写真展「夏景」Kolkata 総括
2024年9月11日~15日 BEATS
今年に「夏景」に参加させて頂きました。夏景 とは夏に旅をした旅情がテーマのグループ展です。
過去二回の「夏景」総括はこちらです↓
今回の夏景の7人の夏の旅の目的地は以下となっています。僕は8月にインド・Kolkataに行った時の写真を展示しました。インドは何度も行ってますが、Kolkataは15年ぶり二回目でした。カメラはGRⅢで撮影し、予備のGRⅢ含めてGRⅢとGRⅢxの三台以外は持っていきませんでした。
Kolkataはインドの西ベンガル州の州都で、インドではデリーとムンバイに次ぐ人口第3位(448万人)の都市です。イギリスによるインド植民地化の拠点となり、かつてはカルカッタと呼ばれていましたが、2001年に現在のKolkata(コルカタ)と変更になりました。
Kolkataは日本の夏より湿度が高くて、歩き周るだけでもシンドかったんですけど、小まめな水分補強を心がけて実質八日間を過ごしました。いつもインドに行くときはカップ麺を持っていきます。町中での食事も食中りが怖いので食物には十分注意をしました。撮影が目的の旅なので、体調を崩すことはとにかく避けたいですから。
約2m幅に合計15枚カラー写真を展示しました。右下にインド・コルカタのブックも置きました。ブック Kolkata 2024 はA4サイズ 144P 3000円(送料込み)で受注販売してますので、お気軽にお問い合わせください。
では、展示写真の中から数枚ピックアップします。
初日の朝に散歩してて、いきなり街中での羊追いのシーンに出会しました。13年前にも見れたので、未だに見れたことに感銘を受けました。このときは数枚しかシャッターは切らなかったのですが、この後に後悔することになります。というのも初日に出会えたので、簡単に出会えるだろうと深追いしなかったんですよね。次の日からも毎朝、朝食前に散歩したのですがその後、一度も出会えなかったんですわ(涙)
気持ち良さそうに木陰で寝ている犬を見つけました。光と影の感じが良くて、この写真を撮る為に犬を起こさないように縦・横に慎重に撮影してました。ふと横を見ると、若い女性二人が僕の撮影の邪魔をしないように待っててくれてました(汗)ごめんなさい。集中し過ぎました。
スクールバスに出会いました。ロバート・フランクの超有名な写真集 THE AMERICAN の表紙に使われているバスの写真が頭を過ぎりながら撮影しました。フランクの写真に比べるとかなり陽気ですが(笑) カメラに向かって手を振って くれていますが、これは僕が手を振って誘導したのではなく、カメラを構えただけで皆、大喜びでした。これが Kolkata です。
花は神事の重要なアイテムなので、すごい数の花屋さんが固まっている花市場で撮影した1枚です。これらの花は捨てられていたのですが、その花たちと自分の影を入れて構図を決めました。自分の存在証明ということで、展示のセンターの下段に配置しました。
朝の散歩で見かけた光景です。交尾していた二匹に嫉妬?して、自分もいれてくれと乱交に加わる一匹の図です。野良犬がいない日本では見ることの出来ない光景ですね。交尾していた二匹はとても冷静でした(笑)
ブティックの女性と猫がジャレ合っているシーンです。猫がとてもかわいくて、面白い格好をした瞬間を切り取りました。GRⅢの速射性で捉えることが出来た写真です。Kolkata は犬も多かったけど、猫も多かったです。
コルカタの西にはガンジス川の派川であるフーグリー川が流れています。川では沐浴する方々もいるが、流石に自分は自重しました(汗)このシーンは朽ちたような舟と人々、そして空の光芒に鳥が丁度良い位置に来た時にシャッターを押しました。フォトショの加工ではありません(笑)
本当はこういった店で買い食いをしたかったんですけどね。今考えると保守的に行動しすぎたかもですね。夜の焼き鳥屋さんです。うねるような煙が面白いと思い撮影しましたが、右奥の赤い布がアクセントになってますね。
ということで、インド・Kolkata の夏を感じてもらえたら嬉しいです。
また、インドの別の地域を旅したいです。
最後にいつものように配信がありましたので、貼っておきます。
では、また。