Linux GRUB メモ-その1
Linux Mint Cinnamon 21.3 インストール環境で説明します
GRUB (GRand Unified Bootloader)は導入済のOSの一覧からOSを起動する事が可能です。1つのOSしか入れて無い環境ではデフォルト設定では一覧表示は非表示です
GRUBで変な設定してしまうと、起動しなくなるかもしれません。テスト環境で試してください。
GRUBメニュー
デュアルブート構成の場合は自動でGRUBメニューの表示が有効になります。
Mintを一つだけ導入した環境ではメニューはデフォルト非表示ですが、Mint起動時にUEFI起動ならESCキーを、BIOS起動ならSHIFTキーを何度か叩くとメニュー表示します。キーを押すタイミングが難しく、普通にLinuxMintが起動してしまうかもしれません。
UEFI起動の場合で、どうしてもGRUBメニューに入れない場合は下記を試してみてください。
UEFI(Boot Manger)に入る。(機種によって異なりますが、PC起動した時にF1,F2またはDELなどのキー押すと入れます)
UEFIの起動メニューから、Ubuntuをカーソルで選択します。(Mint環境でもここはUbuntuになってます)
ENTERキーを押してUbuntuを起動させた直後にESCキーを押すとGRUBメニューに入りやすいです。ESCを連打するとメニューを通り越して後述のコマンド画面に入る事があります
GRUBメニュー
サブメニューに入ると古いバージョンのカーネルで起動できます(古いバージョンを保持していれば)。プログラムが動作しない理由でカーネルが疑われる場合は、Enterキーを押して起動してみると良いかも。
GRUBコマンドモード
GRUBメニューで「c」を押すとGRUBコマンドモード(コマンドプロンプト: GRUB>)に入ります。
トラブルでLinuxが起動しない場合に、GRUBリソースモード(コマンドプロンプト: GRUB Resource>)で立ち上がることがあります、使えるコマンドはGRUBコマンドの一部が使える様です。
GRUB メモはその2へ続く
終わりに
システムの復旧で関係ありそうなので調査したメモです。まだOSが起動出来ないことは無いのですが調べてみました。
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