『ストレスゼロの生き方』を読んで②
こんにちは。今回は「『ストレスゼロの生き方』を読んで①」という数日前に僕が書いたnoteの続きです。
著者は筋トレ社長ことTestosterone氏。
筋トレ要素は少ないので、僕みたいな非筋トレer(?)にも是非読んでほしいw
前回同様、本の中で「これいいな!」と思った言葉をピックアップしてその感想を書いてみました。
『余力があるうちに、逃げる』
・ヤバい環境にいると、だんだん正常な思考回路が回らなくなってくる。人間関係でストレスが溜まり、仕事や勉強のノルマに追われ、睡眠不足で自律神経が狂ってしまうと、正常な判断ができなくなってしまうのだ。
・「このままこの場所にいたら確実に心身を壊すな」と思ったら、余力があり、正常な判断がくだせるうちに逃げ始めろ。
自分の不調に気づくのに遅れ、元に戻すのに大変な思いをした人を何人か知っている。
それで、僕が最初に「あれ?なんかこれヤバくね?」と思ったとき、すぐに産業医に相談してしばらく会社を休むという手段をとれた。
2,3日で復活できたくらい軽傷だったし、周りへの仕事での遅れなど後で後悔することも多々あった。
だが、あのまま放置していたら3年は会社に居られなかったかもしれない。
前回の経験から、今回の2回目の不調が起きた時は危険を察知して、早めにブレーキをかけた。
ただ、今度は将来に対する不安で逆に体調を崩す日があった。
もう少し踏ん張るべきだったのかい、早めにブレーキかけられて良かったのかい。どっちなんだい、俺のメンタル。
『不安定を、受け入れる』
・一昔前だったら安定を求めるのも1つの選択肢だったろう。だが、残念ながらこのご時世において安定など存在しない。とてつもないスピードで目まぐるしく変化する社会において、安定という概念は消え去ってしまったのだ。
・変化のスピードが速く安定しない現代社会において、安定する唯一の方法は不安定を受け入れることだ。
・連続した不安定を乗りこなす術を身に着けた者のみが安定を手に入れる。これ以外に安定する方法は存在しない。
このページを読んでパッと思い浮かんだのはコロナのこと。
あんな不安定要素は誰も予想できなかったし、世の中も大きく変わってしまった。
いつ大きい地震が来るかもわからない。
全然別の話だが、大学や会社など安定を求めていったはずの僕だった。
確かに組織に所属している安心感はあった。
だが、突然の体調不良、理不尽な上司、突然投げられる訳の分からない仕事。心は不安定なままだった。
ずっと平行線をたどっていく安定なんてなかなか得られないし、それなら不安定を対処する力を身につけたいですね。
『自分の気持ちに素直になると、決める』
・自分の気持ち以上に大切なアドバイスなんてものは存在しない。
・他人の意見を参考にするのは良い。むしろ、人生の先輩とか経験者からのアドバイスは素直に感謝して受け取ろう。でも、それに従うか否かは自分の頭で考えて決めろ。
・決断の際に自分で考え抜いて出した結論とフィーリング以上に大切なものなどない。
まさにその通りだなぁと思った(小並感)
全くどうしたらいいかわからない状態の時は、知識のある人にアドバイスもらうのが絶対いい。
ただ、そこまでじゃない何か迷いがあって相談してる時って、大体は自分の頭の無意識には結論がある気がする。僕の場合は。
でもその結論に自信がないから、誰かに背中を押してほしいんだと思う。
誰かに悩みを聞いてもらえるとすっきりもするし。
おわりに
今回、2記事に分けて本の備忘録を書いてみた。
この備忘録を書いたことで、日常生活に具体的に結び付けられるようになったかと聞かれたら、絶対まだそんなことはない。
ただ、今回
・本にペンで線を引いたりメモ書きをつけてみる
・Evernoteに文章の下書きを箇条書きでつくってみる
・読んだ本の備忘録をつける
などをやってみて、何となく本の使い方(?)のレベルがちょっと上がった気がする。
本を日常的に読む人は当たり前にやってるんだろうなぁ・・・w
今後、この本とは何か迷った時に解決のヒントや安心感を得るための道具として、何度も見返すような長い付き合いとなったらいいなと思う。
おしまい。