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森山大道展 後期

2024年9月12日~10月21日(鑑賞日:2024年9月21日)GR SPACE TOKYO

2024年8月11日にOPENした僕が愛用しているカメラ RICOH GR の聖地となる新しいスポット GR SPACE TOKYO が原宿に誕生しました。ここではカメラの展示・販売だけでなくギャラリーやブックカフェも一体となっており、GRシリーズの使用感を試したり、アクセサリーを購入したりできるほか、現行GRの修理も受け付けています。

そのGR SPACE TOKYOオープン記念企画展として、ストリートスナップの大家・森山大道氏(1938‐ ) の写真展を開催していました。館内の入場は無料で展示写真は基本的に撮影OKでした。

下記の日程で前期と後期で分かれており、写真の一部の入れ替えが行われたそうです。僕が行ったのは後期でした。

<前期> 2024年8月11日(日)~9月9日(月)
<後期> 2024年9月12日(木)~ 10月21日(月)

僕が持っている写真集では森山大道氏の写真集が一番多いので、大好きな作風の写真家であります。

写真家紹介

それでは展覧会に入ってみましょう。特に気になった写真をピックアップしていきます(リフレクションが映ってしまっているのはご了承くだされ)。

三沢の犬

一番最初の写真は有名な「三沢の犬」です。青森の三沢にはアメリカ軍基地があるのですが、昔、米兵がアメリカから犬を連れて来て帰国するときに連れて帰らずに野良犬になってしまい三沢には犬が多かったんだそうです。この「三沢の犬」は裏焼き(左右逆)というのは有名な話ですが、そうした理由は左から捲る雑誌でよりインパクトが強くなるからだそうです。

三沢の犬像  photo by 松永 亨

これはギャラリー内にあった三沢の犬像を僕がGRⅢで撮影した写真です。奥の森山氏の二枚の作品が背景になっています。ライティングによる影も素敵ですね。


森山氏自画像

先程の僕の写真「三沢の犬像」右奥のにあるのがこの作品です。Paris 88-89に入っている作品です。古く剥げた鏡面が趣深く格好良いですね。背景の二枚のポスターの存在が効いています。


A Cat in NY

1971 年に New York で撮影された写真です。恐らくホテルの中に迷い込んだ猫なのでしょうが、壁の模様含めて実に怪しげですね。このように連続写真を並べて展示するのも面白いですね。


ギャラリーではこのようにラフに作品が貼られていました。その中で心に引っかかった二枚組を以下に並べておきましょう。

いやぁ。今でも見入ってしまいます。そして、ギャラリー内には森山氏の写真を動画で流していたのですが、それがまた説得力のあるスナップで見入ってました。そして、ギャラリーを出た後はモチベーションを上げてGRを持って渋谷の街を撮影したのでありました。東京は遠いけど、前期も観るんだったなぁ。。。

では、また。



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