Linux Mint Timeshiftによる復元 - メモ

動作環境と手順の範囲

  • Linux Mint Cinnamon 21.3 インストール 手順1の環境からMint22へのアップグレードした時にバックアップを取りましたが元に戻せるのか?実験したメモです。テストした環境は仮想環境のLinux Mint22→21.3です

  • 下記内容は正常状態下での旧バージョンへの復元確認の為、障害発生時では手順が異なる事が考えられます。もし私同様に復元を初めて試す方は仮想環境下でのテストをおすすめです。データ損失やMintが起動しないトラブルがあるかもしれません。

Timeshiftによる復元

◆ Timeshiftを起動します

将来ハードディスクからMintが起動しない障害が発生することを想定し、Linux Mint Cinnamon 21.3 インストール 手順1で使用したメディア(USB/CDなど)から起動します。
起動したらメニューを開きTimeshiftを起動します。通常は英語表示ですが日本語で。

メニューからTimeshiftを起動
RSYNCスナップショットで「次へ」をクリック


スナップショット保存先を選択して「次へ」をクリックします


復元するスナップショットを選択して「次へ」をクリックします
別環境のスナップショットを復元したりしない様に注意下さい

復元開始

復元先のデバイスを指定します。「次へ」をクリックします
指定を間違えるとLinuxが立ち上がらなくなります。
十分確認して下さい


現在のファイルとスナップショットファイルを比較します


ここでは確認のみ行います。「次へ」をクリックします


最終確認となります。表示された内容で問題が無ければ
「次へ」をクリックすると復元開始です。


復元進行中のダイアログ


完了メッセージ。「閉じる」をクリックします

(参考)Mint動作中のハードディスクから
Timeshiftを実行して復元する場合は
本メッセージは出力せずにリブートします。

GRUBのUPDATE

復元後
メニューを表示して起動している場合
メニュー名がUbuntuになります
Mintを起動後にログイン後に端末(Terminal)で
GRUBをupdate-grubで更新します
sudo update-grub

エラー等無ければ、リブートするとメニューはMintの表示になります



終わりに

正常状態からの旧バージョンへの戻しなので動作する確率は高かったのですが、無事復元することができました。将来トラブル発生した時に最低限の手順を調べたメモでした。

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