良いのだろうかと考えた末、新卒から9年勤めた会社を辞め、同棲していた彼氏とも別れ、音楽の国オーストリア🇦🇹へワーホリで行くことにしました。
(トップの写真は7月に再入国した際のザルツブルク空港)
スケジュール
2019年
10月 ビザ取得作業開始
10月30日 オーストリア大使館で書類提出→不足情報あり&申請が早すぎて差戻
12月06日 再申請→ワーホリビザ(Dビザ)発給
2020年
2月23日 日本→ウィーン
3月16日 ウィーン ロックダウン
4月06日 ウィーン→日本
7月18日 日本→ザルツブルク
9月02日 ザルツブルク→インスブルック
10月5日 インスブルック→グラーツ
11月 グラーツ→リンツ
12月 リンツ→未定
1月 帰国(予定)
たくさんのトラブルと苦悩
3月中旬にウィーンはロックダウンして、レストランも博物館・美術館も全て閉鎖。スーパーと公園にしか行けない日々が続きました。
3月末には次の宿泊地(ウィーン内)に移動だったのですが、前日20時にいきなり宿泊がキャンセルされました・・・夜通し宿を探し、「明日から泊まりたいのだけど、営業しているか?」という問い合わせメールを送ったりして、なんとか次のアパートメントを見つけることができました。
ところが、宿を移して1週間後の4月初旬、アパートメントから強制退去(政府の新しい通達により営業できなくなったので、3日以内に出て行って下さい、と一方的に返金とメール連絡)。
ビジネス目的以外での滞在が不可となり、ワーホリのワーをしていない私は、次の宿泊地を見つけられず、帰国。
帰国してからは、大使館にビザの期間変更・延期の特例措置の依頼をしようとメールを送りました。しかし、4月時点ではビザ関連の業務を行なっていないとのことで、お願いを聞いてももらえませんでした。
東京もまたロックダウン真っ只中。ワーホリを諦めて就職活動をするのか。地方に数ヶ月滞在しようかしら(と思った矢先に県をまたぐ移動の自粛要請)。色々悩みましたが、今ここでワーホリを諦めたら一生後悔すると思いました。
5月下旬、世界的なイベントが次々と中止される中、ザルツブルク音楽祭が開催されることが決定しました。再検討されたスケジュールと演目が公開され、もともとチケットを購入していた私は一般よりちょっと優先的にチケットを購入することができました。そして幸運にも、この頃にはビジネス目的のみの滞在という規制がなくなっていました。
もうこれは、後ろ指をさされてでも行きたい。行くしかない。縮小された音楽祭の日程に合わせ、14日間の隔離期間も考慮し、7月中旬に再出国。飛行機も欠便・欠便の取り消しが相次いで、2回便の変更をしましたし、4回くらい旅行会社に電話しました。出発の数日前にようやく便が確定した感じです。
ここまでを振り返ってみて
ビザを取るまでも結構色々大変だったのですが、そんなことすっかり忘れるくらい、平時では経験しない、たくさんのトラブルや困難がありました。それでも今、出発できて良かったと感じています。
一度しかない人生、しなかった後悔より、した後悔。あの時すれば良かった・・・そんな後悔だけはしたくない。やってみて後悔しても、それはやらなければ経験できなかったことで、自分にとって大きな学びになります。
ワーホリ予定だったけど行けなくなった方もたくさんいると思います。本当に残念ですし、かける言葉が見つかりません。。私は本当に幸運でした。
もし、ビザの申請が後2ヶ月遅かったら。
もし、コロナの流行が数ヶ月早かったら。
もし、オーストリア🇦🇹でのコロナ対策がもっと遅かったら。
ビザを取得できなかったかも。
入国できなかったかも。
再入国できなかったかも。
私の再出国を理解してくれた家族やお友達、泊めてくれてる家主さんやごみ収集をしてるおじさんたちにも感謝しながら、感染防止対策をしっかりしながら、オーストリア🇦🇹での生活を送りたいと思います。