具体と抽象をいききして思考をクリアにする
先日積読で紹介した書籍のひとつ、「解像度が高い人」がすべてを手に入れる。この書籍を読んでの気づきを書こうと思う。
これを読む以前に
解像度を上げる、という書籍も読了していました。
解像度に関する書籍が2冊。
以前所属した業界では「解像度」は、プリントアウトされる画質のきめ細やかさ、もしくは粗さを表現するものだった。解像度、という言葉に反応して購入した、というところもあります。
この言葉、最近はビジネスシーンでもよく使われるそうで書籍には以下のように記されている。
この書籍はワークを行いながら読み進める。
具体⇔抽象トレーニングを行って解像度を高くしていくのだ。
この書籍の親しみやすさは具体的な例が提示され、問題を解いていく。
そしてひとつの解が提供される。
解は著者の権藤悠さんが例の一つとして提供してくれる。
解は一つではないのでわたしなりに考え、解をノートに記していく。
第3章 具体化思考トレーニング
●「抽象→具体」トレーニング
問題1「免許がなくても運転できる乗り物」
私の考え方:免許がないと運転できない、から導き出した。
●「相違点探し」トレーニング
問題5:「空港の書店」と「繁華街の書店の違い」
私の考え方:いったことのある空港、よく行く書店。
それぞれ1店舗に絞って考えた。
書籍を購入する人、書店へ行く目的、書籍の種類、いつ読む等の違いから導き出した。
●「原因分析」トレーニング
問題13:「さえない喫茶店」がさえない原因
私の考え方:さえない、を定義する。これは人によって「さえない」のとらえ方が違うのでは、というところから考えた。
第4章以降、問題等は割愛して、トレーニング内容だけ記載した。慣れている人にはなんてことないワークかもしれない。
結果的に、苦手と気付いたトレーニングはそれなりに時間がかかりました。
第4章 抽象化思考トレーニング
●「共通点探し」トレーニング
●「分類」トレーニング
●「要点抽出」トレーニング
第5章 具体⇔抽象トレーニング
●具体と抽象の「間」をとるトレーニング
●「比喩」トレーニング
●「具体⇔抽象のチューニング」
やってみての気づきは「太文字」表記した箇所が苦手だ、ということ。
全体を見ると第5章が比較的苦手。
時間を書ければできることはあっても、例えば商談の場においては悠長に時間はかけられない。
とすると、日ごろから具体⇔抽象を行き来するトレーニングをしておく必要があるなぁ、と。
解像度についての気づきはnoteを書くにあたってもあった。
わたしの課題、抽象化。
私の経験を臨場感たっぷりに話すことは得意、これは具体化。
そのまま伝えてよい場合と、そうではなくてその経験から少し離れて、俯瞰して物事を伝えたほうが良いときがある。これが抽象化。
このnoteは自分の経験だからこそ、ではある。
とはいえ、具体⇔抽象を行き来してよりクリアに伝えることは必要なスキルだな、と思った書籍でした。