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非日常 2024年12月

51冊目となる非日常 2024年12月が完成しました。非日常プロジェクトとはその月に撮影したスナップ写真を一冊の写真集にまとめるというものです(縛りはRICOH GRⅢ&GRⅢxで撮影した写真だけで構成)。
このプロジェクトを始めた詳細は note 「非日常」プロジェクト始動 をご参照ください(非日常関連の記事は 非日常マガジンでまとめております)。
非日常 2024年12月BEATS に1月18日から置いています。A4サイズ 72P 2000円(送料込み)で受注販売してます。利益は殆どありませんw

また、2021~23年のベスト版の「非日常 2021年」「非日常 2022年」「非日常 2023年」はそれぞれA4サイズ 144P 3000円(送料込み)で受注販売してます。「非日常 2021年」「非日常 2022年」「非日常 2023年」の展示での総括は以下のリンクからご覧ください。

各種SNSにてお気軽にお声がけください。年間や他の月のバックナンバーについても受注販売で受け付けています。

非日常 20024年12月

年末年始はニューヨークへ撮影に行ってきました。表紙はニューヨーク・マンハッタンで撮影した飛翔する鳩です。いきなり、前を歩いていた鳩が飛び立ったので脊髄反射でシャッターを空に向けて押しました。今回の72ページは「沖縄」「大阪」「ニューヨーク」で構成されています。

では、非日常 2024年12月 の写真集に入っている写真を少し紹介します。

沖縄・那覇

那覇・牧志の市街地をウロウロしていた時に出会った光景です。恐らくこの女性と猫は顔なじみだったのでしょう。女性に撫でられて、気持ち良そうにしている猫の表情が印象的でした。シャッターを押した後に女性が僕に気がついて、「あら、私が邪魔だったですねぇ。」という感じに申し訳無さそうな表情を浮かべていましたが、「いえいえ、猫との交流の写真が撮れて有り難かったです。」とお礼を言いました。


大阪・北新地

ウィリアム・クラインの写真集”New York”の中に有名な写真でネオンが車に写っている光景の写真があります。同じモチーフでいつか撮影したいと思っていましたが、やっと満足した写真が撮れました。ネオンだけでなく、その場の雰囲気を入れるために背景に夜の繁華街の人々を入れました。
BEATSで9月にウィリアム・クラインのトリビュート展示があり、今回、NYへ行った目的は、その展示写真を撮影するためだったりしますです。

NY Manhattan

雨の日に向こうから工事現場で働く人達が歩いてきました。気になってチラチラ見ていたのですが、その中の一人が僕のカメラに気がついてポーズをし始めました。そこで僕が大胆にカメラを構えたら、皆さんがポーズを取ってくれたという日本では稀な出来事でした(インドでは良くあるけどw)。
右奥の人達が傘をさしていて雨と分かるところも気に入っている部分です。


NY Manhattan

NYのマンハッタンの冬と言えば有名なのはマンホールからの煙です。マンハッタンはパイプを地下に張り巡らせており、スチームを街全体に送り込むことで建物内の暖房として利用しています。そのパイプの熱で発生した水滴や雨の水がパイプに触れて水蒸気になってマンホールから煙が出ています。この煙を作画したいと思い、何度か狙いました。風でこの煙の形は大きく変化しますので、煙の形と人の動きのタイミングを見計らって撮影しました。


では、また。

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